■2006/06/16 (金) 続々・ヤラセは地球を巣食う 6
お名前:H子
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[email protected] コメント:きっこさん、こんばんは。いつも日記楽しく拝読しております。日テレの、
一般人の心を踏みにじる酷いやらせの日記の反響で、多くの方からメールが届いていると
思いますが、私もいい人生勉強をさせてもらったことがあるのでメールさせていただきます。
私は5年程前に、まだ深夜11時からOAしていた「キスイヤ」に出演しました。
オーディションでは、事前のアンケートなどで私たちに既に目星をつけていたようで、
6組12人対スタッフひとりの面接では、私たち以外は話を振られたり突っ込まれたりと
盛り上がってましたが、私たちだけはほとんど質問もなく、おかしいと思っていたら残されて、
そのまま合格になりました。
後日、収録に行くと、私たちのように実際にオーディションを受けてきた人もいれば、
プロデューサーだかディレクターの知り合いだから、頼まれて来た、というカップルも
いました。
収録前日まで、スタッフと、当日着てきて欲しい服装や、OAで話す内容など毎日のように
打ち合わせをし、緊張で一睡もできないまま当日を迎えました。読売TVについて部屋へ通されると、
いきなり何枚もの紙を渡されて、全てにサインするよう強要されました。さっと目を通し、
サインしましたが、その内容は、収録でのことを口外しない、とか、番組出演がキッカケで
別れても訴えない、とか、今後のふたりを追跡するのに協力する、とか、そういった類のものでした。
そのときは、ふ〜ん、こんなもんか、としか思わずサインしたのですが、、、その後担当の人と
カップルごとに打ち合わせに入りました。するとなんと!分厚い台本が用意されていて、
すぐに暗記するように言われました。しかし、一般人の私は極度の緊張で全く覚えられません。
なぜなら、その内容は前日まで電話で話していた、私たちがTVで言いたかった内容とは一切関係のない、
番組の人が作った大嘘のシナリオだったからです。私たちは愕然としましたが、何も反論はさせない
という威圧感がありました。素人だし緊張して忘れても、紳助がこの通り振ってくれるから安心して
覚えるようにと言われました。緊張がほぐれるどころか上塗りです。必死で覚えました。