刑事コロンボについて語ろう 第14話

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336裁判官 ◆lO.KC86H3Y
なんども言うようだが、やはり「逆転の構図」のラストの鮮やかさはシリーズ随一と言い切れる。
ディック・ヴァン・ダイク演じるガレスコが最後の最後にミスをしてしまうくだりが、実に鮮やかに
映るのである。(これを自供と取るかは別にして)
もし、あのカメラを手に取る直前の写真の引き伸ばしによるコロンボのポカをガレスコが鼻にも
かけなかったら、ガレスコ自信が言うように完全犯罪の可能性があったのである。

ミステリとしては脆弱な作品であるが、刑事コロンボシリーズを初見であるならばぜひこの作品を
お勧めしたい。