1 :
最低人類0号:
ケンシン=幻斎=山田=真玄など自由にどうぞ
2 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 14:10:51.92 ID:nXUMFMRp0
論考その1
全膿神=デレデレ=ハッケイ=sage厨=妄想うざいは同一。
仮に同一じゃないとしてもアンチ河原一族の裔(すえ)
理由は、作品がつまらんので現在のタッチ、展開、登場人物など
作風を否定する。時々荒らし方を変えてみて特定を防いでる。
故にばれないことに「あーおもしろい。」と感想を言う時もしばしば。
3 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 14:16:53.15 ID:nXUMFMRp0
論考その2 弐門読者の現在の状況
1.壱門より海皇紀を含む作品も読んだ河原作品ファン。
故に、ストーリーテラー河原のやる展開に慣れているので
特に現状に対する不満はないと思われる。
2.壱門は読んだが海皇紀は読まず修羅限定ファン。
あくまで格闘漫画として読んでいたため海皇紀や刻など
格闘シーンが少ないものに対しての興味が薄い。
故に、現状に対する不満もしばしば。
3.壱門が黄金期であり海皇紀・弐門は暗黒時代とするファン。
いつから推理マンガになった?舞子がかわいくない。
舌ばかり出すキャラが増えた→海皇紀の影響だ最悪。
もう弐門は打ち切りでいいよ。マジつまらん。
こんなところだな。
4 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 14:25:26.68 ID:nXUMFMRp0
河原→川原な。
本スレにて推測や仮説を受け付けない理由は、
川原がOOと言ったらその通りだと思うが仮に同じことを
お前が言ったら全然違う。ということを意味している。
川原が幻斎=ケンシンなら「ですよね」となる。
マンガを読む人には何タイプかいるが、
あくまでも推測等はしないでありのままを読むだけのタイプも
いるのでそれを受身タイプと言っては失礼なので控えるように。
妄想、推測を自由としたいのであれば、↑は控えるように。
5 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 14:27:15.69 ID:nXUMFMRp0
このスレは、
妄想・推測・仮説叩き、及び、
全能神(自殺しろ)=ハッケイ=デレデレ=sage厨
煽り、荒らし、本スレの過去ログ読まないヤツ
は出入り禁止。
6 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 15:05:58.59 ID:nXUMFMRp0
本スレの方でパズルがどうこうと仮説叩きをしておいて
おきながらそんなことよりと推測し始めたヤツにはひいた。
数学の証明や方程式の理屈も通じないかもね。
【あの人が言うなら】川原正敏スレ其の弐拾六【そうなんでしょうね】
ttp://kohada.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1309462784/ というスレがあるとおりで、作者の言う事が全てだから
仮説や予想や妄想は一切しないという人なんだろうけど
ならば、一貫して推測をし始めないで欲しかったね。
スレの進行も漫画の展開も自分の思い通りにならないと
気が済まない。本スレの質が下がる理由が分かった。
7 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 15:13:34.77 ID:nXUMFMRp0
とりあえず本スレで制限されがちな内容
・懐古(今月号の話そこそこで壱門の話に花が咲く)
・妄想(憶測・推測・仮説など)
確かに「他に何を話せと?」と言う人がいたが
・今月号は面白かった
・今月号はつまらなかった
コレに尽きる。しかも材料が出し惜しみで少なめなので
推測も出来ぬままで来月まで冬眠。
8 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 15:18:49.07 ID:nXUMFMRp0
こっちでスレ立てられる人がいたら次は、
・不破の門
・修羅の刻 不破幻斎の章
・修羅の門 第弐門・裏
こんな感じでこっちは不破圓明流扱いで進めれば
怠惰な本スレを超えられる。
9 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 15:30:48.52 ID:kVJt7GpI0
いいスレじゃないか。
ケンシン=幻斉派で、本スレで書いてたけど、妄想推測はこちらで書けばいいんですね。
妄想とはいえ当てにいってるつもりだが、実はそんなに修羅門刻については詳しくなかったりします。
それで誤解等あれば、ご指摘願いますし、不明な点は質問したいと思います。
さっさくですが、
レオン祖父(90歳)−−レオン父(60歳)−−レオン(30歳)
前田三郎(90歳)−−ケンシンマエダ(60歳)
ってのが大体の流れにも見えるのに、ケンシンの歳が40+αっていうのをどう考えます?
これだと三郎50歳の頃に生まれた子供になるけど、違和感はないですか?
10 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 15:34:50.13 ID:GJsQvkou0
ビクトル(レオン祖父)が若者だったとき、三郎は子供
三郎はビクトルより20歳は若いはず
11 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 15:52:55.45 ID:kVJt7GpI0
そうか、さっそく誤解してましたわ。
コンデコマの俺の道着を持ってこい、っていうセリフにビクトルが嫉妬した、というので、
後継者選びをするぐらい近い年齢と思ってた(もっとも別の柔術を編み出したのはビクトルらの意思
だろうから、単純に後継選びに負けたという話でもないんだろうけど)。
兄弟子になるんだろうが、相当な年齢差があったわけですな。
12 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 15:58:49.40 ID:+R8/ED4cO
俺こそがこの世をあまねく照らす全能神
他の糞アンチどもと一緒にするな
この世のあらゆる倫理道徳宗教法律等より俺の意志が優先される
貴様ら糞どもは俺にひれ伏せ崇拝しろ
許されるのはそれだけだ
13 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 16:07:20.92 ID:nXUMFMRp0
14 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 16:08:16.77 ID:nXUMFMRp0
だが、おまえにも持論があるというのなら語ってもらおうか・・・。
オレはお前に「消えるだけじゃ駄目だ自殺しろ」
と言われた本スレの
>>554>>561だ。
とりあえず「山田の正体は幻斎派」と名乗っておく。
いまはそれだけだ。
もうひとつの名は時期が来たら思い出すとする。
オレが前に書いたテキストを張っておく。
一応、全巻持っていて確認をした内容。
陸奥 不破 前田(コマ) グラシエーロ 龍造寺 その他
------------------------------------------------------------
130: 出海・雷 ? (ニルチッイ)
120:
110: 天兵 ? 西郷四郎
100: 光世
090: 陸奥38代 ? ビクトル
080:
070: 真玄 ? 三郎(養子) 徹心 クラウザー
060:
050: ミゲール 巌
040: (静流) 幻斎・山田 ケンシン 破壊王
030: レオン 飛田
020: 冬弥・九十九 北斗 ラモン (舞子)
------------------------------------------------------------
・ビクトル(90)がコマに会ったのは70年前でコマ30代後半。
・約40代の頃に三郎(10代)として生きていれば70代。
・21巻にてラモン(26)と判明。レオンはウェガリーくらいなので30。
・不破はとりあえず陸奥と同期で。
・おおよそ父(20〜30)、母(20〜)で結婚・出産くらいで考える。
・ケンシンは化物だが光世と血縁のない三郎がそもそも化物らしい?
17 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 16:45:33.75 ID:YTxtvB6UO
パズル持ち出したもんですけど全く理解できてない
仮説とか考察とか推察とかってのは可能性を合理的、客観的に検証しなければ意味がない
現実な可能性や矛盾を無視して主観的、嗜好的に論じるあんたのは完全に妄想
同意される訳ないし論点がないからただ否定される
それから俺のは推測じゃなくて可能性を列挙しただけで、推測や推察なんてしてないだろ
まるで違う
18 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 17:11:19.42 ID:HLXVuWV30
あ
19 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 17:19:03.41 ID:RBqeytb+O
長文だからとか妄想だからとかじゃなく
妄想
↓
反論が出る
↓
答えられず沈黙
↓
しばらくしてまた同じ妄想
を繰り返したからこの結果になったんだよ。
だから「ハッケイ君」だというのだ。
20 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 17:21:07.65 ID:7L8sEq3L0
漫画はパズルじゃないと言った人が作中でも分からない
年齢やら死亡原因をいろいろ推測してるのだから矛盾している。
要するに、仮説の好き嫌いが妄想の線引きになってる。
自分の推測は合理性があってお前のは妄想ではね。
「妄想を語るな」は思考停止だからな。
バレ→バレまで何をして過ごせばいいかと言うと
「今月号について語れ」でそれ以外はNGじゃ過疎る。
確かに、全巻揃えて隅から隅まで読み尽くして
あちこちHPやらブログを調べ尽くして妥当な説を展開したら
人は納得するかもしれんが、既にそれは誰かの説と被る
こともあるし、それはちょっと面白くはないわな。
ということで、無礼講の出来るスレを立てたヤツに感謝しとく。
21 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 17:21:23.68 ID:HLXVuWV30
そもそもそんなに議論するほどの材料あるの?
