★《知的エンターテイメント》を目指すべき。
朝の時は、児童虐待や待機児童、選挙制度など堅い話も、最初の特集やメイン特集で扱っていた、知的エンターテイメント番組だった。
しかし、午後になったら、ただのワイドショーになってしまった。特に、時間を埋めるためにVTR再生が多くなった。
知的エンターテイメント番組に戻すためには、知りたがりを朝に戻して、ノンストップをいいともの代わりにするか、今の知りたがりの所に持ってくるべき。
田村淳を出すために吉本にスケジュール調整してもらった恩から、番組をなかなか改善できないのだろうけど、それをするのが上司だろうに。
■朝の時の方が、司会がアミーゴ伊藤だけでコンパクトで、またコーナーの1つ1つが濃密で、朝の時はパッパッとテンポよく進行していた。
最初に今日やる内容紹介 →冒頭特集 →ニュース →メイン特集 →朝ワイドショーの復習 →料理や通販
と、決まった順番と時間配分なのも良かった。
■何より問題なのは、昼間になってから、
▽『(担当者が変わったのか?)メイン特集のネタ選択が良くなく、ボードの中身もスカスカになった』
▽東京のテレビ局だからなのだろうが、やたらと政治家をゲストに呼ぶようになり、政治家の話ばかりで、中身がなくなった。中身のある話をする政治家はいないのに
政治家を呼ぶというのは、時間の穴埋めという逃げでしかない。
■そして一番の問題は、朝の時は「勢い」というか「暑くるしいくらいの熱意」が番組からビンビン伝わってきていたが、昼間になってからはそれを感じないこと。
■解決策は、思い切って、朝のノンストップを昼間に移動し、知りたがりは朝に戻して、番組の中身も以前のやり方に戻した方が良い。
「定番は定番だからこそ、続ける価値がある」、この言葉を贈る。
どうせ、ノンストップも今3%位でダメダメなんだから、知りたがりが元の視聴率に戻るだけモウケもの。
意外に、ノンストップも、午後になったら、結構ウケるかもしれないし。
■黒田治が出なくなったことで、朝のワイドショーの復習のコーナー「横並び研究」が、事実上、無くなったのもショック。
昼に変更になり、夕方のラジオの準備とバッティングしてしまい、出演できなくなったのだろうけど。
黒田治の、あの熱い解説を楽しみに見ていた人もいただろうに。
■スタッフは、昼になった現在までと、朝だった2011年の同時期の、特集の中身を比べてみろ。
朝の時は、児童虐待、待機児童、中東問題、選挙制度などバラエティーに富み、マイナーな問題まで取り上げていた。
しかも、特集の中身も詳しかった。
■なぜ、朝の時は、今より視聴率とれていたかをよく考えるべき。
ボード解説2連続にしたら、視聴率良くなったTBSのひるおびを見習うべき。
今の知りたがりのボード解説は、中身スカスカだが、
朝の時はボード解説の中身・質は、知りたがりの方が上だった。
■メイン特集のボードは、昼になってから使い始めた、正方形というか区切りのないボードではなく、朝の時に使っていた、大きいボードで3列方式に戻すべき。
今の小さなボードは、情報量が朝の時の1/3しかない。また、まとまりがなく、視聴者の焦点、目の流れが合わない。
■住吉を使うから、住吉のために喋るコーナーを作ることになり、コーナーの中身もグダグダ。
田村淳や住吉が喋ってしまう(でしゃばる)ために、芸能人ゲストが喋る機会を奪ってしまっている。だから、司会は1人で良いのだ。
ミヤネの女子アナは、かわいい置物だし、TBSひるおびの女子アは、空間を埋める置物解説者で、どちらも司会の邪魔をしない。