1999年6月9日発行
広末涼子は行く気のない早大など退学し演技の勉強をしたらどうか
下手な演技で名作「鉄道員」に水差した
久方ぶりに邦画が活気づいている。その話題の中心は高倉健(68)が5年ぶりに主演した映画「鉄道員(ぽっぽや)」(東映・降旗康男監督)だ。
公開日だった5日には、出演した広末涼子(18)、大竹しのぶ(41)、小林稔侍(56)らが舞台あいさつした劇場に、
徹夜組を含め開場前から長蛇の列ができる盛り上がりようだった。
「いい映画を作れば黙っていてもファンは集まってくるという見本ですよ。
一口でいえば高倉健のために作られた映画だといっていい。
寡黙で融通のきかない男を演じ切った高倉健には、男のエレジーがヒシヒシと伝わってきた。
仕事柄、毎日のように映画を見ていてちょっとやそっとでは感動することはないが、
この“ぽっぽや”の健さんの演技には何度か胸がつまる思いがしました」(映画評論家・秋本鉄次氏)
映画は生後間もなくにして娘を亡くし、妻にも先立たれた北海道のさびれた駅の駅長(高倉)の、愚直なまでの生きざまを描いている。
クライマックスは17年前に死んだはずの娘(広末涼子)との出会いだ。現実と幻想がないまぜとなった世界で、父と娘が抱き合う。
父には娘を幼くして死なせた悲しみと悔恨、娘には自分を愛し続けてくれた父への思慕の情。その2つの思いが交錯する。
「ここがこの映画のヤマ場で泣かせどころなんですが、広末の演技の未熟さがこのヤマ場を台なしにしてしまっている。
現実にはいない娘という役どころなのに、幻想さも神秘性もまったくない。出番がきたから出てきました、といった感じで突然現れる。
しかも“お父さん、ありがとう”という広末の泣かせのセリフが、場違いなほど甲高く変なイントネーションで語られる。
健さんの渋さに酔っていた気分がいっぺんに冷めた。あの場面で広末でなければもっと深みのある映画になっていたと思う。
結局、広末の起用は客寄せパンダでしかなかったのでしょう」(前出・秋本氏)
せっかくの名作にマイナス点を付けたと指摘された広末。
そういえば、入学してわずか1日しか登校していない早大では、学生が作った学内のミニコミ誌が広末に関してこう書いている。
「ミニコミ誌の内容は一部女性誌が紹介したものですが、実に的を射ている。
“広末さん、あなたの化けの皮は剥がれています。あなたは演技も歌も下手だし、広末涼子の代表作って言われても何も思い浮かびません。
それを『早稲田』というブランドで補っているだけ……”と痛烈に批判している。
まさにその通り。行く気もない大学などサッサとやめて、もっと演技の勉強をした方がいいですよ」(芸能ライター・佐々木慎吾氏)
“作られたアイドル”の前途はやっぱり険しい。
1999年6月29日発行
「広末涼子騒動」を見る目
マスコミも大学も学生もプロダクションも本人も“狂っている”としか思えない広末涼子初登校のバカ騒ぎ
今春、“堂々”と早大に入学を果たした広末涼子(18)が先日初登校したが、そのバカ騒ぎぶりはもう狂っているとしかいいようがなかった。
たかが小娘タレントが大学に登校するというだけなのに、その様子をとらえようと100人を超える大報道陣が群がる異常さ。
スポーツ紙や芸能週刊誌の大ハシャギはまだしも、一般全国紙までがそろって1面カラーで報じたのには驚かされた。
「社会の木鐸(ぼくたく)としてほかに伝えるべきことがあるだろう」という声はもっともだ。
