結局、皇后が最競合を仕切ることとなり、課題は「ご飯」となる。
尚宮達はチェ尚宮の炊いたご飯を誉めるが、実際に投票を集計してみると、チェ尚宮5/
ハン尚宮9でハン尚宮が勝つ。皇后がハン尚宮に入れた理由を各尚宮に理由を尋ねると、
固めのご飯が好きだから入れたという答えがあった一方、柔らかいご飯が好きだったので
入れたと人によって違う。実はハン尚宮は各尚宮をセンガッシのころから見てるので
好みを熟知しており、一つの釜でご飯が柔らかい部分と硬い部分とを同時に作り各尚宮に
合わせて盛り付けていたのだ。もちろん王様は固め皇后様は柔らかめが好きなことも
当然知っていて、ハン尚宮の細かい気配りぶりに皇后様は感激していた。
皇后様がハン尚宮の申し出通り全権を委ね、女官長にはしばらくは水刺間には関わらぬよう命令する。
晴れて最高尚宮の座を獲得したハン尚宮の元に、ミンジョンホがとある捜査の協力を申し入れる。
それは、宮で物資の使用量が一番多い厨房をまず手始めに実際の使用量を細かくチェックする
というものだ。その監査担当にチャングムが任命される。チャングムは料理から離れることになるので
乗り気でなかったが、いざ着手してみると必要以上に多量に消費していることが分かったのである。
実はハン尚宮に反感を持っていた尚宮達が横流しして金に換えて、その金を朝廷の高官や女官長への
貢ぎ物の資金として使っていたのだった。
ミンジョンホはこのことを長官に報告し、針房等の他の部署でも同じことが起こっていないかどうか
調査をお願いする。すると出てくる出てくる・・・・・。
危機感をもったチェ尚宮はヨンノにチャングムを監視し、彼女が調査している帳簿をこっそり
持ってくるように言いつける。ヨンノがチェ尚宮の元に帳簿を持ってくると、何やら小さい
日記帳のようなものが挟まっていたが、チェ尚宮は「多分ハン尚宮のものだろう」と内容を
見るも気には止めなかった。
しかし、チャングムは帳簿が盗まれたことに気づきハン尚宮に報告するも、母の日記のことは
言い出せないでいた。帳簿は戻ってきたが日記だけは戻ってこなかった。
その夜、厨房でヨンノがこっそり日記を読んでいるところをヨンセンに見つかり、騒いでいた
ところにハン尚宮が来た。ハン尚宮が取り上げて読んでみると、それは何と長年探していた
ミョンイの日記だったのだ。ヨンノに持ち主は誰かと聞くが彼女が本当のことを言うはずもなく
「拾った」と言ってその場を逃れてしまう。
ヨンノはハン尚宮が顔色を変えたことを察知し、日記はのハン尚宮の持ち物ではないらしいことを
チェ尚宮に話す。そしてとうとうチャングムがミョンイの娘であるということがチェ尚宮にバレてしまう
のだった。