22 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 17:22:35.54 ID:7L8sEq3L0
23 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 17:26:07.07 ID:7L8sEq3L0
>>19>>21 本スレで合理性や可能性を踏まえて考察や推察を語るヤツが
長文出してるよ。向こうは向こうでこっちはこっちで添削するよ。
589 名前:作者の都合により名無しです[sage] 投稿日:2012/05/12(土) 17:18:04.59 ID:5CqrhuhCO [6/6]
幻斎のもとを訪れる片山
片山「陸奥を追いかけるには此処に来るのが、近道と思いましたのでね」
幻斎「北斗が敗れた陸奥は、圓明流千年の中でおそらく最強だろう。私を訪ねたところで意味はあるまい。」
片山「意味がないかどうかは私が決めます。」
殺気を込める片山
幻斎「…なるほどな。私はもう不破ではないが…覚悟はできているようだ。」
対峙する二人
片山「やはり圓明流ですね。陸奥と戦った時と同じこの感覚。でもまだ足りませんね…本気を見せてもらいましょう!」
仕掛ける片山、仕合が始まる
激しい攻防が続く
幻斎「まだ何かあるのだろ…不破なら技を出すのに躊躇などせぬぞ」
片山「死んでもしりませんよ…」
幻斎「相手が圓明流なら殺さぬ限り勝てんぞ…!」
仕掛ける幻斎、そして片山の秘技が炸裂!倒れる幻斎。
すぐに病院に行けば助かるはずと救急車を呼ぼうとする片山
を現れた男が呼び止める
山田「そのまま死なせてあげてください。兄は北斗が死んで、不破が終わったことで、生きる屍のようでした。死に場所を探していたのかもしれません。最後に戦って死ぬのは本望でしょう。このことは僕がきちんと処理しますのご心配なく。」
片山「…わかりました…この仕合は死を賭してのものでした。あなたのお兄さんも死を覚悟してだったのかもしれません…。ところで、あなたも不破なのですか?」
山田「僕は不破じゃありませんよ。兄とは違う…もちろん陸奥とはやりません。君は陸奥九十九を追うのでしょう?」
片山「そのようです…今の戦いで自分の気持ちが本物かを確かめられましたから…」完
24 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 17:31:46.63 ID:7L8sEq3L0
>>590 だだの妄想フィクション
と保険的なレス入れてる。
結局何がしたかったのかよくわからんが
いつか仲間になりそうな予感。自爆したようなもんだな。
25 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 17:44:14.60 ID:RBqeytb+O
自重も何も、都合の悪いところは見えないフリをして
同じことを延々繰り返したから妄想扱いされるんだよ
26 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 17:48:39.09 ID:7L8sEq3L0
かといってしつこく議論を続けたりコテハンであれば
叩くのは事実なので都合が悪いってことはないね。
むしろ本スレを妄想議論やコテハンに侵食されるのが
嫌な人には都合の悪いって意味ならわかる。
27 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 17:49:46.36 ID:7L8sEq3L0
せっかくスレを立てていただいたのは感謝するが
妄想議論と関係ない話は控えてもらおうか
28 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 18:08:32.63 ID:RBqeytb+O
それならそもそも仮説の好き嫌いが妄想かどうかの線引きだ
というレスを書くべきじゃなかったね
同じなんだよ
主張したいことだけをただただ喚くだけの「ハッケイ君」スタイルなのは
29 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 18:19:55.13 ID:HLXVuWV30
まあ神(笑)もこっちで引き取ってくれれば嬉しい
30 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 18:21:41.29 ID:7L8sEq3L0
>都合の悪いところは見えないフリをして
といってるけど、本スレで
>「作中ではこうだから違う」と反論された際にスルーして
>また同じ主張を続けるだけなら妄想扱いされても仕方ない。
続ければ妄想扱い。
だが作中にない話をしてるヤツはみな妄想だな。
辞めれば雲隠れでハッケイ。
要するに、妄想厨と名付けて叩くのが趣味にしか思えん。
誰の何の説のどこがおかしいか例を出せ。
31 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 18:22:05.49 ID:YTxtvB6UO
幻斎の年齢は北斗の父で、40才過ぎの山田の兄という作中の情報からの推測
多少の違いがあっても推測だから当たり前。矛盾点はゼロ
幻斎は死んだという作中の情報から、死因はなんだろうという推測。可能性は、病死、事故死、他殺、(あとは省いたが自殺、寿命ぐらいか)
可能性を並べただけで、これも矛盾点はゼロ
これを矛盾と呼ぶのは議論できるレベルにない
32 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 18:23:36.05 ID:7L8sEq3L0
>>29 こっちに来てもたぶんツマランと思うから神はそっちで鎮座する。
妄想厨が本スレから沸くし弐門自体に文句があるみたいなんで。
きみたちの神だから大事にしてやりなさい・・・。
33 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 18:25:27.03 ID:7L8sEq3L0
>>28 わざわざスレを立てて隔離したんだからあとはほっとけば?
隔離してまで叩くほど妄想理論がうざいと思うのが
それこそ好き嫌いだね。
34 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 18:32:29.80 ID:7L8sEq3L0
>>31 そういうことだな。作中にないことを推測する行為に
裏づけやらなんやらつけて「オレのは妄想じゃない」と
言ってる程度だからな。
幻斎=OOOとかオレの山田フェイク説にしろ、
作中を読んだ上でのことをしっかり書いているのだが
批判してるヤツが全巻持っていないのか調べる事もせずに
否定に走るので議論の余地は生まれない。
オレのもうひとつ書いたある説に関しては
「相当の読者ですね」というお墨付きは頂いたよ。
悪いが、作中に書いてない話をこれから出る可能性があると
したものは仮説となる部分でそれを「妄想」とレッテルつけるのは
この作品が全て終わってから語るべきことだな。
35 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 18:34:10.05 ID:7L8sEq3L0
とりあえず自分から妄想理論、妄想仮説と自ら妄想と
卑下してるのだからこれ以上出張して妄想厨叩きしても
平行線だから来ないで下さい。こっちはこっち、本スレは本スレ。
36 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 18:42:02.61 ID:7L8sEq3L0
>>31 そもそもさ、幻斎と山田と言う人物が二人とも
存在するかどうかもまだ分かってない話だろ。
幻斎=ケンシン、現=ケンシンもケンシン=どっちかだからな。
片山が幻斎のところへ行って闘う自体相当な妄想だろ。
どうやっていくんだろうね。山田と同行した毅波くらいしか
一人じゃいけないのに。山田との会話も微妙。
それから修行中の毅波はどこだろうかね。
どこで修行してたんだろ。
片山の秘技ってなんだろうかと。菩薩掌以外だろ。
幻斎を倒せるほどの技があるなら圓明流を習いにいくかね・・・。
最後に自らフィクションと保険かけるのは酷い話だな。
37 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 18:45:22.08 ID:RBqeytb+O
先ず
>>都合の悪いところは見えないフリをして
>といってるけど、本スレで
>>「作中ではこうだから違う」と反論された際にスルーして
「いってるけど」だと違うことを言ってることになるが
同じことをいったにすぎない。
それとも「見えないフリ」と「スルー」がアンタの中じゃ違う意味なのか?
で幻斎=山田だっけ?
山田の「遺伝学上の兄」発言と合わない。
兄が嘘なら遺伝学とかつけずただ兄だけで済む話。
38 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 18:46:50.36 ID:7L8sEq3L0
>>16に続いてもうひとつオレが書いたものです。
00ヶ月 九十九が東京に出てきてまず毅波が倒される。←4年以上前
数ヶ月 全日本が終わる。北斗死亡。毅波弟子入り。(四年半前)
18ヶ月 全日本〜ボクシング〜ヴァーリが終わるまで1年半(仮に1年6ヶ月)
24ヶ月 ケンシンとのし合いで負傷で入院。半年は話せなかった
36ヶ月 山田が「兄も二年前(24ヶ月)に死にましたしね」
46ヶ月 日本に帰ってきたのが1年ちょっと前。
マスターシンゲンの元で陸奥に戻る修行をする。
58ヶ月 谷山の特集ではヴァーリが終わってから2年10ヶ月(34ヶ月)
59ヶ月 宮本戦で「約三年の月日を越えて・・・帰還」
60ヶ月 大晦日、毅波戦
62ヶ月 呂布戦
2巻で小田が「不破って・・・あの四年ちょい前の全日本〜で」
3巻で毅波について「4年半以上前に陸奥と立ち会って敗れた」
最後に毅波「オレの四年半は何だった・・・」
39 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 18:48:18.11 ID:RBqeytb+O
例を挙げろとかいや来るなとかどっちだよw
40 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 18:55:16.74 ID:YTxtvB6UO
>>36 フィクションの意味ぐらい知ってろよ
単なる作り話で、推察でもなんでもない妄想だっての
作中であーなるなんて思ってないし
妄想自体は否定してない
妄想と推察、推測を混同してるから否定されるんだろ
41 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 19:00:00.70 ID:RBqeytb+O
谷山の台詞からだと24ヶ月でレオン戦が終わってなきゃいかんな。
山田は36ヶ月にその台詞を言ったでいいのか?なら
その二年前なんだから12ヶ月目、全日本からアメリカくらい?の出来事だな。
42 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 19:03:24.43 ID:7L8sEq3L0
>>40 妄想かフィクションのどちらか態度をはっきりすべきということ。
今現在の流れでは「材料不足の仮説=妄想」で
「材料通りの仮説=フィクション」としているようだが
妄想フィクションははっきり言えば腰のひけた表現。
それはその後の流れを恐れたからだと思うが仮説をフィクションと
言わなければ妄想で仮説にフィクションとつければ叩かれないような
追加のコメはどうかと思う。
あの流れの中でそんな創作SSいきなり始めたのかと思ったよ。
そもそも幻斎と片山の話をいきなり始めた理由は
本スレのどの流れに対して繋がった話なんだ?
43 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 19:04:16.18 ID:7L8sEq3L0
>>41 了解。間違っている部分はあるから
その点についてはすまない。
44 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 19:09:47.47 ID:7L8sEq3L0
>>37 >山田の「遺伝学上の兄」発言と合わない。
>兄が嘘なら遺伝学とかつけずただ兄だけで済む話。
そこへの論理の構築は弱いのでその通り。
しいて言うなら、幻斎の成りすましてるフェイクの存在たる山田(弟)が
より兄弟と言う部分を強調したいから言った・・・というくらいかな。
説得力がなくてすまん。ディテールを整えて出直してくる。
45 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 19:11:31.22 ID:7L8sEq3L0
最初の持論はこうだった。
修羅の門 第弐門 54勝目
ttp://kohada.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1334126888/ 45 自分:作者の都合により名無しです[sage] 投稿日:2012/04/12(木) 15:08:57.32 ID:ho3Hi6RT0
長文になってしまいますが新説を説明させてもらいます。
何故、幻斎は北斗を引き取りに来なかったか?
