>>866 の続き・・・
シャドーは、宇宙人の侵略から地球を守るという目的をもった軍事組織だが、
宇宙人の存在を世間一般の人に知られると、人々のあいだにパニックが発生して
世界中が混乱してしまうかもしれない。
それを防ぐためにシャドーの存在も含めて全てが秘密にされている。
しかし、このことがストレイカー司令官にとって、大きな悲劇を生んでしまった。
新婚旅行で行った先に突然命令が届けられ、新婚旅行は中断させられてしまう。
さらに、シャドー司令部の建設やシャドーの隊員に相応しい人達の選別等々、
寝る間も惜しんで片づけていかなければならない仕事の山。
その結果、家に帰るのは深夜になってから。しかも毎晩帰れるとは限らない。
夫人との中はだんだんギクシャクしはじめたが、夫人が妊娠したことから、スト
レイカーも何とか家に早くもどると約束。しかし、夫人の両親はストレイカーが
浮気でもしているのでは?などと疑い始め、探偵を雇って調べさせる。
運悪く、その頃シャドーの隊員になるように説得していた相手が女性で、
二人でいるところを写真に撮られてしまい、夫人は家を出ようとしていた。
そこに帰ってきたストレイカーは必死に止めるが、夫人は階段から転げ落ち、
流産の危機に。すぐに病院に運び込まれ、夫人は助かり子供も無事に生まれた。
ただ、ストレイカーは緊急の呼び出しがあってシャドー本部に行ってしまった。
結局、ストレイカーはシャドーの司令官であることからも、夫人にシャドーや
宇宙人のことを打ち明けることは絶対に出来ず、離婚することになってしまった。
「地球を守る」というと「格好良く」感じるかもしれないが、
その裏にはこんな苦労があるのだ、ということを考えると、大変なことだと分る。