>この件が物語中で全く触れられないのは不自然そのものなのである。
この最大のポイントはスルーされてしまっている。
だから、だったらその点は「自縛の紐」だってまった同じだろうに、と言っている。
その上で、メイントリックであり、即=犯人の決め手になってしまう「自縛の紐」の
方が問題だろうと言っている。
そういえば、まず、「自縛の紐」では通話記録を元にきめ細かく追及している、
と書き、追及されて苦し紛れに「残念だったな」というありもしない台詞を
根拠に(その台詞を聞き落としては見たとは言えないとまで言って人を罵倒)
コロンボの、もともとありもしない「共感」を論じようとした件について、
ここでしっかり回答してもらおうか。
>「死者の身代金」の印の付いた金を使わせて追い込むという手法は、
>リアル過ぎて謎解きミステリとしての逆トリックの面白さが皆無。
視野狭窄の極地だなあ。殺人計画が「偽装誘拐」だったから、たまたま
証拠となるアイテムが「金」だっただけ、というのが普通の考え方だろうに。
「印の付いた金」=警察物、というのは、いくらミス住でも表面的すぎない
か? 唖然としたぞ。というわけで論外。
>そもそも「死者の」には、「殺人処方箋」の鞄の重量、「ビデオテープの証言」
>の足跡のような 細かい疑問点を積み重ねながら犯行を謎解きしてゆくという
>「コロンボ」らしいミステリの面白さも 薄く、
またしても、ろくに番組を観ていないことが丸分かりのデタラメ。何で再見してから
書かないかな?
*車のシートレバー
*電話で様子を聞かなかった
*裁判所での反応
*使用人にちょうど休暇を与えていたタイミング
*なぜ二十二口径の小型拳銃を使ったのか、という推理
*バッグをそのまま持ち去らなかった不自然さ(これは秀逸)
*「どっちのバッグ?」という一言を巡る攻防
と、ざっと数えてもこれだけあり、手がかりの数では「ビデオテープ」より
多いほど。少なくとも、どう考ええも「クライム物」ではないな。