♪♭ミュージックステーション♪♭ 160

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173名無しでいいとも!@放送中は実況板で
Kis-My-Ft2とSexy ZoneのCDデビュー。
山下智久と錦戸亮のNEWSからの独立。赤西仁の全米進出。
昨年からジャニーズの人事がとにかく活発だ。
多人数アイドル旋風やらKポップの定着やら、
王道ジャニーズを取り巻く環境が、ここまで激変したことなど
有史以来なかったわけで、我々は歴史的変革の瞬間に
立ち会っているのかもしれない。
ま、出歯亀根性丸出しなんですけども。

さてA.B.C-Zである。アクロバット・ボーイズ・クラブ
の略称を冠した前身グループ「A.B.C」時代から、彼らは
ダンスにアクロバットという、良質な(身体機能エンタ)
に特化していた。00年代から先輩のコンサートや舞台で
重宝され続けている。それだけに他のアイドルのような
デビューとは無縁の、(特殊専門部隊)として
今後も活躍すると思われた。ところが今回、
晴天の霹靂デビューときたもんだ。
しかもCDではなく、DVDをリリースし続けるという。
実に気が利いた選択である。
174名無しでいいとも!@放送中は実況板で:2012/02/11(土) 08:39:39.74 ID:B79goyFW0
卓越した身体機能が売りだからして、映像を
商品パッケージにするのは正しい。また配信で
縮小一途のCD商売に代わる、期待の新商法にも映る。
と同時にA.B.C-Zは、Kポップ勢に対する王道ジャニーズ
からの返答のように映る。デビュー作に収録されたPVは2曲共、
韓国勢に勝るとも劣らぬ完成度を誇る。ジャニーズにしては
珍しい、同期性を重視したダイナミックな振り付けは、
あえて相手の土壌に上がった感すら漂う。

そもそも楽曲をPVのBGM程度にしか捉えていないのが、
Kポップ・ビジネスである。しかしA.B.C-Zの楽曲は
当然のように、よく練られた珠玉の歌謡曲なのだから、
何をか言わんや、だ。

別に私は優劣をつけたいわけではない。黒船来航のおかげで
改めて、日本のアイドル文化の圧倒的な潜在能力を
思い知らされたのが、愉しいだけなのだ。はい。
                   市川哲史