音楽戦士 MUSIC FIGHTER　#08

2010/01/15（NTV基準）のオンエアで出たゲスト、登場順。ナレーションは新谷保志アナ。
* Spontania、Juliet、AKB48（高橋みなみ、篠田麻里子、小嶋陽菜、渡辺麻友、秋元才加の5名） 〔スタジオトーク〕
* FLOW 〔明るいニュース（後述）、ライブM1「Sign」〕
* 藤田麻衣子 〔新入戦士、ライブM2「ずっと続いていくもの」〕
* AAA 〔曲紹介コメント、ライブM3「Heart and Soul」〕

オープニング。
梶原「もう（出産の）時期じゃないですか?」西野「もう、言うても」青木「あ、そうですね。3月1日に、出産予定ですから」
西野「もう1か月半後ぐらいな」青木「そうですね、あと1か月半後に」
梶原「（子どもの）名前とか決めてます?」青木「いえいえほんとに。決めてください」西野「決めてください?!」
青木「キングコングって意外といい名前だなと思ったんですよ」西野「ああ、グループ名としてですか?」青木「そうそうそうそう」
西野「でも息子の名前、青木キングコングじゃ、そら……」梶原「ドッチラケになりますね」
青木「私（結婚後の本名は苗字が）青木じゃないんだけど」西野「ほんじゃ苗字は何?」青木「ヤナギモト」

今回は初の試みとして、番組が注目した2009年ブレイクアーティスト3組が集まったコラボレーショントーク。

AKB48は前回出演時に街頭アンケートを実施。
「嫁に来てほしくないNo.1」の秋元は、その後よその番組で司会者から「僕は嫁に来てほしいけど」とフォローされるようになった。
秋元を見て青木「迫力が増したね」。

各グループの軌跡をコンパクトにまとめた紹介VTR（内容割愛）が流れる。

・Spontania
コラボしたアーティストの中にハリセンボンの名前を見つけて驚くキングコング。
ハリセンボンについて、Massattack「むっちゃ根性がある」。
西野「（箕輪）はるかはどうですか?　（近藤）春菜はバンと声がむっちゃ出てそうな感じがありますけど」
Massattack「はるかちゃんが、声がキレイなんすよ」。
一同驚くも、Massattack「天使の声かと思いました」西野「いやいやいやいや、死神みたいな顔」

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・Juliet
デビューから4か月たつが、天狗になったと受け取られる行為をスタッフから封じられている。
たとえばメイクができてなくてサングラスで現場入りすると「おいおいおいどうした」と冷やかされたり。
青木「マネージャーさんのユニバーサル（Julietの所属レーベル）のかた、すごい感じいいのよ。普通っぽいっていうのか」
そのマネージャー・江口規夫（ユニバーサルシグマ プロダクト マネジメント部）がスタジオ隅で紙袋を持ち頭を下げる姿を見て、
西野「ステーキ屋さんの店長?」。

・AKB48
武道館ライブをやったことについて、西野「秋元さんも出た、武道館?」
秋元「出ました!　（今の衣装が）バーテンダーみたいになってますけど」。一同大笑い。
シングル「RIVER」がオリコン1位獲得について、西野「篠田さん、きた?」篠田「きましたね」

「ブレイクした今だから言えるぶっちゃけトーク」企画。

○ブレイクして変わったこと
Spontania：Tarantula「偽Tarantula出現」
　昨年夏の横浜レゲエ祭（当初「某音楽イベント」と言っていたが、すぐTarantula自らイベントの実名を出した）。
　Spontaniaは仕事で参加しなかったが、友人から翌日「昨日いましたよね?」とメールが来た。
　カチンと思って調べたところ、Tarantulaを名乗りファンと記念撮影に応じてサインした偽物がいたとのこと。
　「もしあの、いま見てる方がいらっしゃったら、僕の真似をすんのはやめてください」

