エアーウルフ 2機目

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944ドミニク
ドミニク「うまく当てたな。」
ホーク「5万ドルの使い道としては悪くない。」
ドミニク「いや10万だろ?2機落とすのに2発使ったじゃないか。それだけじゃないぞ。
     地面に大きな穴をあけて煙を出すのに、手持ちの弾薬の半分はつぎ込んだからな。
     しかしあれは良かった。頭いいぞ。非常によろしい。」
ホーク「どうも!」
ドミニク「・・・」
ホーク「どんな具合だ?」
ドミニク「ああ。イカれたのは電機系統だ。無線は当然用を成さない。
     それからエンジン部分ではターボが不調だ。配線は応急処置で直せる。
     だから一応飛べるようにはなるが全力は出せん。」
ホーク「・・・」
ドミニク「ワシでもお祈りを唱えたぐらいだ。もう観念してたんじゃねえか?あの人は。」
ホーク「・・・」
ドミニク「ああ、差し支えなければ話してくれんか。お前さん、あの人とはどういう関係なんだ?」
ホーク「愛してた。愛し合ったんだ。」
ドミニク「!」
ホーク「俺の子を身ごもったんだが、」
ドミニク「!!」
ホーク「嫌がって。お互いに若かったからな。」
ドミニク「・・・」