2001年5月21日発行
スキャンダル連発の広末涼子は情緒不安定なのか、これが地なのか
これはちょっと異常ではないか。女子大生タレント広末涼子(20)の“豊富”な異性関係のことだ。
広末といえば、飾り気のなさと高知市という地方出身の純朴さが最大の売り。
実際、そのイメージで現在は11本のCMを抱えている。
ところが、女子高生時代に21歳の男性と半同棲が発覚。自称モデルのプータローだった。
その男と別れると、若手俳優の伊勢谷友介(24)と同棲。
その伊勢谷とも最近になって別れ、今度は中学の同級生だった専門学校生をホテルに引っ張り込んだという。
「自分の娘がこれほど派手だとは、田舎の両親も信じられないはず。母親が足しげく上京しているのも分かります。
今度の相手は、大きめのTシャツにダボダボのズボンという、いかにもルーズな格好。
女性誌報道によれば、1泊10万円のスイートに2泊したようです」(芸能リポーター)
このホテルは、映画の製作会見で突然泣き出したり、CM撮影をドタキャンするなど、
最近情緒不安定な広末に気を使った周囲が特別に用意したものだ。
「所属事務所もお手上げのようです。私生活を注意しようにも、エキセントリックな彼女は聞く耳をまるで持たない。
異性トラブルで一時3本にまで減ったCMが、徐々に増えてきた矢先の新たなスキャンダルです」(前出・芸能リポーター)
男関係の派手さは、もはや病気なのかもしれない。
2001年6月19日発行
深夜にタクシーで広末涼子に追いかけられた金子賢とはどんな男?
これまでほとんどスキャンダルはなかったが……
広末涼子(20)の奇行ぶりが止まらない。
映画の会見でナゾの号泣、CMのドタキャン、中学時代の同級生とのホテル連泊など。
そして、先ごろ目撃された深夜のカーチェイスだ。
若手俳優の金子賢(24)の乗るタクシーを彼女もタクシーで追跡したというのだ。
その情報を語った芸能リポーターの東海林のり子氏によれば、
「よっぽど慌てていたんでしょうね。“サイフを持ってこなかったの。
お金はホテルのフロントに置いてあるから”とタクシーを降りていったそうです。
運転手さんがホテルのフロントに取りに行くとお金は置いてなかった」という。
それにしても、深夜に広末に追いかけられた金子賢とはどういう男なのか。
芸能界入りは15歳のとき。ドラマ「いちご白書」でデビューしたが、その後は鳴かず飛ばずだった。
売れない時代は遊び一筋。
「いつも身ぎれいな格好して、朝はゴルフやって、昼はサーフィン、夜はビリヤードと寝るヒマを惜しんで遊んでいた」(芸能プロ関係者)
小学校から始めたゴルフ(ハンディ6)とサーフィンはプロ級の腕前。
役者として注目されたのは、96年北野武監督映画「キッズ・リターン」だ。
ボクサーをあきらめチンピラになる主人公を熱演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
その後、ドラマ「いちばん大切な人」「氷の世界」や映画「秘密」などの話題作に出演。
「秘密」では広末と共演したこともある。
一見遊び人風だが、これまでスキャンダルはほとんどなかった。
唯一うわさになったのは小室哲哉と別れた直後の華原朋美との錦糸町デートくらい。
だが今回の広末との仲は相当進んでいるようだが……。
2001年7月6日発行
プッツン広末涼子の奇行
記者会見で突如泣きだしたり、CM撮影をドタキャンしたりで、最近では「プッツン女優」の呼び名が板についてきた広末涼子(20)が、また、やらかしてくれた。
タクシーで150キロ分をタダ乗りしたり、ドライブインで突然、大声で歌いだしたり、地ベタにペタンと座り込んで、ファンの子供たちと話し込んだり……。
もうすっかりイッてしまっている様子なのである。
広末の“大奇行”を報じたのはきょう発売の「フライデー」。奇行があったのは6月下旬の土曜日のことという。
前の晩は“新恋人”とウワサされる金子賢(24)と飲み明かし、渋谷の自宅に戻ったのは午前5時半。
ここからの行動がすさまじい。まず、一睡もせずに自宅前でタクシーを拾い、当日、ロケが予定されていた千葉県・白浜町のドライブインに一直線。