Juliet：マイコ「バイトに入れなくなった」
マイコは今も沖縄料理店とモツ鍋屋の2軒でバイトを続けているが、アーティスト活動が忙しくてバイトの時間が取れなくなった。
「友達に会えなくて寂しい。休みをもらえたら（バイトに）行こうかなって。茶色い封筒に入ったお金（バイトの給料）とか欲しいんですよ」
ハミはアーティストデビュー後も日雇いで引っ越しなどのバイトをしていた。献血は今も続けている。
そこへ、秋元が「献血するとハーゲンダッツとか食べれますよね?」と割って入る。
ハミ「そうそうそうそう」秋元「ハーゲンダッツとか飲み放題食べ放題なんですよ。ハーゲンダッツ、ハーゲンダッツ」
西野「どんだけハーゲンダッツ言うの」

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AKB48：小嶋「必ず電車の中吊りにAKB!」
　西野「確かに見ますわ!」
　小嶋「（自分たちの写真を使った）表紙の雑誌を見てる人がいて、（自分の横で）表紙と同じポーズをしたんですよ。
　　自分も一緒に（同じポーズを）やったんですけど、ぜんぜん気づいてもらえなかった」
　西野「気づいても話しかけたくないわ!」

収入状況について。
Massattack「入る前に計算するんですよね。で、これだったら引っ越しできそうだなと思って、
　芸人さんのブレイクする、ゲン担ぎじゃないですけど、ちょっと無理目の家賃のところへゲン担ぎでしてみようと思って、
　1Rから1LDKへ」
一同ため息。

ユミ「ぶっちゃけ、まだ印税というものが入ってなくって。なので、キャンペーンとか行かさしてもらってるんですけど、
　そのときにお金を出してもらえてご飯を食べれるっていうのが凄い助かってるんです」
梶原「腰の低いマネージャー（さきほどの江口さん）が全部もってってるんじゃないの?」
ハミ「逆に、バイトができなくなっちゃったんで、逆にちょっと（生活が）きつい」
西野「Juliet今きついの?」
ユミ、マイコ、ハミ、声をそろえて「きついですね」

西野「AKBさんは?」秋元「変わんないですね」西野「秋元さんはそうとして、篠田さんはどうですか、生活変わりました?」
篠田「洋服に困らなくなりましたね（番組などの衣装協力で、提供してもらえたり割引で買い取れたりするようになった）」
青木「でもさ、秋元さんが、篠田さんが服の話をしてるときに『私知らない』みたいな（顔をしていた）」
秋元「そういうの知らないです……」
西野「秋元さん裏切れへんな。ハーゲンダッツやもんな。ハーゲンダッツあれば明日も働けるもんな」
秋元「ハーゲンダッツあればもう、頑張るぞー」

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ブレイクして何が変わったか尋ねられ、秋元「部屋の模様替えをしました」。梶原「ファン感謝デーか!　知るか!」

小嶋「調子に乗って、タクシーに乗るようになりました。でも1メーター限定なんですよ。あと都営バスが便利だって気づきました」
西野「それは売れる売れへん関係ない話や」
小嶋「都営バスは（区間問わず）200円なんですよ。200円でけっこう遠くまで行ける」

・新幹線の座席
AKB48：まだグリーン車には乗らせてもらえない。秋元「グリーンって足、延ばせるんですか?」
Spontania：イベントによってグリーン車を用意してもらうこともあるけど原則指定席。
　梶原、Tarantulaに「指定席じゃ、その頭おさまらないでしょ」
　Tarantula「頭の大きさはグリーン席レベルなんですよ」西野「頭おさめるとこグリーンもどっちもないから」
Juliet「うちら、つなぎ目（デッキ）ですよ。つなぎ目で水が配られる」
　梶原、立ち上がり、江口マネージャーに「おい!　ええかげんにせーや」と怒鳴る。

・100万円もらったら
篠田「ココイチさん（CoCo壱番屋：カレーライスのチェーン店）行きますね」
梶原「どんだけトッピングするねん」
篠田「うち、100人ぐらいいるんですよ、メンバーが」
西野「じゃ1人1万やん」
篠田、秋元のほうを向いて「1万ぐらい食べれるよね?」
秋元「え、そんな食べていいの?」西野「あなたハーゲンダッツでおなかいっぱいやん」
渡辺「老後を考えて貯金しますね。（15歳というテロップが出て）将来いろいろ年金とか不安なんで貯め込む」

