「犯罪ドラマのような異色作」とはまったく感じないな。
その上に、
>>239(副音声スレ) さんの書いている『STAY TUNED』での記述(だよね?)は、
やはり大きいよ。
>同作でのコロンボは、レスリーが 完全犯罪をぎりぎりまでなし得た
>彼女のその特殊な思考を最後に読み、
>そこに欠けているものを読んだ上であの罠を用意したわけである。
『コロンボ読本』で、町田氏は、その伏線がマーガレット登場のシーンでの
レスリーの台詞に綺麗に張ってあることと、マーガレットがそのための
存在(謎解きのための駒)として設定されていることの見事さをていねいに
考察している。あれを読むと、ミステリとしてのクオリティがよく理解できる。