北島三郎 逆転 紅白出場へ
身体検査でシロと判断
「今年は落選」といわれていた北島三郎(75)に紅白出場の内定が出た。先週、NHKとレコード会社、事務所による内々の会合があり、ゴーサインが出たことが伝えられたという。
島田紳助の引退後、松本正之NHK会長が「暴力団と不適切な関係を持っている人は出場させない」と明言したことで、今年は何人もの大物演歌歌手がアウトになるとみられていた。
その代表格がサブちゃんだ。稲川会の新年会に出席した86年も紅白を辞退しているし、最近は持ち歌の「神奈川水滸伝」が稲川会のテーマソングのようになっていると週刊誌で報じられた。
暴力団と関係が深く、NHKに弾かれるだろう――芸能マスコミはそう予想していたが、NHKの判断は「問題なし」だった。
「報道局のネットワークを駆使して出場候補者の“身体検査”を実施。周辺を調査したところ、何人かの歌手には“不適切な関係”が発覚したのです。
ところが、サブちゃんに関しては、黒い交際の証拠が見つからなかった。86年の新年会の件は、出場辞退でケジメをつけているし、“今はシロ”となったのです」(芸能関係者)
この結果には当のNHKもホッとしている。歴代最多の47回出場を誇る“ミスター紅白”を落選させれば、多かれ少なかれ視聴者からクレームが来る。しかも北島は今年が芸道50周年。「お祝いムードに水を差すのか」という批判も出そうだ。
「NHKには『歌謡コンサート』や『まごころ募金コンサート』など演歌番組がたくさんある。紅白で関係がこじれて、北島ファミリー全員が、ほかのすべてに出演しないとなったら、落選を決めた担当者が詰め腹を切らされる恐れもあった。セーフとなったのは幸いでした」(芸能ライター)
まさか検査はデキレース?
日刊ゲンダイ 2011/11/2
http://v.gendai.net/q?uid=1&sid=A817&i=article%2Fdetail&aid=248649&p=1