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最低人類0号:
東日本大震災の影響で利用者が落ち込んでいる千葉県銚子市の銚子電鉄は、老朽化した車両の買い替えに必要な資金などを調達するため、市などと協議を始めたことを明らかにしました。
銚子電鉄は大正11年開業で、銚子市内の10の駅、およそ6.4キロを結ぶローカル線を運行しています。
会社によりますと、平成22年度の利用者はおよそ61万7000人でしたが、東日本大震災で観光客が減り、昨年度は48万人以下にまで落ち込みました。
もう一つの事業の柱となっている、地元特産のしょうゆを使った「ぬれ煎餅」の製造・販売は堅調だということですが、鉄道事業の不振から、平成24年3月期の決算で9000万円の赤字を計上しました。
こうした状況のなか、銚子電鉄は老朽化した車両の買い替えに必要な資金を調達するめどが立たないなどとして、去年12月、市や地元の財団などに支援を求め、経営改善に向けた協議を始めたことを明らかにしました。
銚子電鉄の竹本勝紀社長は、「市などとよく協議して、半年をめどに経営改善の方向性を見いだしたい」と話しています。
37 :
最低人類0号:2013/02/04(月) 03:50:08.36 ID:IPRtZQXU0
銚子電鉄、自主再建を断念 副業「ぬれ煎餅」健闘及ばず
【白石陽一】銚子電鉄(本社・千葉県銚子市)は1日、同市役所で記者会見を開き、竹本勝紀社長(50)が自主再建を断念することを発表した。
市などに財政支援を求め、市民の足を守っていきたいとしている。副業のヒット商品「ぬれ煎餅(せんべい)」の売り上げも、本業の利用客減少をカバーできなかった。
昨年10月の取締役会で、再建委員会を設置、国、県などへの支援要請を決めた。12月の取締役会では、前社長が退任、新たに税理士で同社取締役の竹本社長が就任。新しい経営体制で取り組むことになった。
竹本社長は「東日本大震災で観光客が減少、本業の売り上げは大きく落ち込んだ」と説明した。
ぬれ煎餅のブームで一息ついたが、「2006年の元社長の横領事件で、約1億円の債務返済に充てたことが痛かった」という。
38 :
最低人類0号:2013/02/04(月) 03:56:34.21 ID:IPRtZQXU0
シンボル存続に見通し 「観光資源」市民も歓迎 銚子電鉄
2013年02月02日 16:30
乗客数が落ち込み経営危機に陥っていた銚子電鉄で1日、施設の維持管理と経営を分割する「上下分離方式」を採用して経営再建に取り組む方針が示された。
テレビ番組などでもたびたび紹介される“町のシンボル”として愛されてきた同電鉄。運行存続の見通しに、市民の多くからは歓迎の声が聞こえた。竹本勝紀社長は「市民の足としてはもちろん、多くの人に乗りに行こうと思ってもらえる鉄道にしたい」と抱負を口にした。
同電鉄によると、現在保有する車両6両のうち2両を2014年度までに買い換えなければならないほか、信号機の更新なども必要。今後数年間、毎年1億円かかるとみられる設備投資費用が経営の足かせになると見込まれていた。
11年度の収入は運賃が約8千万円、ぬれ煎餅販売などが約3億4千万円。本業と副業の“逆転現象”も問題に。
国土交通省関東運輸局から「客の乗っていない電車を副業で走らせているのはおかしい。もっと本業を頑張ってもらわないと、安全にも問題が出るのではないか」と指摘されていたという。