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・売れたなと実感すること
Tarantula「地方の人とかはもろ手を挙げて『うわ、Spontaniaだ』って来ますね。
　一番うけたのは、原宿の交差点で立って信号を待ってたら『俺いまfeaturing Spontaniaじゃん』って（一般人に言われた）」
西野「隣に立っただけなのに」
Tarantula「歌ってねえよって」

ハミ「TVとかに出ると、親戚とか友達が増えるっていうじゃないですか。地元が大阪なんですけど、大阪で握手会をしたときに、
　握手した女の子に『ハミちゃん私いとこやねん』と言われて。
　ちゃんと隣おばあちゃんいたんで『いとこやで』と紹介されて、そこで初めて。『ありがとうありがとう』って言われて」
渡辺「親戚経由で、まったく関係ない人からサインを頼まれることが……」
西野「あーわかるわかる（このあとも何度か連呼）」
渡辺「もう、いとこのお兄ちゃんの学校の友達の弟、みたいな関係ない人からサインを頼まれることが結構ありますね」
青木「あのさ、サイン会とかさ、握手会とかやると、親戚・友達なのかな、こっちが忘れてるんだけど、なんか、
　まあ握手会に来てくれて、『あたし』みたいなことを（名乗らずに）言われると……。
　（周りの反応の鈍さに）次いってください……」

秋元が売れたと思う瞬間は「基本的にジャージなんですけど私、すっぴんとジャージでも気づいていただけるようになった」。
西野「声がでかいんやないですか?　街歩いてても『あ、秋元や』ってなるってことですか?」
秋元「なりますなります。あと、友達から、なんか『ブログとかで汚らしいジャージ着て歩いてたって書いてあったよ』って
　メールとかで言われます」
西野「ジャージ着て歩くのやめましょうよ、アイドルなんですから」
篠田、秋元を指さし「洋服に興味ないんです全く」

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秋元が横向きピースサインで右目を覆い、黒のジャージ姿で脚を肩幅ぐらいに開いて立っている写真が紹介される。
ほかの一同「何これ」とあきれる。
秋元「ちょっと説明させてください。私、朝早くにマネージャーさんからこのメールを、
　『ジャージ姿の写メ送れ』って言われたんですよ。私、前日、アタリメを食べてたんですよ、友達と電話しながら。
　イカ食べてて、12時過ぎまで寝ちゃってて、そしたら、もう顔がやばかったんですよ、ボーンってなっちゃったんですよ。
　むくんでで、でも朝早く送んなきゃいけないっつって、朝起きて3分後ぐらいの」
青木「これで（このジャージを着て）寝てるの?」秋元「は?」青木「これで寝てるの?」秋元「いや!」
篠田「普通に移動してくるんですよこれで」西野「やめてやもう!」
青木「なんでスカートとかも履かないの?」西野「そうやスカートとか履いたらええやんか女の子なんやからかわいらしく」
秋元「えー……。うちのなかで一番、一張羅のジャージですよ!」梶原「ひどい」

・2009年に起きた恥ずかしいエピソード
「チャック全開」
ライブ中、高橋が衣装を2着重ね着し、曲の途中で早変わりとして1着を脱ぐ演出があった。
いい感じで踊っていたら、前のお客さんから腕を上下に動かされた。チャックが開いてるよというジェスチャーに気づかず、
そういう応援方法なんだろうと思ってテンションが上がり、パンツが見える寸前まで背中のチャックが開いた。
隣のメンバーが気づいて背中のファスナーを上げ、そこで初めてお客さんが腕を動かした意味を悟った。

「何回も気絶しちゃった……」
　（タイトルを見て、梶原「ド下ネタやんか」西野「マサさん（Massattack）が小声で『うわっ』ていうた」）
ハミは大の飛行機嫌いだが、デビューしてからは避けるわけにいかず無理して飛行機に搭乗。
しかし、あまりの怖さに、飛行機が飛び立つたびに気を失う。「気づいたら着地前なんですよ」