全日本の会場に真玄は来たが幻斎は来なかった。
真玄が来たのは徹心宛ての手紙の通り徹心がラスボスであり
察するに九十九vs徹心を見るためだが北斗の乱入で果たせず。
両圓明流が闘うことを知って来ていたというケースの場合、
幻斎→真玄への一報が必要。この可能性は実は無くはない。
山田が北斗の遺体を引き取るシーンはあった。しかし、
全日本の会場にも居たか不明。引き取りは先代不破の役目と
思われるが山田がしている。幻斎は現れず。
この時点で幻斎が描かれない理由のいくつか推測する。
1.幻斎の自信の表れ。北斗が勝つから行く必要はない。
2.事情があって、弟の山田(現)に行かせた。
3.北斗の父が山田という可能性。
続く
46 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 19:11:50.25 ID:7L8sEq3L0
山田は毅波に「北斗は不破だが僕は不破じゃない。」と言ったが
毅波の発言からすると山田と北斗との関係は把握してるか分からない。
説明の描写もなく「親族」とまとめている。一切説明がない場合、
「北斗は不破、僕は不破じゃない」の言葉は「世代交代」と思う。
おそらくここまで言葉に偽りはない。勘だがこれは当たってると思う。
読者に「幻斎が北斗の父」で「山田が弟」という錯覚が起きている中で
北斗の遺体を引き取って骨にして不破の里にいる幻斎に届ける描写でも
幻斎は現れない。今月号までの山田への各人の認識は以下。
羽生 …不破さん→山田さん、北斗の父・幻斎の弟
九十九 …(陸奥の里に来れた)変な着物を着た髭のおっさん、不破の一族か
神武館 …毅波秀明の師匠、「向こうの"不破"みたいなもの」発言をした人
毅波 …不破北斗の親族、あんたも不破だろ
ズ・ミィン …現(シェン)
続く
47 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 19:12:06.81 ID:7L8sEq3L0
「山田」と「幻斎の弟」を名乗ったのは実は羽生に対してのみで
羽生は「骨を渡した兄じゃなくて僕について来る」は確かめようもなく
毅波は「里までついていき北斗の墓を作った後は修行していた」という
可能性はある。
では、幻斎は存在しないのか?壱門第2部で真玄が幻斎を語っていた。
不破を先々代から継いで北斗に橋渡しをした不破の存在は不可欠。
羽生宅で戮家の説明のときに「僕の父や兄が不破」と発言は嘘でもないが
今月号にて「そういうキャラじゃない」と言った件を少し見方を変えると
「山田は自作自演の創作キャラ」の疑いがある。どこまで創作か?
おそらく幻斎に弟は存在しない。真玄が知る幻斎は現在の山田と推測する。
2年前に死んだ幻斎というのは「2年前から山田を名乗り始めた」という
暗喩であるならば、幻斎が弟(山田)という存在を騙っている。
続く
48 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 19:12:24.36 ID:7L8sEq3L0
ズ・ミィンが覚えてた情報は「名を字でしか覚えてない」が
「名をそっちの音で呼ぶな」「日本読みだと現(げん)」
「名を字でしか覚えてないな。読みはそうじゃない」
ここで引っかかる部分が出るが、少し強引にいってみたいと思う。
中国語の発音では現(xian シェン)、幻(huan ファン)、日本では「げん」である。
ひらがなの字「げん」でしか覚えてなかったので「幻→現」と勘違いする。
そして「本来の幻の読みはそう(シェン)じゃない(ファンだ)」となる。
特に海皇紀の主人公と繋げたいという想いは無い、偶然である。
ケンシンと同一かはまた別の話で…。長文すまん。
終
山田の正体は幻斎派 ID:nXUMFMRp0 ID:7L8sEq3L0
トリップをつけた方がいいな。
コテハン#abcdefgh を名前欄に入れて投稿すると
コテハン ◆/Pbzx9FKd2 と、スレッドに表示されます。
最近は解析ツールもあるので個人情報は書かないように。
50 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 20:09:09.12 ID:RBqeytb+O
>>44 結局そういうことなんだよ。
ケンシン=幻斎or山田はそこで止まる。そしてこの場合であれば
全く手を加えず兄発言は嘘と繰り返す。だから嫌われるんだ。
ただそれをクリア出来ないとかなり厳しいとは思う。
成り済ます必要が有るかどうかは材料がないからなんとも。
ただ「来てない」「二年前に死亡」だと病死が可能性は高そう。
名前については強引と書いてるが、たしかに少し強引。
呂蒙が見たのが「げん」ならどの字かわからないだろうし「現」なら
あくまで読みの問題になるから。
>>50 終盤については自分で書いた通り、強引なのは分かってる。
あくまでその号を読んで感じた部分程度です。
一応、オレは本スレの流れを邪魔はしたくないので
そこで食い下がりはしなかった。2度目は現スレまで書いてない。
今の本スレで再度投下したところで「その発想は(ry」と
言ってる人がいるようにそこまで目にする意見じゃない。
幻斎=ケンシン、現=ケンシンはよくあるだろうし
コテハンの彼がいるので既にひとつの仮説として存在している。
現在彼は「現=ケンシン派」だがかつては「幻斎=ケンシン派」。
そこに今回の新しい「ケンシン=幻斉派」が現れた。
幻=現をいうヤツは少なくともオレが54勝目で言うまでは
いなかったとは思う。ちなみに外れるし間違ってると思うと
その時も言ってるわけで、正しい当たる絶対は言ってない。
作者が書かない限りは全てが仮説や妄想に等しい。
そもそも本スレで的中→ドヤ顔したいわけでもないからな。
ブログ主のようにオン=毅波説を唱えるのも作品の楽しみ方。
ただ、本スレ=公共の場であればやるなってことになるね。
ここは井戸端の公園みたいに話せればそれでいいんじゃないかな。
52 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 20:26:29.76 ID:7L8sEq3L0
>>50 ついでに聞くが・・・
作者の川原が第2部以降も現在においても
詳細に幻斎を書かない理由はなんだと思う?
北斗の父親で死亡したくらいしか情報がないが
幻斎は伏線になりうるか否か。
53 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 20:39:34.47 ID:RBqeytb+O
数ヶ月前ならルゥジァ絡みとも考えたけど、どうもあれ以上出て来そうな気配がな…
幻斎にとっては継がせたとはいえ北斗の出場はあくまで卒業試験
幻斎自身は以後も暗殺稼業に精を出すも二年前ルゥジァによって返り討ち、とか。
山田は九十九を使って仇討ちを狙う。
問題は何故自分で動かないか?九十九にやらせるとしてどうする気なのか?
と弱い部分は他にも有るだろうけど。
もっと有りそうなのが「特に考えてない」
ミゲールの影の薄さを見ると、これも有りそう。
54 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 22:21:22.99 ID:7L8sEq3L0
弐門を1話から毅波が敗れたところまで「不破」の絡みで始まったのは
意表を突かれたが作者の筋書きがあるなら意味のある展開であって
これは思いつきではないはず。描き出した理由はいろいろあったが
(あとがき参照)おもいつきで描いてますという人じゃないだろう。
ルゥジャも小出しに牛歩展開だがまだ「不破」絡み。
不破・暗器と繋げていったが・・・結果的にその流れが
未だ幻斎に繋がるところまでは来ていない。
呂蒙が残した「現(シェン)」が山田に繋がる伏線として残ったのと
ようやく九十九に山田が不破の一族と明かされたくらい。
「僕は不破じゃない。陸奥の君ならわかるよね。」
これが相変わらずひっかかるかな・・・。
この台詞も弐門開始から「僕は弱虫」とか「やりません」など
飄々とかわしてつつ山田が用意した本来の計画が
九十九を使ってルゥジャへのリベンジだけならどこまでやり返すのか。
蘭陵王なりドンを倒したら終了?
