JR中央線の運転士 眼鏡なしで電車6分運転
JR東日本八王子支社は21日、中央線に乗務する男性運転士(53)が同日、免許の条件となっている
眼鏡を使用せずに、快速電車を約6分間運転したと発表した。事故や運行トラブルはなかったが、同支社
は国土交通省に経緯を報告。運転士の処分も検討する。
同支社によると、運転士は21日午前、東京発の快速電車で立川駅まで乗務。同駅で約20分休憩した際、
控室に眼鏡を置き忘れ、午前9時18分発の豊田行き快速電車(10両編成)を運転した。
途中駅には正確に停車し、約6分後に豊田駅に到着。次の乗務の準備中に眼鏡がないことに気付いたという。
運転士の視力条件は、両眼で1・0以上などの基準を満たさない場合、矯正が義務付けられる。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/10/21/kiji/K20121021004382140.html