何故か怖かったテレビ番組〜第四幕目〜

６年前かな。
当時中学生で深夜ガチャガチャチャンネル変えてたら、変なのやってた。
オープニングに「未来にはこんな番組があるかもしれない」
と重い声でナレーション。
妙に明るい音楽とともに蝶ネクタイの司会者が軽快に登場して、
「さて始まりました、死刑執行ショー」
「今日の死刑囚はこいつです」
囚人が現れて。
「この男は、付き合っていた女性を殺した上に現金を奪って逃亡しました」
「（囚人に向って）おい今の気分はどうだ」
ふんと表情の囚人。
「そうですか。それでは死んでいただきましょう」
すると執行主が二人やってきて囚人を両脇を固め処刑台へ連れて行く。
ここに来て抵抗しだす囚人。
「おい止めてくれ、勘弁してくれ」
反抗も空しく首に紐を括られ、処刑台に立たされる囚人。
「それでは死刑執行です」
ガーンと処刑台の足場が開き、吊るされる囚人。
周りのライトが落とされ、首吊り処刑者にのみスポットライトが当たる。
そのアップ。

というもの（昔のことなので細部は適当）で、
そのあとまたチャンネル変えっちゃったんだったかな、
チャンネル戻したらドキュメント番組になってた。
それも何か抑揚なく、ずーっと他人ん家の玄関でインタビューしてるもの。
家の人は出てこなくて、引き戸を細く開けたところに
マイクを向けてるという映像で。
不気味で訳がわからず、後でテレビ欄確認しようって思ってたけど
それも結局忘れちゃったんだよな。
死刑ショーはそのドキュメント番組のつかみだったのか、
その前にやってた番組のケツ部分なんか未だに謎のまま。
このスレ読んでたら思い出しちゃったよ。