山田の本来の計画(ルゥジャが登場により予定変更)と
幻斎が2年前に死んだことが繋がるか否か。
もし山田の計画がルゥジャ報復計画ならむしろ日本に来たのは
ウェルカムになる・・・が、なにかそうじゃないようにも見える。
少なくともルゥジャ登場前にはそういう雰囲気もなかった。
とりあえず九十九にどんどん強いヤツぶつけて再生計画だった。
確かに幻斎が病死でもそれもまた自然死ならあれくらい
あっさり「2年前に死にましたしね」と言えるが
幻斎死去の扱い方で山田の計画内容の推測も若干変わる。
作者が今何を考えて描いてるかを簡単に読まれてしまうのは
作者が一番面白くないようなので「読者をいい意味で裏切れる」と
語っていたので、特に考えてないように思わせるのは作者の掌で
踊ってるようなもんだな。
55 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 22:53:10.61 ID:YTxtvB6UO
ケンシンが幻斎でも山田でもどっちの説でもいいけど
ケンシンの父親は前田三郎なのはまず間違いがない。ビクトルは二人とも知っているから。
その前田三郎は子供の頃にコマの弟子になった。つまり三郎は不破にはなりえない。不破でない三郎の子供である幻斎と山田が不破になれる訳がない。
むろん不破北斗もなりえない。
ケンシン=幻斎とか山田とかいう説はその点で完全に矛盾する。
56 :
最低人類0号:2012/05/12(土) 23:11:21.43 ID:RBqeytb+O
思いつきで描く人かどうかは知らんから作品で判断していくしかない。
まず無空波。徹心、海堂、武蔵とそれ以後では明らかに違う。
不破の扱いも二部の時点で400年だと考えていたかどうか。
冬弥九十九の父親に関しても、ケンシンと匂わそうとしているが
違和感の残る形になっている。
>「読者をいい意味で裏切れる」
については「予想を裏切り期待は裏切らない」と豪語した漫画家がおってな…
一応、オレの説を短くまとめとく。
三郎は名前からして三男坊。
不破の長男、次男が不破を争ってて、三郎は前田家に養子に出された。
そして、三郎はコンデ・コマの技を受け継ぎ、日本人の妻を娶り2人の男子を授かる。
長男が幻斎、次男が謙信である。
ところが、不破を継いだ長男にも争っていた次男にも男子はなく、
困った不破は三郎に2人のこどものうち1人を養子として戻してくれまいかと頼む。
悩んだ三郎は長男の幻斎を不破に養子として出すことにした。
次男の謙信のほうが才能があり自分の手の元に置いておきたかったからだ。
時は流れ、コンデ・コマも三郎も死に、幻斎は不破としていき、ケンシンは傭兵として生きる。
ケンシンは香港では現と呼ばれる。真玄に挑もうとして辞めたのも、静流と一時の良夫となったのもケンシン。
そして、幻斎は北斗を生み育てる、不破を継がせるが九十九に殺されてしまう。
九十九がケンシンを探しているという噂を聞いた幻斎は弟のケンシンに頼んで
コロンビアに九十九をおびきよせる。ここで幻斎はケンシンと入れ替わり、九十九と戦う。
マッィィツォが見たのも幻斎。そして、幻斎は九十九と戦って死亡。九十九も頭部に大きな損傷を負って
記憶障害となる。
そして、2年の月日が流れた。
58 :
最低人類0号:2012/05/13(日) 00:17:52.96 ID:GMBb2ArNO
なるほど、なら九十九は九十九男坊だな。
不破が三人兄弟で複数で争わせるならサブローを除外する必要がない。
コマは孤児を養子にしたと有るが、ビクトルに嘘をつく必要がない。
ビクトルはサブローが子を為したことを知ってる以上
幻斎を不破(最悪不破だと知らないにしても)に養子に出したことを
知らないのはおかしい。知ってたのなら九十九に隠す必要がない。
幻斎が北斗の仇を討とうと考えたとして、何故ヴァーリトゥードの更に後、
九十九がケンシンを捜しに行くまで待っていたのか?
取り敢えずこんなところか。
>>57 ウェルカム・・・本スレで読んだのはオレだ。
>三郎は名前からして三男坊。
前田光世は不破から素材を頂戴したという展開だな。
>そして、三郎はコンデ・コマの技を受け継ぎ、日本人の妻を娶り2人の男子を授かる。
これもビクトルが「男子が生まれた」「その子がコマを継いだ」とあるが
数については言っていなかったな・・・つまり、二人かもしれない。
>ところが、不破を継いだ長男にも争っていた次男にも男子はなく、
以前にオレが書いた世代表
>>16だが、むしろ、今まで空白にしてこれから
弐門以降で埋めていくために空けておいたと考えるとわりと調整できる余地だな。
>悩んだ三郎は長男の幻斎を不破に養子として出すことにした。
>次男の謙信のほうが才能があり自分の手の元に置いておきたかったからだ。
今までだと継承ケースは出海>雷、幻斎>現と長男寄りだったが
冬弥<九十九のような弟の方が武の神に愛されたケースもあるからね。
>時は流れ、コンデ・コマも三郎も死に、幻斎は不破としていき、ケンシンは傭兵として生きる。
不破出身だった三郎から枝分かれ、幻斎(不破)、謙信(前田)が誕生するわけだな。
現在のあの山田がケンシンならば、山田が九十九の父ということか・・・。
まぁ「山田」という仮名から「前田」が一番近いしな。シンプルに。
>九十九がケンシンを探しているという噂を聞いた幻斎は弟のケンシンに頼んで
>コロンビアに九十九をおびきよせる。ここで幻斎はケンシンと入れ替わり、九十九と戦う。
>マッィィツォが見たのも幻斎。そして、幻斎は九十九と戦って死亡。九十九も頭部に大きな損傷を負って
>記憶障害となる。
あのシルエット(指くいくい)は幻斎ということで、ケンシンじゃなかった・・・だな。
圧倒的な恐怖を与えながらも亡くなったのが元・不破の幻斎という結論だな。了解。
本スレでオレが書いた分だけ転載まとめ。
現は存在しないフェイク。幻が演じた弟。ケンシンは別人で単体で存在する。
つまり、幻斎(山田)一人、ケンシン・マエダは別人として存在する。
圧倒的恐怖に関しては、陸奥左近が殺気を消して木の上にいて、
雷電の前で本気になった。アレ同様、達人ならば殺気は消せる。
(九十九も第3部で巌に指摘されている)
幻斎が何故未だ現れず、また2年前に死んだことになったか。
実はもう現れている。山田と言う存在自体がフェイク。と思った。
そこの考察は
>>45以降参照。
「僕は不破じゃないよ」と言ったのは、名を思い出さないから。
修羅に生まれし者は修羅にしかなれない。これは変わらない事実。
名を継がなくても修羅の血は山田さんの中で疼いてる。
だから継承者ではなくても、名を思い出す。修羅の刻4巻のアズマ同様。
ついでだが、ウェガリーは実力の7〜8割は出して棄権。
理由は彼はケンシンから大会後に密林まで案内を頼まれた使い。
彼の正体は、本当は日系移民の血を引いているため、アジア系の風貌。
ケンシンとは戦友もしくは日系移民側と前田一族の縁。
一時期は、ウェガリーとケンシンが兄弟という考えもあったが・・・
さすがにウェガリーはケンシンの弟にしては弱すぎる?と思った。
(ウェガリーさんすまない・・・)
三郎は、圓明流の一族のものではない素質のある、ただの少年。
雷電にしろ弁慶にしろ修羅の刻に出てきた兵(西郷四郎はやや特別だが)は
特別な一族の末裔でないので、そういう突然変異があっても悪くは無い・・・。
全てが陸奥や不破の一族でなかればならないということもない。
ケンシン・マエダの服装は日系移民の洋式の服装で静流が九十九用に
誂えたのが壱門時代のあの服装となる。もしもケンシンが親で無い場合、
九十九の服装は違った可能性もある。
ttp://reversemoon.jp.land.to/img2/shura13.jpg 修羅の刻はユニフォームのごとく決まった服装だったがときどき縫い目の
ない上着になったりする。天兵の時代は明治に入る頃だがまだ和装である。
ただ、ひとつ気付いた点としては、継承前の天兵は腰に白い布帯はない。
西郷四郎と戦うときに初めてあの大きな帯があるので継承後の証だろう。
真玄もあの通り和式の格好をしている(第2部)ただ、弐門でも九十九は
似たような服になっていて刀も無ければ帯もなくなっているが
履いているのは、上が甚平っぽい何か、長袖、下は足首を追ったズボン。
和洋折衷な服装。
山田も実は、↑同様で、色合いといい、似ている。前をしっかり閉じて
しまえば、真玄や九十九と同じように見える。変な着物のおっさんの前に
変な時代劇風の爺さん(真玄)と、和洋折衷な九十九なわけで。
山田が九十九の親父かその親父の兄弟というのもアリに見えてくる。
だが、ケンシンの格好は先の画像通り・・・。
本スレでことごとく総スルー喰らってるヤツがいたな・・・
>サブロウには2人の兄がいた 一郎(仮)、次郎(仮)
>不破は近い血縁での婚姻の繰り返しにより血を濃くしていく方向を模索していた
近親相姦の時点で劣勢法則が働くらしいがな・・・。親戚間での結婚の場合は
確か四親等以上で加えて母性系遺伝子を通さなければならない。(うろ覚え)
>そんなわけで海外に渡ったサブロウのため一郎は自分の嫁をレンタルする
ん?一郎の嫁を次郎に貸すのかこれ?愛がないな・・・。
>その嫁が生んだ二人の異父兄弟こそゲンサイとケンシンである
>近い血縁での婚姻の掟は北斗にも受け継がれ・・・??
北斗は凄まじい天稟と公式の紹介にもあるがその近親相姦理論で
優勢が生まれる確率が漫画内にあるならスゴイ話だが現実的には
ちょいと厳しいものがある・・・。必ず血の遠いのと交配を繰り返さないと
種族は保存されないとかなんとかなんで。この理屈で言えば
鬼一と静、左近と葉月、真玄と静流が合体したら最強の陸奥誕生・・・。
薄い本としてはありだろうけど月マ的にはアウトだろうな。
もうひとつあったので検証してみる・・・
>◆ケンシン=山田は時期的にあり得ない ・・・
>不破は常にニッポンの不破の里にいたわけではなく
>実は明治以降南米?に本拠地を移していた
まぁ明治以降に移民政策は政府がやってたからな。
不破の嫡男坊の三郎もこれで日系移民になったかもしれん。
ただ、便利な時代なので山田が不破の里からコロンビアの密林まで
いけるとして時間にしたらまぁそんなにかかるものでもない。逆もしかり。
>◆コマの理想を追う者が不破を利用するのはあり得ない・・・
>実は不破の側がコマを利用していたのだ!
>サブローは今のところ感情などは表現されていない謎の人物
>実はサブローこそ、コマの業を利用しようとする不破の一族だった
これは
>>59の返信で書いたけど尺の関係で消したが
光世→不破のコンタクトは難しいが不破→光世の打診はあるだろう。
アリでいいとは思う。コマ自身知らなかったということもあるかもな。
>◆不破一族なら、信玄が知っているはず・・・
>不破の子せがれの年も知らなかったくらいなので
>必ずしも親しくはなさそうだし、一族に知らない人がいても不思議は無い
真玄は北斗を知ってたと思うがな。年齢も知らなかった?
