モーニングバード!3羽目

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920名無しでいいとも!@放送中は実況板で
横並びで表層的な“菅叩き報道”に果敢に疑問を呈したテレビ朝日社員・玉川徹さん(『モーニングバード』)




「僕はこのところの報道に少し違和感を持っているんです。菅首相は(何かをするたびに)延命策と言わ
れる。しかし延命策とは手段であって、そこには必ず目的がある。しかし(延命と批判するばかりで)、
菅首相が何の“目的”で延命をしようとしているか、そこはまず報道されない」

玉川さんの報道批判は続きます。

「(メディアは菅首相に)『唐突だ、唐突だ!』と批判する……しかし『もしかしたら唐突にせざるをえない
のではないか?』という言及はまったくない。色々な方に取材して聞くうちに、何かこうした報道に
『変だな……』という思いを抱くようになったんです」


「経済産業省は原子力に依存してきた役所。それを前提に老後の生活設計を考えている。
それが白紙になるかもしれないと危機感を覚えている状況だ。今は『菅首相はどうせやめる。
少し待てばいい。そうすれば元の路線に戻るのだから』という意識が働いている」

それに対し、羽鳥さんは驚いた様子で「菅首相が辞めれば(脱原発の話は)ゼロに戻ってしまうんですか?」と尋ねます。これに対し、古賀さんは……

「その可能性は非常に高いと思う。国会で審議中の原子力賠償法にしても、私が国民の負担を
減らすために株主責任を問うたり、銀行の債権放棄を追加で盛り込もうという提言をした当初は
賛同する議員が多かった。でも今はそれも消えてしまった。それくらい政財界をあげて東京電力を
守ろうという動きになっている。菅首相のやり方に問題があるという声もあるが、今の仕組みは首相
がなかなか主導権を握れない仕組みであることも確かだ」