ところが、広末は所持金ゼロだった。そこで、食堂に居合わせた客に走行距離150キロ、約4万円の運賃を無心している。
広末はその後も食堂に居残り、ファンの若者たちとおしゃべりしたり、突然「おばちゃん、カセット貸して」と言って、大声で歌いだしたり……。
「ケータイの電波が入らな〜い」と言って、近所の野山を駆け回る姿もカメラに収められている。
どうやら、この日のロケは中止になったようだが、広末は昼過ぎまで食堂に陣取り、
「カレーライスちょうだい」とやって「あんた、おカネ持ってないんでしょ!」と“逆襲”される一幕もあったという。
かつての清純派は間違いなくコワれている。
2001年7月9日発行
広末涼子に囁かれるCM降板、早大中退、タレント活動休止…
広末涼子(20)の暴走が止まらない。
現在、広末はドラマ「できちゃった結婚」(フジテレビ)に出演中だ。
ほかにフランス映画「WASABI」の撮影も同時に行っている。CM出演も多数。
そんな超多忙の広末が6月下旬に都内のバーで朝方まで飲んだくれ、交際相手の金子賢のマンションに上がり込み、
その後、自宅に戻ってから千葉・白浜町のロケ地までタクシーにただ乗りしたというのだ。
このタクシー料金は約4万円。この時の広末の手持ちはたった1060円。
困った広末は居合わせた見ず知らずの夫婦にお金を借りてタクシー代を払った。
また、この日はロケ地が変更になり、都内で撮影が行われていたが、広末はそのことを知らずに白浜町に来てしまったようだ。
携帯電話で連絡を取ったものの、通じないため、「電波がつながらな〜い」とたまたま入った食堂で大騒ぎ。
結局、この日の広末は仕事をスッポカした。当然ロケ現場は大混乱した。
広末がすごいのはここ数カ月、プッツン騒動を連発させていることだ。6月に金子賢を追いかけてタクシーに無賃乗車。
5月の連休中に行われた映画「WASABI」の記者会見で突然泣き出したり、
故郷の高知の同級生をホテルに招き入れて連泊したり……。CM撮影もドタキャンした。
しかし、今回は決定的なチョンボだ。
携帯電話のCMに出ているのに、「携帯電話がつながらない」と騒ぎ、
ビールのCMに出ている広末が酔っぱらって問題を起こしているのだからシャレにならない。
「彼女にはプロ意識が決定的に欠如している。事務所と連絡が取れない、
撮影の前に台本を覚えようともしないというのではタレント失格です。
クライアントも苦り切っていると思う。だいたい今どき携帯電話が通じない場所なんかありませんよ。
ビール会社がもっとも嫌がるのは酔って問題を起こすことです。
かつて柳葉敏郎が酒癖が悪いと評判になって、アルコールのCMを降ろされました。
清純派・広末の賞味期限は切れたも同然です」(芸能評論家・肥留間正明氏)
こんな奇行がエスカレートすれば業界から“引退”の動きが出てくるだろう。
2002年1月4日発行
広末涼子 大手スポンサーから見放された彼女が完全にキレるとき
“奇行”で騒動を巻き起こした広末涼子(21)の今年はどうなるのか。
このところの広末は巻き返しに必死である。
元日にスカパーで放送された「RH新春告白 平成14年元旦 広末涼子14の本音!」で
“奇行”“プッツン”などと書かれたことに反論した。
広末は「自分じゃないことを書かれてつらかった」などと語ったのだ。
しかし、こんな彼女の言葉をもうだれも信じていない。
というのも、これまでのあまりの行状にあきれたスポンサーが起用をためらい始めているのだ。
「去年の広末は信じられない奇行の連続で、普通ならその時点で芸能界から追放されてもおかしくなかった。
なのに、持ちこたえることができたのは大手のスポンサーがバックアップし続けたからです。
しかし、ここにきてさすがに広末を見限り、春先には契約を切られることになっています」(芸能リポーター)
プッツンの発端となったのはジャン・レノと共演した映画「WASABI」の記者会見で、この映画が今月下旬にも公開される。
再びこの映画の会見で“爆発”という事態は十分にあり得る。