そうだったっけ?まぁ陸奥と不破の交流は遠からず近からずな
感じだが、不破側は陸奥九十九を倒しに来たって感じだったな。
真玄曰く、不破は陸奥を、分家は宗家を立てていたとかなんとか。
だから不破の方は陸奥の動向は多少知っていたと思うし
九十九も不破の名前を見てそれなりに真玄からは
「不破にもお前、冬弥のように継承者はおる」くらいの話は
あるんじゃないかね。雷電の昔話やいろいろ聞いてるらしいし
そこらへんは静流母さんの読み聞かせ担当と思うが。
65 :
ケンシン=幻斉派:2012/05/13(日) 07:24:50.42 ID:+jVug/Yy0
俺は現時点ではケンシン=幻斉派ですな。
山田の正体は幻斎派 ◆qvu2uaF567ea氏は、ケンシンを別人扱いしてるようですね。
根拠は描画ですか、てっきり山田=幻斉=ケンシンという3人同一説かと思ってました。
今のところ、俺にとって一番シンプルな回答は、ケンシン=幻斉だな。
根拠はまたチョロチョロと書いてみたいと思う。
66 :
最低人類0号:2012/05/13(日) 10:01:26.46 ID:GMBb2ArNO
まともかと思っていたが「ハッケイ君」の道を選ぶ、か
ひとつはやはり圓明流のオンパレード、大量生産になるとね・・・。
鬼の子を倒せる者はやはり鬼の子となってしまう気がする。
流派は違っても不破であろうと元は陸奥圓明流となると
「もう陸奥圓明流同士で一人で戦ってればいいんじゃね?」と
なると、他の流派や一族の努力というかどうなっちゃうの?と
思うんで。
確かに最初は、前田光世の想念を達成するには遺伝子等の
ハードウェアの部分で足りないものがあるのでそれを不破からの
因子で補完していけばあるいは陸奥に追いつけるということも
考えたが、修羅の刻を見れば、そうしなくても化物というものは
存在しており、結果、勝てなかろうがなかなか頑張ってる勝負はある。
それに不破北斗以外のアリオスやレオン、それに片山や海堂など
特別な一族の耐性能力がなくても闘えていたわけなので。
あえて、陸奥一族のDNAに頼らなくてもいいラストはあるべきと考える。
そんなところもあります。
これについて各位に聞いてみたいんだが質問するが
1.何故、正体を隠し「山田」と名乗っているか。
羽生やBTくらいにしか名乗っていないけど。
山田の考える計画と絡めて意見を。
自分: 山田(幻斎)が九十九と闘いたい。それのみ。巌同様。
2.幻斎が何故詳細に今まで描かれていない件について。
作者がどのように考えてるのかの憶測。
自分: 山田が幻斎なので"既に"もう描いていたというギミック。
3.弐門は不破絡みで進めているが、不破の話で終わるのか?
それとも不破→前田と繋がるのか?
自分:
>>67
訂正
3: 前田三郎なりが不破で前田も不破絡みだったのか?
不破と血の繋がりは無い前田編へと繋がるのか?
ここらへんは既に各位が説明しているな。
70 :
最低人類0号:2012/05/13(日) 13:16:06.10 ID:GMBb2ArNO
1 そもそも正体を隠しているのか?
まず幻斎が兄だと言っているので不破だとは認めている
血の繋がりではなく現役としての「不破」かどうかということ。
ケンシンの元陸奥発言、山田のきみならわかるよねの台詞から
作者の考える「陸奥」「不破」ではないというくらいの意味。
むしろタラ子の台詞の方が余程意味深。
2 影の薄いキャラ
>>53>>56 3 コマと不破は関係ない
>>58
71 :
最低人類0号:2012/05/13(日) 13:22:23.19 ID:GMBb2ArNO
ああ1については意見を変えよう。
1 全ては真玄の指示によるもの。壱門一部からの黒幕が真玄。
先ず壱門から
1.神武館に毅波襲来。それも徹心、海堂、木村まで「たまたま」居ない時に。
徹心に至っては毅波が来たときだけたまたま用が有ったという念の入れよう。
「たまたま」大原に勝った頃合いに九十九が到着。そしてちょうどよく
毅波が負けた頃に徹心が帰ってくる、と。
→真玄は海堂木村が居ない日に徹心を呼び出し、そこに合わせて
毅波と九十九を投入。
2.そして海堂を倒してさあ次は徹心となり、徹心もやる気満々だったのに
何故か突然全日本異種格闘技大会を開催しようと思い付く。
そして「たまたま」徹心が開催した時に、表に出ようとしていた北斗が出場。
そして真玄の「幻斎が許した」という台詞
→もちろん開催は真玄が吹き込んだ。
大会に箔を付けるため九十九に喧嘩を売らせて回らせたのも真玄の指示。
そもそも鬼道館は館長があんなコメントしたからまだしも、
他は喧嘩を売りに行く理由がない。少なくとも描かれていない。
北斗が急に出る気になったのも、真玄が焚き付けたから。
幻斎が許したかどうかはある程度事情を知らなきゃわからない。
その上で「許した」と言う以上出場に関してのやり取りを知っているはず。
ちょっとまとめておく。
真玄が黒幕 ◆lhiyQJlU/mzJ
>>1 ID:RBqeytb+O ID:GMBb2ArNO
幻⇔現=ケンシン派 ◆tr.t4dJfuU
>>57 ID:dNn0G5ml0
ケンシン=幻斉派
>>9 ID:kVJt7GpI0 ID:YTxtvB6UO ID:+jVug/Yy0
山田の正体は幻斎派 ◆qvu2uaF567ea
>>2 ID:nXUMFMRp0 ID:7L8sEq3L0 ID:g2n1f3Kn0
74 :
最低人類0号:2012/05/13(日) 14:08:30.73 ID:GMBb2ArNO
3.アリオスとやりに渡米する際にケンシンの事を教えたが
何故名前を教えなかったか?
その後の台詞から年齢やコマの業の継承者とまで知っているのに
名前を聞かない(ケンシンが名乗らない)というのは考えにくい。
というか名乗ったと考えるのが自然。
ならば何故?
→九十九の実力なら放り込めば大丈夫と確信した真玄は
どこへ行けばいいかだけを指示。その方がもめやすいと考えたのだろう。
その後旧知のビクトルに連絡。徹心と同じようにヴァーリトゥード開催を吹き込む。
4.ケンシンについて
3で述べた通りケンシンが名乗らない理由がない。
そしてケンシンが父親だとクラウザーに隠す理由もない。
何しろ初対面の外人に病弱だった娘のことや孫が自分の目を抉り、兄を殺したことまで、
四門については通りすがりの若者にまで頼んでもいないのに喋っちゃうくらいだから。
ある男じゃなくどんな男だったかくらいは喋ってないとおかしい。
そしてケンシン再訪は真玄の意思だったとすると、するりとはまる。
ケンシン側に理由を求めるから無理が生じるのであって、
真玄側から見れば生まれる子が男か女かわからない以上、保険をかけたいところ。
男が生まれるまで再訪させるつもりだったが、幸い冬弥が生まれたのでああなった。
75 :
最低人類0号:2012/05/13(日) 14:25:08.29 ID:GMBb2ArNO
5.弐門
もちろん毅波を山田に弟子入りさせたのも真玄。
圓明流は教えてくれと頼まれたくらいで教えるようなものでもなかろう。
つまり山田に承諾させ得る人物がいたということ。
山田が陸奥の郷に来た時も真玄に会ってる描写がない。
普通住居を訪ね、そこで今どこにいるかを聞くものだろう。
真玄と山田が作中では二人きりなのに二人の関係を隠すような
芝居をするわけがないのでその場面は描かなかった、というか描けなかった。
真玄の目論見は九十九の再生。壱門の頃のように積極的に世間に出るようになること。
それが何をもたらすか?もちろん金だ。
神武館は言うに及ばず、アメリカ以後九十九の周りにいたのはテディとマッイイツォ。
九十九も含めて散財とは程遠い人達ばかり。では九十九によって稼げた金はどこに?