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「カップラーメンを手で食べた」
　（篠田が「これ一人しかいないですよね」と言い、高橋・渡辺と3人で秋元をさす。西野「何の裏切りもないやんか」）
AKB48のニューヨーク公演で1週間ホテルに滞在した際、秋元は無性にカップラーメンが食べたくなり、
ニューヨークを駆けずり回って入手。だが、箸もフォークも付いていないので、秋元はカップラーメンを作って手づかみで食べた。
篠田「恐ろしいですよ」高橋「凄いですよ。鉄板の上に置いてあった熱い皿とか普通に持つんですよ」
きょとんとした顔で聞く秋元。西野「熱いのには強いんですか?」秋元「寒さにはめっぽう弱いです」
カップラーメンの件については「非常事態があるかもしれないですか。箸とフォークがあると思っちゃいけないんですよだから」
まずチョキの手を箸代わりにしようとしたが熱くて麺がつかめず、つまんで食べた。
高橋「1週間（秋元と）同じ（部屋）で、カップ麺を食べるときに『なんかないかなあ』と言ってて、
　『私じゃあ探してきてあげるよ』と言って（部屋から離れて）、戻ってきたら手で食ってる」
西野「最後まで食べれたんですか、やけどすることなく」秋元「あ、ぜんぜん大丈夫です」

ここでコラボトーク唐突に終了。

FLOWの明るいニュース。
「仙台に行ったときにですね、帰りに、あの、駅前のタクシー乗り場でばったり、（キングコング）梶原さんと、お会いしまして、
　憶えてくれてるかなと、こう、近づいていったら、梶原さんのほうから『お疲れ様です』って挨拶していただいて、
　憶えていてくれてたと思いまして、ちょっとうれしくなりました」

サビNAVI。キュー出しは青木。
* 「PHANTOM MINDS」水樹奈々
* 「追憶メリーゴーランド」onelifecrew
* アルバム「NEXT FUTURE」GIRL NEXT DOOR　（オンエア曲「Winter Crystal」）
* アルバム「さわって」藤田麻衣子　（オンエア曲「ずっと続いていくもの」）
* アルバム「深まる日々に、微笑みを。」GENERAL HEAD MOUNTAIN　（オンエア曲「青」）
* 「キラキラ☆」Mizca
* 「伝言」藍坊主
* アルバム「INDIVIDUAL EMOTION」上木彩矢　（オンエア曲「The Light」）
* アルバム「NEXT FUTURE」GIRL NEXT DOOR　（オンエア曲「infinity」）
* 「Dear Children」SA.RI.NA

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新入戦士（フレッシュNo.180）。
藤田麻衣子はシンガーソングライター。5年前に20歳で音楽活動を始めた。
2008年10月に発売した2ndアルバム「二人の彼」がオリコンインディーズランキング1位を獲得。

ショッピングモールやレコード店などで、多いときだと年間40回ものフリーライブを開いている。
1度のステージで平均150枚ものCDが売れるという。
「ピアノ1台と、自分で弾き語りで、歌ってるとどんどんどんどん足を止めて、聴いてくださるので。
　そのあとにサイン会、握手会をするんですけど、『この歌のここが私と重なるんです』って、なんか目の前で泣いてくれたりとか。
　やっぱり嬉しいですね。
　時間をかけて行って、たった30分でも歌って、楽しみにしててくれた人と会話できたり、初めてそこで知ってくださる人がいたり」

現在はSHIBUYA-AXなどの大きな会場でライブをやっても満員になるのだが……。
「大きい会場だとやっぱり（お客さんとの）距離があったり、それだけじゃ何か足りない気がして。
　大きい会場でやったあとにフリーライブを入れてもらうように、スタッフにお願いしているんですけど。
　それで（お客さんの）声を聞いてやっとホッとできるというか。
　だから、サイン会とかできる限りでやっていきたいなって思っています」

現在発売中の3rdアルバム「さわって」について。
「一曲一曲、けっこう物語を、私、書くようにしてるので、自分と重ねたり、男女問わず、入り込んでもらえる歌だと思うので
　一曲一曲楽しんで聴いてもらいたいです」
このコメントに続き、MC陣のキュー出しなしでスタジオライブM2「ずっと続いていくもの」。