リンカーン　４３

プロボクシング選手・亀田興毅選手らが所属する、協栄ボクシングジムは10日、
TBSとの亀田戦放映について、今年一杯で打ち切ることを発表した。年内の試合に於いては通常通り行う。
同ジムの金平会長は会見で「（契約を打ち切った理由として）前々からTBSと亀田戦の放映そのものや、
方針についてズレが生じていた。史郎氏や興毅君らとの話し合いや、
ジム内での協議を通して、TBSさんとの提携には限界があると判断した」とコメント。
一方で、TBSのバラエティ番組「リンカーン」で亀田興毅選手の不快な物真似があったことについて、会長は
「あれ（芸人の不快な物真似）はあれで放送を見た興毅君は非常に傷付いていた。
史郎さんも『関東人はどこまで興毅を馬鹿にしたら気が済むんだ』と立腹していたのも事実です。
ただ、今回の打ち切りは、その放送があった前に決まったことであり、
彼らにも報告済みです。はっきり言えば、（TBSと）手を切ってよかったと思う」と発言している。
バラエティ番組の放送以前に、TBSとジムで隔たりがあったとはいえ、
あの不愉快の放送が決定打となった事実は避けられない。また、名誉毀損等の告訴については、
「現在協議中だが、TBSや物真似をした芸人はもちろん、芸人を推薦したキャイーンの天野ひろゆき氏についても検討している」（ジム関係者） ということだ。
TBSは「ジム側が一方的に会見をしたことは非常に遺憾。亀田戦の放映や契約については、コメントできない」としている