若大将のゆうゆう散歩

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828名無しでいいとも!@放送中は実況板で
>>827
マジレスすると、ちい散歩のメインの視聴者層は中高年以上で、
この世代は、散歩番組を映像コンテンツと捉えずに、リアルの散歩の延長の疑似体験として見ている。

だから録画でなく、ちい散歩の放送時間にTVの前に律儀に座る。
再放送は地井さんの新作散歩の合間に放送することでかろうじて「現在の散歩」の体裁が成り立っていた。

しかし、地井さんが亡くなってしまった今となっては、
彼らにとって、映像ソフトの『ちい散歩』はもはや「過去の散歩」の残像でしかなく、
ふりかえって懐かしむ事はあっても、積極的にのめりこむ事はない。
懐かしむだけならたまに特番で振り返ってもらえればそれで十分だからだ。

それよりも、ちいさんの歩いた足跡としての絵手紙の出版がソフト化より重要視されるのは当然で。
これこそが年配の人にとっては思い出として手元においておきたいアイテム。
こうした象徴的なアイテムを介した記憶はいつまでたっても美しい。