刑事コロンボについて語ろう 第29話

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279ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE
基本講義の場ではないのにな、駄目な奴多過ぎ(w
戦争の定義は「国家間又はこれに準じる実態を備えた武装勢力間の争い」というのが、
一般的でしょ。(従って、国家VS国家に準じる武装勢力集団も「戦争」である)
これに対して、内戦の定義は単に「国内対立勢力による争い」とするのが一般的。
「戦争」の定義を広く把握し、内戦を含めて把握する説もあるが、その実態に照らして見た場合、
ラフに過ぎ、かえって定義の曖昧化を招くものと言い得る。
(2ちゃん糞スレの論争まで「戦争」と称するが如し、、「これは戦争だ!」と叫んでいるアホが
特撮板にいた(w )
以上の概念規定を歴史に当てはめて見た場合に、
例えば、幕末の「戊辰戦争」(ネーミング?)は権力機構内(幕府も朝廷も有力各藩も、
そして篤姫も機構内の装置のひとつに過ぎない)の主張の違いによる争闘に過ぎず、
「戦争」とは言い得ず、また、権力機構の崩壊・交代等も無いため「革命」でもなく、
ある程度の空間的・時間的なスケールは有するものの、権力機構内における下からの権力闘争、
いわゆるクーデタ的ものとして把握されるのが妥当である。
これに対して、米の「南北戦争」は北部諸州と南部諸州がそれぞれに国家連合的性格を持って
対峙した、正に「戦争」の呼称がふさわしいものであり、単に国内権力機構内の対立の場合とは
異なり(緩和・融解が比較的容易)、敗戦した南部諸州が「国家」として大きな衰退期を迎えたのは
歴史の帰結と言い得ようか。