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ミステリ板住人:
NHKで『コロンボ』がオンエアされていた当時は、各作品ごとに評価付けるという傾向
はなかった。つまり、児戯(『二枚のドガの絵』等)は児戯として見れば良しとしていた
感じかな。
思い込みが強い風説(ミステリとしてつまらない『祝砲の挽歌』が傑作と
持ち上げられたり、大監督になったスピルヴァーグ作品が不当に高く評価されたり等)
が盛んに垂れ流されるのは、妙な刊行物が出て来る90年代以降かと思う。
『コロンボ』はコメディの要素もあるミステリ・ドラマ、
『古畑』はミステリ仕立てのコメディ。
従って、本質を異とするため、その評価基準も異なり、ダイレクトな比較対照は無理
かと思う。