何故か怖かったテレビ番組〜第四幕目〜

このエントリーをはてなブックマークに追加
403402
映画もいいのかな?

中学生の頃、道徳教育目的か何かで学年全員を学内のホールみたいなとこに
集めてどっかから持ってきたフィルムを見せる時間があったんです。その時の
うちのひとつで未だに謎のものがあって。

白黒の古いフィルムの映画で、製作は確か「三映社」とかいう会社。
内容は、放射能の恐怖と汚染のきけんについてのものなのですが、オープニング
でセキセイインコを放射能の充満した実験室に放りこんで死ぬまでを映し続け、
男の暗いナレーションで『・・・これが、放射能、です』というので始まる。
404402: 続き:2000/12/28(木) 16:30
その後、内容は放射能汚染がいかに人体に影響するかという事を
えんえんを説きづづけ、実際に広島の病院で起こったケースとして、
脳の無い「無頭児」や、「単眼児」(意味分かりますね)の映像を
映していた。
更にデータによって日本国内に放射能がどれだけ汚染されてゆくかと
いうグラフへと切り替わる。放射能の単位に「マイクロキューリ」という
今では耳慣れない呼称が使われてました。

最後は、画面一杯に「筆文字」で、「人間がつくったものは、人間の手で
切りぬけられるはず」というような言葉が映し出された後、ハスの花の
アップが映って終わる。

推測するに、昭和20年代後半か、30年代前半くらいのものだと思うのですが、
私の中学校がどうして、そしてどこから、この様な映像を持ってきたのだろうか
という謎と共に今もこのフィルムの怖さが一種のトラウマの様に残っています。

このフィルムについて、ご存知の方、もしいたら何か教えて下さい。