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ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :
オンエアされた作品に関するカキコがほとんど無い。凄まじい廃れ方だね。
「攻撃命令」
ローズ・バッド、ローレル&ハーディ…この辺のネタはまあいいとして。
動物を凶器に使用したミステリ(動物イコール犯人という作品ではなく、
例 ポーの「モルグ街の殺人」…犯人はエテ公)だと、
アイラ・レヴィンの傑作スリラー「ブラジルから来た少年」のドーベルマン、
最近では、意外や現代冒険小説のマエストロ、A・J・クイネルの短編(馬が凶器)
なども思い浮かぶところだ。
しかし、犯行後に犬を始末しようとする等の物語展開から見たテーストは、
映画「ウイラード」に類似するかモナー!
全体評価としては、心理学者という犯人のキャラは十分に生きている物語なのだが、
心理試験ネタもあるにはあるが、細かい推理の詰めの面白さも少なく、
「犬を凶器」というワン・アイデアに頼っただけの作に終わっているため、
Dランクが適当である。
犯人役ニコール・ウィリアムソン、悪くはないがこういう役こそドナルド・プレザンスに
やって欲しかったところだ。
電話の発信音からコロンボの推理がスタート、しかしここでも通話記録の謎が…
(この点はスルー)