と言うことだ
なるほど。真玄が黒幕説をまとめると・・・
幻斎、山田、ケンシンはそれぞれ別人。
コマは不破と関係ない。幻斎は影薄いキャラ。
で、全ての黒幕は真玄か。
確かに真玄が九十九の道を壱門は仕切ってたな。
弐門でも山田が里に来た時に真玄と会話してると思った。
あの時山田は3年前から消息不明ということを知っていたが
ケンシンと闘うあたりまではしっかり追跡していたことになる。
なにげに周りの大人たちは全て連携しあっていて
九十九が最強の修羅になるのを眺めてるような感じだな。
毅波も何故北斗の死体を見に行ったか・・・は、同じ九十九に
負けた者だからなんだけど・・・よく場所とかわかったな。
普通他人が知るもんだろうか。そこで真玄の働きか。
最後の金の件だが、まずウェガリーを捕獲すべきだな。
77 :
ケンシン=幻斉派:2012/05/14(月) 12:27:07.94 ID:aIOd+5280
(1/3)
俺が単純にケンシン=幻斎説と考えるのは、このマンガの文学性とか構想性とかバランス力とか、いわゆる芸術性から。実はマンガの細部から読み解くどうこうではないです。
期待や願望でももちろんない。
修羅の門の修羅って圓明流の2派の事で、修羅の子は修羅にしかなれん、技の体系でなく人として別物、とかが一貫したコンセプトと思うからだ。
それに歴史的人物や現在のライバル達が挑むという構図。
第一グループ・・・陸奥圓明流、九十九と歴代陸奥
第二グループ・・・不破圓明流数名
第三グループ・・・その他のライバル全部、四門で敗れたレオンも含む、あるいは拳を交えなかった者たち、谷風や伊織なども含めたら100人を超えるだろう集団全部
みたいな形で言えば、第二と第三の間には超えがたい壁が存在する。どんなに善戦しようが、一時的に凌駕したようにみえようが、それは超えられない壁だ。
不破についても、弐門が再開されるまでは普通に俺も第三グループのライバルの一派扱いだった。
ところが、再開されてほんの少し読む中で、作者の中では圓明流はやはり別扱いしてる、不破や圓明流へのこだわり(キバの戦いは自嘲に言っているが、
作者的にはおそらく北斗への鎮魂だった)が、明らかに一線引かれてると見直さざるを得なくなって、
第二グループ、すなわち準主役のポジションを設けなければ不自然となった、俺の中では。
コンデコマといえでも第三グループの一人にすぎない。だからケンシンマエダは、不破の系統と考えるようになった。
繰り返すがこれは美的バランス論からの結論だ。
コンデコマのみ第三グループからはみ出せば、そこだけオデキのように変、って感じるのが文学的視点かな。(マンガに必要ないといえばそれまでだが。)
78 :
ケンシン=幻斉派:2012/05/14(月) 12:27:54.12 ID:aIOd+5280
(2/3)
まずこうした結論ありき、つまりケンシンマエダは不破系統だ、に仮定して、改めて読み直しても、そんなにおかしな点があるどころか、
むしろそう考えた方が理解しやすい場面が多い事に気づいた。
一番象徴的だったのが、北斗九十九戦の、信玄のセリフ、
「異人さんはあの男が怖くないか、ワシは怖いこの男とだけはやりとーないと思っている、
九十九はよくあの男の前で立っていられる、幻斎が北斗出場を許したのが分かる、
こせがれが不破を名乗るようになった、、、」の場面かな。あの油汗タラタラのシーンだ。
俺は不破幻斎=ケンシンマエダの仮定で、この場面を見直した時に、結局、幻斎が初めて陸奥の里、信玄の前に現れた時の油汗とその心情を繰りかえさせているのだと読み取った。
幻斎レベルのオーラを北斗がまとったからこそ幻斎は不破を譲りこの大会への出場を許可したのだと、それを表しているシーンだと読み取ったのである。
(注:実際は幻斎>>北斗であるが、その時点でのセリフはマンガの構成と進行上の点で理解している)
79 :
ケンシン=幻斉派:2012/05/14(月) 12:29:08.57 ID:aIOd+5280
(3/3)
そんな俺が考える、不破幻斎とコンデコマとの接点。やはり女系不破の存在が妄想と非難されても一番しっくり来る。
つまり三郎の嫁が女不破というものだ。コマの技は三郎が継いだ、三郎は柔術家である、
しかし女不破は妊娠した後、日本に帰ってそこで生まれた幻斎に、その祖父不破が圓明流を叩きこんだというものだ。
そして17の時に幻斎は柔術家の父が待つブラジルへ渡る、三郎の悲願も達成される、圓明流に挑戦して敗れて死ぬというストーリーだ。
レオン祖父の「誰もが私のように長生きするものでない」ってセリフの通り、50にならず死んだはずだ。
俺がこうした推測をする理由の一つに、壱門最終場面の、ケンシンの「俺は陸奥に勝つために海をわたった」というセリフの解釈に突然別の意味を見出したからだった。
これは単純に受け取れば、コマが渡りそれから自分を含めて3代、を主語にした言い回しである。
しかしもしこれが字面通り一人称、ケンシン単独の行為であれば、と疑ったのである。
つまり当時世界の中でもっとも打倒陸奥に力を入れた一族(かつ父)と陸奥への挑戦権をかけてブラジルで仕合うために海を渡ったを意味するのでは、
と取れない事もないと思いついた事だった。
どんな形で自分の出生の謎が母たる女不破から吹聴されたとかのディティールは可能性パターンがありすぎるので省くが、
この内容によって、陸奥より先にコマとの統一戦、というのがケンシンつまり幻斎の結論だったという事だ。
想念を引き継ぐとは業ではなく単純に言えば打倒陸奥という想いの事であり、
かつ人(それも身内)が殺せる、殺して強さを手に入れる圓明流の本質も証明してしまう。
それからの住居の中心は南米だったと思う、その3年後、20歳で陸奥の里の信玄を訪ねる、冬弥をもうける、再びゲリラ戦に入る、
この最中に北斗を授かったはずだ、その子を日本の山田に預けるのがさらに3年後、その際再び陸奥の里で信玄と冬弥を訪れる、
冬弥に圓明流の本質がないことを悟る、九十九をもうける、再びゲリラ戦、20年待つ。
こんな展開を予想してみた。
80 :
ケンシン=幻斉派:2012/05/14(月) 12:30:07.32 ID:aIOd+5280
(補足)
課題、
女性不破の存在が妄想、
山田の生まれた理由が不明、
前田光世の業を継ぐ者として海を渡り・・・、という信玄のセリフが最終巻にそもそもある、
まぁ上の課題はともかくとして、一言でいえばバランス論です。第三グループから、信玄が戦う前から負けを覚悟するような怪物が出る事への抵抗感。
この怪物が不破一族なら納得できるという手順から推論を進めて、ケンシン=幻斎にしました。
以上、超長文失礼しました。
81 :
最低人類0号:2012/05/14(月) 13:15:48.35 ID:OVzA8XlyO
先ずビクトルが何も知らないのはおかしい。
この場合妊娠した奥さんがいきなり日本に行ったまま戻ってこないわけだが。
「長生きするわけじゃない」はむしろ闘って死んでないことを示そうとしている。
前田の業を継ぐ〜海を渡るは真玄の言葉なので問題ない。
というか、あれはケンシンが陸奥に勝つ為に海を渡った=日本に来た
というだけのことなので解釈する必要なし。
そもそもそれでいくと自分は陸奥に挑む為に人殺しが必要と考えたのに
北斗には必要ないと考えたことになる。
これは幻斎が
・人殺しが必要と考えてない
・北斗が自分より強いと考えているか
のどちらかを示し、どちらにしても合わない。
更に言えばそこまで思っていながら陸奥打倒の機会を北斗に譲るはずがない。
そしてバランスというなら
陸奥に負けて始まり、九十九が自分じゃなきゃ陸奥打倒は果たせてたかもと言い、
真玄も高評価、徹心にも圧勝した北斗を送り込んですら負けた不破を使うかな?
コマの業を相念と勝手に置き換えるのは前からいたからそちらの責任ではないかもしれんが
そもそものビクトルの言葉は「業と理想を継がなかった」だ。
業が「陸奥打倒」なら理想は?
ケンシンの(おそらく)使う打撃、効率良く人を倒す為の技等を「業」と呼んだに過ぎない。
つまりケンシンの「業」にグラシエーロ柔術っぽくない技があっても
それはコマが編み出した、或いは持っていたで十分説明がつくもの。
そしてコマの理想について
本当に「陸奥圓明流に勝つ為」なのか「陸奥圓明流すら越える流派を作る為」なのか
ということを考えないわけにはいかない。
前者なら不破や徹心、グラシエーロのように陸奥が何をするかを考え
それに対抗する術を見出だそうとする。
そもそもコマには陸奥を倒したいと思う積極的な理由がない。
だからこそ陸奥圓明流のように相手を研究するのではなく
自らをひたすら高める道を選んだ。
陸奥は千年だが日本のみ、同じ時間はかけられないので世界をまわることで替えた。
そんなコマの相念を踏みにじってまで不破を絡める必要があるのか、という話。
補足
この作品でバランスというなら陸奥の敵は陸奥にしかならん。
陸奥から別れた分家じゃなく陸奥の業を学んだ「陸奥」じゃなきゃ
おかしいことになるわな。
つまり、表では日本異種格闘技大会優勝、ボクシングヘビー級チャンプ、
ヴァーリトゥードも制し、裏ではおそらく最強とのケンシンを倒した。
そこで、のつもりだったが九十九の負傷が思わず長引いたため、
強さを戻し表でもまた顔を売ってる最中。
この場合金ではないが九十九を美味しく育てて戴くという
やはり真玄が黒幕。
85 :
最低人類0号:2012/05/14(月) 17:30:58.86 ID:fnKFVGLCO
修羅の門を簡潔にいうと、陸奥圓明流の千年の夢を九十九が終わらせる為に追い求める物語みたいな感じだと思う。
様々な格闘技、強者、不破、天才、悪魔と並み居る強敵に勝ち、最後は戦ったことのない未知の強敵(ケンシン)にも勝つことで圓明流は限りなく最強に近づいたって話の方が夢の果てとしてはしっくりくるけどな
最後にまた不破に戻るなんて、千年の夢の完結に相応しいとは個人的には思えない
86 :
最低人類0号:2012/05/14(月) 19:53:21.37 ID:fnKFVGLCO
>>68 Q1.
