刑事コロンボについて語ろう 第13話

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237ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
>>223のメル欄以外のレスでも十分にネタばれしていると思われ(w
「黄金のバックル」は、やはり姪=犯人の娘という真相でしょう。
前半で、「おばさまがママだったら良かったのに」という台詞を残して姪が立ち去った後に、
叔母=犯人が、「嘘ばっかり…」と寂し気な表情をするシーンがある。
これは伏線でしょう。
このスレには女性、特に子持ちの女性は皆無だろうから、犯人の心理が理解し難いのか
しれぬ。
「女囚さそり 第41雑居房」という映画で、自分を裏切って他の女のもとへ去った
連れ合いとの間に出来た子供を惨殺する女囚というキャラが登場する。
胎児は自分の腹を傷つけて堕胎する凄まじさだ。
演じるは怪女白石加代子(大河ドラマ「義経」のナレーター)。
たとえ実子であっても自分を裏切った男との間に出来た子供というものに対しては、
女性は屈折した感情を持つのやもしれぬ。
一見、静粛な雰囲気の作だが、横溝正史風のどろどろした背景があったのである。