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ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :
「二枚のドガの絵」には、肝心要なオチのコロンボの指紋に繋がる伏線が皆無な状態、
この点に関して、過去ログを見ても本作の支持者は一切反論は出来ていない。
また、「構想の死角」は、コロンボが犯人ジムの自白があったと強弁し無理やり終了モード
となる。
ジムは、現実の事件と同様な構想を記したメモが存すること、この構想が自身によるものであることまでは認めているが、メモにある構想を素にしてジム自身により犯行が実行されたことには何ら言及してない。
つまり、犯行の自白など無いのである。
「別れのワイン」の犯人エイドリアン等の場合とは異なり、以後の自白を想起させるようなケースではなく、
狡猾なキャラであるジムが、あっさりと自白があったかの如く投降してしまうのも不可解至極と言い得る。
さすがにミステリ板では問題視された点ではあるが、この板で盲目的に本作を傑作と
のたまう輩は、いまだにこの点について論理的な反論が出来ない様なのである(w
ところで、かなり若き日のジムがヒチコック劇場(「65才の花婿」)に出てたな。