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ナースマン松岡 刑事、キャリア熱い男イメチェン
業界初の看護士ドラマ
　ＴＯＫＩＯの松岡昌宏（２４）が来年１月１９日スタートの日本テレビ系
新ドラマ「ナースマン〜俺たちは白衣の天使じゃない〜（仮題）」（土曜・
後９時）に主演することが２０日、分かった。女性社会に飛びこんだ看護士の
苦悩と奮闘を描くヒューマン病院コメディー。看護士が主人公のテレビ
ドラマは初めてという。熱血漢役が多かった松岡の、これまでとは違う
一面が見られそうだ。
難病患者との淡い恋も
　日本テレビ系「ＬＯＶＥ＆ＰＥＡＣＥ」の新人刑事、フジテレビ系
「ショカツ」の警察キャリアなど“熱い男”を演じてきた松岡が１８０度違う
キャラクターにチャレンジする。
女性が男性社会で挫折を繰り返しながら成長していく物語は数々あったが、
「ナースマン」は全く逆。女性社会であるナースの世界に飛び込んだ看護士＝
ナースマンが、男であるがゆえに経験する滑稽（こっけい）なハプニングや
苦悩を、コメディータッチで描く。
松岡は、医師から「男のくせに」と邪険に扱われ、看護婦たちには「男なんだ
からしっかりしなさい！」といたぶられる看護士役。頼まれればイヤとはいえず、
女性の命令に思わず従ってしまい、すぐ弱音を吐く。得意なものといえば、女系
家族に育ったため料理や洗濯など家事全般。これまでの男っぽいキャラとは程
遠い役柄だが、やる時はやる男を演じる。
難病患者との淡い恋物語もあり「笑いと涙で、元気と勇気と希望を与える
ドラマにしたい」と河野英裕プロデューサー。病院を舞台としたドラマは多く、
松岡もフジ系「ナースのお仕事２」で敏腕医師を演じているが、看護士が
主役となると「テレビドラマでは初めて」（河野プロデューサー）という。

　松岡は「見た人が『オレも看護士になりたい』と思うような人間像を
演じたい」と意欲満々。出演はほかに、婦長に大竹しのぶ（４４）、主任
看護婦に小林聡美（３６）、先輩看護婦として連続ドラマ初レギュラーの
お笑いコンビ「オセロ」の松嶋尚美（２９）。口のたつ看護婦軍団が、
松岡を“鍛え上げる”場面も注目だ。