一方、この騒ぎをつくった早大も地に落ちたものだ。
私学の雄などと一人悦にいっていたが、今回の“広末騒動”でいかに薄っぺらな大学なのかをさらけ出した格好だ。
この狂態を見る有識者の目は?(敬称略)
●高木祐一郎
(放送ライター)
「一番情けなく思ったのは、こんな18歳の小娘タレントに振り回されているマスコミですよ。
広末の所属事務所から“本人が何時何分に初登校します”という連絡を受けると喜々としてノコノコ出かけていく。
そのうえ現場では、広末に同伴した女性に隠れて本人をよく撮れなかったカメラマンが“再登校”のヤラセを要求。
それを広末サイドにあっさり断られると目を血走らせて怒鳴るというバカバカしい光景もあった。
情けなさを通り越して哀れに思えたね。
それに『広末入学実行委員会』と称して、得意そうに広末をガードし、群衆をかき分けていた学生たち。
レジャーランド・早大と思えば理解できるけど……」
●麻生千晶
(作家)
「まったく早稲田も落ちたものです。昔早稲田といったら私学の雄といわれ、日本の知性を代表していた。
それが、一般入試ではなく、自己推薦とかいうわけのわからない制度で彼女を合格させたうえ、学校に来るというとガード役までする。
知性ある大学人のやることとはとても思えない。マスコミもそう。
広末が授業を受けに行ったことを朝日、読売、毎日とも1面写真入りで報道したのはビックリした。
これは大新聞の記者たちがいかにニュースに対する取捨選択ができないかを証明したようなものです。
話題になれば価値があると思う点では、サッチー騒動と同じ。
国会では、盗聴法、国民総背番号制など戦前を思わせるキナ臭い法案が法制化されようとしているこの時期に、
大新聞が広末ごときを1面に持ってくる見識が問われるべきです。早稲田出身のマスコミ関係者は多い。
そういう方たちが声を上げないのが信じられない」
●清野徹
(コラムニスト)
「広末が授業に出たというだけで、ワイドショーがあれだけ騒ぐのはスターがいないことの証明だと思う。
彼女に代わる者がいれば、こんなに騒がれなかったはずです。
彼女が注目されるのも第二のマドンナが出てくるまでのことですよ。
ただ、彼女に同情すべき点もないではない。彼女は大人たちの商売の駆け引きに使われている。
早稲田が彼女を合格させたのも、志望者を増やそうという魂胆があったからだろうし、彼女の事務所も早稲田ブランドで売ろうということでしょう。
しかし、大人たちの思惑がどうであれ早稲田ブランドを手にした彼女にあえていいたい。
学問がしたいと自己推薦制度を利用して入った以上、同せいはやめるべきでしょう。
彼女のために落ちた子のためにも、セックスする前に学問をすべきですよ」
●松崎菊也
(戯作者)
「カメラマンに交じって早稲田の学生が1000人以上も集まっていたのにはビックリした。
おまけに、写真まで撮ってるやつもいた。
広末が来たら許さないなんて声が出ていたはずなのに、登校したらこのバカ騒ぎでしょう。
おまえら、誇りもなんにもないのかという気持ちにさせられた。学生がこうなら大学側もひどいもの。
“入って授業に来ないのは本人の都合。何年かかっても出ればいい”という意味のことをいっていたけど、これはおかしい。
本来、何年かけても出ればいいというもんじゃない。4年間で卒業するのが本分でしょう。
それなのに大学側が何年かかっても……ということ自体、宣伝のために彼女を合格させたとしか思えない」