A.既に正体明かしてるし、隠すというより継承者じゃないから不破を名乗らないだけ。それが圓明流の習わし。不破は終わったというメッセージもある
何より自分で弱虫と言うぐらい不破として戦う意志も陸奥と戦うつもりもない。圓明流の夢の果てとして見届けるつもり。陸奥復活の為に助力もする
>>86 サンクス。実は最近オレもその考え方になってる。
自分で書いといて何か違和感?を覚えた。
その理由が、出海や辰巳のような感じだから。
最初は謎キャラというと天斗みたいに名乗るのかと思ったんだが・・・
ポジション的には天兵に橋渡しが終わった隠居モードの
出海か、狛が継承した辰巳に近い。
そういうわけで、山田=幻斎だが、闘わない、で意見を固めた。
やりません、はそういう意味だ。
不破幻斎が北斗を送り出した決着をつけたかった理由にも
終わらせる意味があったかもな。
オレ呼称の「山田幻斎」は、九十九のような考え方に近いかもしれん。
終わった方の圓明流が出来る事は、あとは陸奥を見守るだけかな。
結局細部からだろうと、全体の流れからだろうとケンシン=幻斎はない。
まあ、正確には「修羅の門という作品において全く意味が無い無駄な設定」
実際川原がケンシン=幻斎と描くならそれが事実となるから。
川原がゆでたまごになりたいというなら誰も止められない。
一応、大きく二通りの推測としては
ケンシンが不破と繋がるか、繋がらないか、だな。
もし繋がるなら川原がそれなりの説明をしたら納得する。
だが、オレ個人は別に化物誕生に圓明流因子は不可欠とは
思えないので、否定はしないけど、まぁ別系統かなと。
これでもし繋がったらそれはそれで面白いw
まぁ流れで呼んでたら「三郎」の正体は常人じゃないだろ?と
思わせた感じがあるんで。
というか、弐門である意味「解禁」してしまったのが
量産型エンメイファイター毅波秀明の誕生。
4年半あったらメッキで紙装甲かもしれんが持久力と速度は
あれくらいまで行けるという人間代表でやってしまったんで。
前田光世→三郎→ケンシンまで何十年あるやら。
葉月→兵衛は陸奥因子x20年だから納得したけれど
毅波の4年半がいくら追いつかないといえども、三代に渡る
コマの想念を継ぐ者は、毅波など余裕で超えてるしかり。
そもそもの勘違いはコマが陸奥圓明流「に」勝とうとしてる、と思い込んでること。
91 :
最低人類0号:2012/05/14(月) 22:53:40.78 ID:fnKFVGLCO
>>90 ビクトルが世界転戦の理由を聞いた時、コマは「陸奥圓明流に勝ちたいからだ」と答えたと作中にあるよ
刻でも光世が西郷四郎に「どうすれば勝てるか?」と聞いて
「世界で闘ってみればいいんじゃないか」と答えたな。
まぁどう解釈するかね・・・。
コマから始まるか、三郎から始まるか、ケンシンから始まるか。
想念を受け継ぎながらプラスαな部分も無くもないけどね。
作者の中じゃ陸奥圓明流の最強証明の関門として登場させて
コマ陣営も陸奥を意識してなければ大会後に呼んだりもしないし
真玄に挑みにも来なかっただろうし。
関係ないけどビクトルの
「コマ、私はあなたを超えた。」は呂蒙並の妄言。
どうもおじいちゃん世代の言うことは怖い。
>>91 その「勝ちたい」が誰でもいいから自分の技を使うものが
誰でもいいから「陸奥」に勝てればいいのか、
流派として圓明流を越えたいのか、ということ。
グラシエーロ柔術はあるが、コマの場合の流派説明ないね。
「コマを継ぐ」という説明で済ましてるけど・・・前田流古武術(仮)か?
現在も山田が「陸奥は元が違う」とやたら主張されちまうと
もう勝ち目が・・・。鬼の因子がなきゃ対抗できないという意味に近い。
あの発言で全て無理ゲーになる。
西郷四郎も「私にも鬼の血が流れてる」と主張してたが
陸奥とは違うがそういう自負なんてものはあってもいい。
子供がいない光世が頼りにしたのが西郷「四郎」で
かなり遅い時期の子供か孫が「三郎」というのもありかな〜
とは思ったんだがな。頼ると言えばそこらへんと最初は思った。
95 :
ケンシン=幻斉派:2012/05/15(火) 01:37:42.37 ID:cBeMXPMI0
>>88 美的バランスを崩せば、インフレになってそれの方がゆでたまご化、というかジャンプ史観になるんじゃないの。
第三グループから突出したの出せばインフレ発生ですよ。それが3代にわたる修錬の賜物であっても。
俺は川原先生はインフレと戦ってると思う、過去のキャラへのリスペクトがあればその努力するでしょ。
不破系統から出すのが変というけど、不破は虎彦と北斗の2敗。第三グループは100敗であって、数が絶望的なんじゃなくて
100%負けているという完璧な確率が問題なんですけど、そこから怪物っていうのはあまりに物語としてのバランスが・・・
ちなみに不破は2戦2敗とはいえ、
不破を名乗っていない虎彦(スタート)と圓明流に終止符を打つ為の統一戦(北斗ピリオド)というこれまた美的感覚にたえうる流れなんだけど。
それより信玄黒幕説っていうのは、スケールとしては一番デカいとは思う、初期の徹心への手紙から始まって以降全部だからね。
それを明確に否定する材料はないし、想像をかきたてる要素は多いと思うけど、信玄の動機を金に求めるのは、冗談でしょ。
96 :
ケンシン=幻斉派:2012/05/15(火) 02:19:33.82 ID:cBeMXPMI0
>>89 俺は、人である限り圓明流は超えられないというのはこの作品の定義だと思っている。重要なキーセンテンスだと捉えている。
だから代重ねして強くなるのは技の数や相手への研究度であって、人としての能力のバロメーターは生まれた時から設定されて上昇しない。
いくら技が増え相手への理解が増しても、それを実践する人間としての対応力には限度があるから正比例で強くなるわけじゃないと思う。
せいぜい+αがいいとこ。
キバは自分のバロメータをMAXまでするのに4年かかったというだけであり、もしこれ以上修行しても充電しすぎの電池のごとくバロメータごと壊れると理解した。
このバロメータの平均こそ第三グループにおいては100であり、陸奥不破のみ120というのが、人である限り圓明流は超えられないの意味と理解した。
だから3代目のケンシンが単独人物であるなら陸奥には届かないと考えるのである。
97 :
ケンシン=幻斉派:2012/05/15(火) 02:53:24.16 ID:cBeMXPMI0
>>85 最後に不破に戻るという予想ではないよ。
俺は修羅の門の話の行く先の一つは、圓明流の統一と終了だと思う、これがあえて言えば準決勝第一試合、
もう一つの準決勝が、海堂片山戦、そして決勝ラズボスこそが海堂晃であり、
修羅の門をあけた人物であり、かつ修羅に終止符を打つ存在として描かれることになるはずと予想している。
散々否定してきたが、俺はこの人物だけは唯一、第三グループの定義を破る例外キャラとして伏線されていると考えている。海堂晃だけが例外である。
(片山すら第三グループの住人である見方を俺は変えないが、片山と九十九が戦う事を否定するものではない、準決勝というのはあくまで流れとしての説明)
今までの流れは各分野で頂点を極めたものとの戦いにすべて勝利することにおいて、神にケンカを売るごとく、史上最強への挑戦だったが、
そうした各種ライバルをあっさり凌駕するラスボスの存在は物語としてベタ過ぎる、つまりよくあるパターン過ぎる。このパターンで落とす事はないと思う。
インフレになるし、過去のライバルを蔑むことになる、あまりによく見るジャンプ史観ではないか。それはあって欲しくない。
98 :
最低人類0号:2012/05/15(火) 03:45:37.91 ID:UTwdrZ260
街道はもう出なくて良い
陸奥と試合しないのがいい
>>96 今のところ結論から言うと、その通りなんだと思う。陸奥or不破は
生れ落ちてた体とそこから始まる修練。山田が説明した部分は
・圓明流の「技」は徹心も片山も毅波も出来る。狼牙、蛇破山。
あくまでも形としての技はそれそっくり的な意味。
・だが「業」は簡単には使えない。虎砲、金剛、無空波 etc
陸奥ならではの100%筋肉を使う云々のアレ。
毅波の場合は技は4年半で学べても業は生まれてからやらないと
無理、という結論は山田が述べた通り。既に道場破りの段階で
そこそこの実力に過剰な修練。4年半壊れる寸前の詰込み。
むしろ、成人近くからの修練であの成果を残せたのは評価に値する。
毅波でも生まれたときから修行を始め、壊れないように修行を積んだ
場合どうなるかというのは誰もが考えるところでもあるが、山田が
「元が違う者」や「業は教えられない」は「鬼の血」のことで、
千年受け継いだ遺伝情報の話だと思う。
1.生まれてくる際の遺伝 「鬼の血を絶やすな」
2.生まれてから始める修練 「人から化物」
3.社会生活から離れた環境 「業を練ることしかしない一族」
1は、不破繋がりを主張される派の重視する点。
2・3は、圓明流の一族じゃなくてもおそらく可能とされる範囲。
人代表の片山、イグナシオ、レオンなどを見ると月とスッポンほどの
差があるとはあまり思えん。特にほとんど1代の相手が多いだけに。
かといって前田光世→鬼の子三郎→ケンシンに2・3を加えて
3代で追いつけるという話もお粗末なんじゃないかと思うところ。
>>99続き
北斗は九十九に負けたが、北斗vsイグナシオやレオンで北斗が
確実に勝ったかと言い切れるものでもない。九十九を含む陸奥を
おおよその圓明流の代名詞にしてしまうと計算がぼやける。
あくまでも九十九は陸奥の中でも才能に恵まれた方というなら
その親になったケンシンも只者ではないとなる。ということは、
三郎、ケンシンのあたりもかなり類まれな遺伝情報を持ち合わせたか
という仮説は可能。そうなると
天の声 「陸奥か不破以外いないよな?な?」
オレ 「う・・・。」 となる。しかしな・・・
世の中にその2つの一族以外は、月とスッポンなのか?
