なぜ日本のドラマはつまらないのが多いのかpart4
演技力・脚本云々は誰もが思ってるだろうから置いて、映像演出を挙げたい。
日本ドラマはいちいちセリフで語ろうとする。ラストに演説するのもある。
映像作品なんだから暗喩で表現してなんぼだろ。
暗喩のインパクトはどんな言葉より強い。
日本ドラマ=マイケル・ムーア級
あれなら声優が脚本を朗読してくれた方がいいよ。
今CSIをビデオで見てる。
これは(・∀・)ホレイチョ!のメアリー・スー具合といい、日本のトレンディドラマに近いと思う。
GTAを模した「殺人TVゲームの真似」殺人が起きる。
次の犯行を知るためにウルフ捜査官(唯一の若者系キャラ)が当のゲームをやるんだけど、
そのシーンでゲームにのめり込んでいく彼の瞳をアップで映し続ける。
あの暗喩は鳥肌が立つほど上手かった。
そしてこの後も「ゲームの影響」を匂わす伏線が山ほど出る。
ハイハイそっちのお国もゲームの影響ゲームのせいオチですかヤレヤレ
ところが実は風評被害者と思われたゲームの制作者が、ゲームの宣伝のために若者を扇動して事件を起こさせていた。
この手の心地いい視聴者騙しはPrison Breakに多くあった。
暗喩表現で思い込ませ、さらにそれを使って騙す。本当に上手い。感心する。
でもそもそも暗喩に気づかなかったら全然面白くないだろうなw
あとマイアミは普通に映すとそれだけで陽気になるから、空に黒いフィルタをかけることが多い。
事件が解決するとフィルタをはずしてる。
他にも小演出が沢山ある。ホレイショの動きが面白すぎて見えてないんだけどw
ただ、画面を連続で白く飛ばしまくる演出は止めてほしいな。
スピード感が出るんだろうけど目が痛い。