●須藤甚一郎
(元芸能リポーター・目黒区議)
「私も早稲田の卒業生ですけど、たかが学生の登校に所属事務所が“学校へ行きますよ”とFAX流すバカがあるかっての。
だったら、おまえんとこは広末が学校へ行くたびにFAX流すのかっていう論理だよ。早稲田もバカだね。
いくら少子化で受験生が集まらないからって、2カ月半もズル休みするような人間を採っちゃダメだよ。
事務所としては、広末が大学に合格した時点で9割方目的は果たしたんだし、もう学校に時間を取られるようなバカはしたくないんだろうが、
こういったタレントをモノ扱いする姿勢は改めるべきと思うね」
1999年7月27日発行
インターネットにあふれる広末涼子への誹謗と罵詈雑言
マスコミにチヤホヤされてモテモテなのに…
主演映画「秘密」の撮影がスタートし、もうすぐエッセー本が出版されるなど相変わらずモテモテの広末涼子(19)。
ところが、そんな彼女を憂うつにさせる、猛烈なバッシングがネット上に氾濫している。
これが、あまりの過激さに思わず目を背ける。
「広末はもう落ち目」といった内容はまだマシな方で、中には「ムシズが走る」「うぜぇんだよ」と感情むき出しの発言まである。
揚げ句に「勘違いアイドル。どこが可愛いの? 早稲田大学に合格したとしても馬鹿に変わりはないよ」といったものも……。
「通常、ネットでアイドルへの書き込みは応援メッセージのたぐいが多数を占めるものですが、彼女の場合はほとんどが罵詈雑言で、これほどの嫌われようは過去に例を見ません。
大学の不登校や無名モデルとの同棲がマスコミに騒がれだしたあたりから、ファンの間に反発が強まったようです」(芸能ライター・新藤興二氏)
広末の所属事務所側は慌ててモデルの伊勢谷友介との“同棲”を打ち消したが、直後、一部マスコミに証拠写真が掲載された。
彼女の部屋で2人が下着姿でうろつく姿がバッチリ写っていたのだ。
「これが報じられた途端、今度は『男とヤッてるヒマがあったら大学へ行け!』とか、
『もうヒロスエがCMに出てる商品は買わないように』といった商品の不買運動もネット上にあふれた」(パソコン専門誌記者)
タレント批判のあおりを食う企業側には、随分と迷惑な話に違いない。
実際、NTTドコモの一部支店は、広末への誹謗中傷に耐えかね、開設していた「広末サイト」を急きょ閉鎖してしまった。
「彼女のスキャンダルの多さに嫌気が差し、スポンサーから降りたところもある。一部週刊誌が報じている郵政省のことです。
彼女がキャンペーンのイメージにそぐわないという理由で、予定していた切手CMから降ろしてしまった。
また、広末には女性の反発も強い。先ごろ行われた『女性自身』の“女が嫌う女”アンケートで、彼女は20代女性の嫌われ度ワーストワン。
あの中村江里子や野村沙知代より嫌われているのだから、その嫌われ方は計り知れません」(前出・新藤氏)
作られたアイドルにはやっぱり風当たりが強いのか……。
402 :
名無しさんは見た!:02/07/28 16:04 ID:AqCib0sB
400げっとっと!
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(゚Д゚,,)
⊂⊂ヽ ノ (´´
ヽ )つ (´⌒(´
し (´⌒;;; ドテドテドテ
1999年10月16日発行
「広末は終わった」の声、声!
