意外と知られていないけどTVの4:3って、元々画面のすべてが写っている、
ってわけじゃない。
昔は機器によって切れる位置が違うから、それを吸収するために、
セーフフレームとして最初から画面外になってもいい部分と、
解像度不足で、ロングがつぶれないように、元の画面の上下左右、
何パー分かも、最初から切り取ってブローアップして放送素材を作ると、
国際規格で決まっていたから。
だからワイドで放送すると、上下が切れるかわりに、左右は元々
写っていなかった部分が復活するケースもある。
アナログ時代に昔の4:3映画で、ロールチェンジマークの丸が
半円になっているのを見た記憶がある人いないかな?
あれ劇場で見ると、ちゃんとした円形なわけで、結構画面って
上下左右全部ちょっとずつ切れていたのが当たり前だったんだ。