細木数子総合　３

細木は安岡遺族から民事で(婚姻無効を求めて)訴えられている。

ヤクザの愛人である細木に安岡の家名を傷付けられたくない遺族側は、
「遺産の半分を細木に与える」
「今後一切安岡の名前を使用しない」
以上の条件で和解を提案、もともと遺産だけが目当てだった細木は
この条件をスンナリ飲み、和解が成立した。

しかし、現在でも著書の中では度々安岡の名前を使用しているばかりか、
神楽坂の細木事務所にはデカデカと「財団法人安岡正篤顕彰」という
架空の法人名を掲げている。
安岡遺族側は元々これ以上ヤクザの愛人に関わりたくないので、
半ば黙認状態だが、細木はこの遺族側の心理を巧みに利用している。

そもそも安岡を本当に愛して結婚したのなら、
そして安岡を本当に師と仰ぐなら、
「遺産はいらないから安岡の家にだけは残してほしい」
とでも言うのが筋と思うが、あっさり金で条件を飲むあたり、
そして遺族の気持ちを踏みにじって和解条件を簡単に反故にするあたりで、
細木の化けの皮は剥がれているよな。