主演作「秘密」のベタコケでささやかれる
広末涼子メジャー初主演作! として鳴り物入りで公開された「秘密」の入りが芳しくない。
なにしろ、書き入れ時の土日、それも繁華街の劇場でガラガラ状態だから推して知るべし。
「これでヒロスエも終わったな」との声が映画関係者の間でささやかれたという。
「厳密に言えば、映画では“ヒロスエの始まり”なんてなかったわけだから“終わり”もクソもないんですけどね。
その前の『鉄道員』のヒットは原作(浅田次郎)と高倉健の力であって、彼女の助演なんて、むしろ学芸会演技で足を引っ張ったといわれています。
今度は作品の評判も上々で、彼女の演技も“ひと皮むけた”と好評だったのに、このありさまですから。
今後、彼女の主演作が当たるという確率はゼロに等しい。
周囲は一生懸命、本格派女優に育てようとしてるのに本人に自覚が欠けている」(興行関係者)
そんな主演作ベタコケをよそに、広末自身は中国語の授業を受けるため10月上旬、久々に早稲田大学に“後期授業初出席”。
今回は春の初登校の時のようなパニックもなく静かなもの。一体あの騒動は何だったのか。
もはや“追う価値なし”と見られているし、ファンのヒロスエ離れも著しいとか。
「もう若い人のアイドル人気はとっくに深田恭子、田中麗奈などに移っています。
ヒロスエなんて過去の人です。“インテリ清純派アイドル”という早稲田の先輩吉永小百合ラインで売ろうとしたんでしょうか。
いかんせん本人の資質がついていかない」(芸能ライター・新藤興二氏)
確かにそうだ。“特別に入れてもらった”一流私大ではロクに授業も出ず“落第確実”。
そのくせオトコには熱心で、昨年の夏には、当時のモデル、MITSUUの木造アパートでの“8時間愛”がバレたし、
今年の2月には伊勢谷友介との“横浜デート”と“半同せい疑惑”が発覚。
相手があまりにも小物だったことも、彼女の値打ちを落とした。未成年喫煙疑惑もしかり。
「このままじゃツブれますよ。事実、この夏、郵政省の“21世紀切手発売キャンペーン”のメーンキャラクターから降ろされているし、
仕事も大物は来年1月スタート予定の連ドラぐらいしかない。
これを利用して大学生に徹するならともかく、オトコ狂いじゃ先が思いやられます」(前出・新藤氏)
主演作「秘密」のベタコケの重い事実をどう受け止める、涼子チャン。
早稲田で“仏頂ヅラ”してる場合じゃないゾ。
2000年1月3日発行
この2000年消えゆく女と大ブレークする女
広末涼子
完全に化けの皮がはがされ、ジリ貧一途の“元清純派アイドル”
99年後半は大暴落と言っていいだろう、広末涼子(19)である。
早稲田大入学時のあのフィーバーは一体なんだったのか、と嘆きたくなるほどの凋落ぶりは哀れですらある。
「彼女は96年から“ピュア系アイドル”、昔でいえば清純派人気を引っ張ってきましたが、ケチのつき初めは無名男との交際発覚、
それに“特別扱い”で無理やり早大に入学した上にサボっているという幻滅感から一気にファン離れが起きました。
98年までが独走状態だっただけに、その落差が際立ちましたね」(芸能ライター・新藤興二氏)
本人も居直っているのか、ヤケクソなのか、テレビのバラエティーで「私はみんなが思っているような特別な女性じゃない」と発言したり、
対談で「立ちションしてみたい」と放言したり、ファンの夢を壊すようなコメントが目立った。
99年秋公開されて大コケした主演映画「秘密」での“オバサン演技”も、ファン離れに拍車をかけた。
まるで化けの皮がはげてしまったのだ。
“作られたアイドル性”を失ってしまえば、平凡な個性しかない広末はもうお呼びではない。
事実、彼女の主演で映画を撮ろう、ゴールデンタイムの連ドラに使おうか、という声は聞こえてこない。
激減したCMにも、更新して、新規で、という“奇特な”スポンサーはほとんど見当たらない。
「すでに業界は完全に“ポスト広末”に入っています。
NTTのCMは加藤あいが引き継ぎ、“ピュア路線”でいえば内山理名、池脇千鶴、アイドル系なら鈴木あみ、深田恭子に取って代わられていますから。
広末はもう“賞味期限ギリギリ”、2000年は“期限切れ”。だれも食いつきゃしない、ともっぱらです。
この凋落は、ちょっと前の裕木奈江のケースに似てるんじゃないですか」(CM関係者)
裕木奈江といえば、平成の初めごろ、電信会社、JRAなどのCM、テレビドラマなどで引っ張りだこだった“ピュア系アイドル”。
それが一気に凋落、のちにヌード写真集も出したが、中途半端な出来で話題にもならず、現在も沈んだままの存在だ。
その二の舞いを広末も演じるのか。「広末の行く末」とオヤジギャグのネタにされるようじゃ、もう“終わってる”?