刑事コロンボについて語ろう 第18話

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937ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
オリジナルシリーズの傑作と言い得る作でさえケチをつければきりがない。
「迷子の兵隊」は、特筆するほどの面白さとは言えないまでも、
犯人の工作とコロンボらしい細かい点に着目することからスタートする謎解きが
それなりに楽しめる作である。
「奇妙な助っ人」は、イタリア系(マフィアの本場)のコロンボ警部が、
ギャングと協力して事件を解決するというオリジナルシリーズでは
考えられなかったようなお遊びに近い設定を割り切って楽しめるか否かがポイント、
コロンボがコロンボファミリー(NYの有名なマフィア組織)の一員と間違えられたり
する楽しいシーンなども有り。
この両作は、「幻の娼婦」の「ヘンシーン!」のバカバカしさには遠く及ばない。