国内に日本ポルノ物の70%を供給したキム氏(29)が警察に逮捕されたというニュースが、18日、
ネチズンの最高関心事に浮上した。
キム氏はネチズンの間で‘人気スター’だった。 この日、キム氏関連情報はポータルサイトのリアル
タイム検索順位で1位になり、キム氏の逮捕記事には数千件のコメントが書き込まれた。
ほとんどのネチズンはキム氏を擁護し、警察を責める内容のコメントをインターネット掲示板に載せた。
ネチズンの論理は、キム氏が2年半の間、5000万ウォン(約600万円)という薄給(?)で、夜も十分
な睡眠を取らずネチズンのために奉仕してきたということだ。 書き込みの中にはキム氏の善処を訴える
デモを繰り広げようという提案もあった。
キム氏の行為は法律に抵触する不法であり、ポルノはまだわいせつ物に規定されているという意見も
あったが、少数だった。 また警察がわいせつ物をオンラインで流布しているネチズン20人余に対する
捜査を拡大すると伝えたことに対し、これに反発する意見も多かった。 個人間の情報共有に対して処
罰するのは不当ということだ。
こうしたネチズンの反応について、慶煕(キョンヒ)サイバー大学の閔庚培(ミン・キョンベ)教授(NGO
学科)は「基本的に楽しみとしてニュースにコメントを書き込む遊び文化」とし、「これまで隠れていたポ
ルノ物ユーザーの集団カミングアウトの性格もある」と語った。 また「ポルノ物に対する拒否感がなくな
った社会現象を反映している」とも分析した。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=80931&servcode=400§code=400