というところに、自分はひとつ投げかけてみたいと思う。
西郷四郎の会津藩にしろ、雷電にしろ、武蔵にしろ、
土方や沖田、弁慶など、世の中は広い。その末裔や未だに
出てこない兵、丈夫はいると思う。
なによりも、陸奥や不破の継承しなかった者たちは
子供を残さず死んだのならいないとは思うが、
鬼の子孫で名を継がなかった者たちはどうなるか。
これについて含めるとさらにぼやけるので論外にしておくが
前述通り、修羅の刻では全敗といえど、一代で化物はいる。
なので、可能性にかけてみたいです。
おそらくは不破なり陸奥なりに帰結する方が円滑な流れと
おもいつつも、大馬鹿なりに持論を曲げずに読み続けてみよう
と思っている。とりあえず・・・
三郎は 「西郷四郎の子孫」 を代入します。(´・ω・`)
あと結構気になるのは、山田の「九十九が零からスタート」の発言ね。
なんでまたリセットしたのか、その仕組みが気になります。
とりあえず、持論のまとめ
1.山田という不破の弟は存在しません。うそっぱちです。
2.山田は幻斎。羽生の前だけ「山田」と名乗ってます。
3.幻斎が息子・北斗に名を渡す。「99倒して来い」
4.北斗死亡で引き取りにいった。毅波に出会う。
5.北斗死亡の「心の隙間」を弟子もどきで埋める(嘘
6.その間も幻斎は九十九の動向をストーキング。
7.ヴァーリ終了後、99消息不明。
8.構築中・・・・(羽生に接近して舞台を整える準備かな)
一方で前田陣営は・・・
1.光世が世界中を行脚する。結構強くなる。
2.日本に戻れず(実話)子も養女のみのコマの後継者がいない。
3.ビクトルに内緒で西郷四郎の子孫を一人貰い受ける。
4.西郷三郎から前田三郎となった三郎にすべてを叩き込む。
5.コマは三郎に「お前にも鬼の血は流れている」とか何とか言う。
6.三郎は西郷四郎の話を聞いて打倒陸奥的なことを考える。
7.三郎と日本人嫁(コレも謎だな)の子ケンシンに人殺しの技を教える。
8.三郎、たぶん真玄かその先代陸奥と戦って負けて死ぬ。
9.ケンシン、陸奥を倒すことが敵討ちになるので燃え上がる。
まぁ既にここは妄想スレなんで爆発してみればこうなる。(´・ω・`)
>>98 そう言わないであげて。
必死こいて今もアメリカで武者修行中。
きっと「一撃必殺」の改良版を引っさげてくるから。
舞子の言うとおり、海堂の待つ国に戻ってきて
約束どおりやるはずだから。舞子のいうことが大体正義。
とにかく、海堂さんのいる国に帰ってきた九十九だが
そこに海堂さんがいないんだが片山右京との対決も
実はケンシン戦同様決着ついてなかったりして。
谷山が言ったとおりし合ってたとしても決着がついたか
どうかはまだわからん・・・。徹心も倒れてるままというか。
まだまだ余白はいっぱいあるじゃないか弐門。
>>99の
>かといって前田光世→鬼の子三郎→ケンシンに2・3を加えて
>3代で追いつけるという話もお粗末なんじゃないかと思うところ。
ココの部分で思うところがあるんだが・・・
例えば陸奥真玄の子が二人いたが(冬弥と九十九)
そのうちの一人を貰い受けたあなたが必ず修羅を育てられるか?
というと答えはNOだと思う。
それと同じように、前田光世が鬼の子三郎を貰い受けても
三郎は修羅になるかというと、答えはNOなのである。
仮に陸奥か不破としてあの年齢までどの程度の修練を
積んだかも分からんが理由は圓明流のブートキャンプというか
修練メニューはコマには分かりません。
必ずしも素材が最高であれば修羅になれるわけでもない。
前田光世の叩き込む技により前田三郎が陸奥圓明流継承者に
匹敵する存在になりうるか、という点も実に興味深いです。
104 :
最低人類0号:2012/05/15(火) 07:29:32.90 ID:KP1xLBjCO
ビクトルは正確にコマの業と理想を継いでないと言ってるしね。
コマは陸奥圓明流を人殺しの業と知った上で、超えようとしてた訳だから
グラシエーロ柔術の域とは違う殺人柔術の業を死ぬまで三郎に叩き込んだってことなんだろうね。
それをケンシンが戦場の実戦で磨き込んだとかな気がする。
>>95 だからその美的感覚とからいけば100%負けてる不破は無いでしょ。
それも不破は陸奥打倒の為、「不敗」の看板まで賭けて
満を持して最高傑作である北斗を送り込んで負けたわけだ。
しかもケンシン=幻斎とするなら北斗を越えていなきゃならなくなり
ここでもまた「だったら異種格闘技大会に幻斎が出ろよ」って話になる。
まあ、作中の事実からはケンシン=幻斎は無理とわかってるから
逃げ出してるんだろうけど、そっちに逃げても行き止まりでしょ。
106 :
最低人類0号:2012/05/15(火) 08:11:04.18 ID:ikpK3ObDO
そして、これに至っては・・・
>信玄の動機を金に求めるのは、冗談でしょ。
え?何も根拠はなくただ「俺様が気にくわないから有り得ないって?
自分の説が作中の事実からも自分自身で唱えた美的感覚とやらからも
否定され得るものだからといって、ただ他人に噛み付くだけじゃダメでしょ。
圧倒的に幻斎>>北斗でしょう。
不破の2戦2敗、は虎彦は不破を名乗る前、北斗のケースは、圓明流の統一戦が始まるのを受け入れるなら誰かが背負う立場、どっちの負けも特殊なので、美的センスを汚しません。
異種格闘技戦で先に北斗が戦かったのは、幻斎、九十九、(ついでに信玄もだが、)は圓明流を終わらせる覚悟を持っていることが関係してます、
北斗はこの覚悟をもってません、一般の人間にも教えられると考えてた節さえあった、
ならばまずあの場所に先に北斗が立つ必要があるんですよ。それを幻斎は見守る必要がある、我が子は殺されるかもしれんと覚悟しつつも。
しかも統一戦だから、北斗は不破を名乗る必要もある。幻斎も覚悟してたから不破を譲っていた。北斗の死をもって不破の不敗神話は終わったし、元不破が残ったのみだ。
ちなみにその元不破(幻斎)と九十九の統一戦はコロンビアでやったのがそうです、まだ描かれてないだけです。
ちなみに幻斎がケンシンとして陸奥の里を訪れるまで、不破と陸奥の交流は400年間一回もなかったと確信してます。
ちなみに信玄が黒幕として、北斗九十九戦で、脂汗流しながらこの男とは戦いたくないと発言したのはナゼ?あんなにリアルに驚くんですかね。
>>107 全くダメ。
不破は陸奥に負けて始まり陸奥に負けて終わった。お互いに『不敗』の看板を賭けて。
美的バランスとやらから言えば、実はもっと強いヤツがいましたって方が
余程そこだけオデキのように変と感じなきゃならん文学的視点とやらだろう。
(マンガに必要ないといえばそれまでだが。)
それを意地でもケンシンを不破にしようとするからそんな歪な形になる。
北斗が圓明流を他者に教えるのも十二分に「圓明流の終わり」なんだよ。
神武館空手、グラシエーロ柔術、習ってる奴等は全て徹心やレオンのように闘うか?
試合のルールは?圓明流がそうなったら間違いなく終わりだろうよ。
109 :
最低人類0号:2012/05/15(火) 13:10:22.37 ID:ikpK3ObDO
結局ケンシン=幻斎で幻斎>北斗だとして、
全日本異種格闘技大会に幻斎が出なかった理由が全くない。
そちらの説だとケンシン=幻斎は、自分は人を殺す経験が必要と考えたが
北斗には必要ないと考えたことになる。有り得ない。
更にケンシン=幻斎は強くなる為に自分の父を殺したことにしているが、
何故北斗と闘わなかったのか?それこそ不破内を「統一」するのが先だろう。
さて、真玄の発言が気になるようだが『単に北斗が強かったから』だけだろう。
年齢を差し引いてもケンシン相手には「負けようとも〜」と勝敗はともかく
ケンシンが望めば死合っていたのがわかる。
では北斗は?「やりたくない」だ。
そもそも真玄が黒幕説に「真玄が誰よりも強い」必要は無いんだが、
せめて読んでからレスしてくれないかな?ああ、読んだ上であれなら、なんかスマン。
110 :
最低人類0号:2012/05/15(火) 13:12:46.52 ID:KP1xLBjCO
九十九と北斗の戦いは、歴代最強同士の不敗の歴史を賭けた最初にして最後の頂上決戦だった。
両家の夢と野望も賭けた、世界に出る為には避けられない決死戦だった。
北斗の死、不破の敗北は両圓明流にとって歴史の全てに大きな意味を持つ。
不破としての復讐や個人的意向で陸奥に挑む、再戦するというのは、北斗つまり継承者かつ不破を蔑む行為であり圓明流の誇りはそこにはない。
俺が言いたいのは、北斗の圓明流習得には、生半可才能があるがために、それに頼った部分があるという点を強調しておく。
だから誤解をもつ、もしかしたら一般人にも教えられ格闘界に君臨する事ができると。人を殺せぬ優しさにも引けをとらない厄介な問題だ。
本当の圓明流は、その生まれた血脈全部で受け入れるものだ。
九十九が100%自分に流れる血で身に着けたものが陸奥圓明流だとすれば、分かりやすく言えば、北斗のそれは90%はそうだが、残りは才能、
これは一般人にも共通するものとしての才能だ。
だから北斗九十九戦はピンボケ発言から始まり、信玄のセリフにつながる、よほどの才能があるのか、、という。
仮に幻斎九十九があの場面で先に戦えば、400年の歴史の中で初めてガチンコの両圓明流が戦う結末を迎える事になる、
これはコロンビアで達成されたと俺は思っているが、戦う前に両人にはどんな結末になるか知る由のない不安だけ、最悪両者死亡も考えなければならない。
(だからこそ過去の両圓明流の継承者はお互いが戦う事を恐れ避け続けたと。)
(続き)
じゃーその時残った北斗は何をすればいいのか、北斗には圓明流が一般人にも継承されると誤解してる節がある、おそらく格闘界に伝承するだろう、間違った圓明流を。
形は似てるが芯のない圓明流。かつて撤心、巌、キバ、片山、などなどが技を使った時の九十九の、どこか蔑んだ表情を思い出してほしい。
そんな圓明流もどきが、自分たちの死後、圓明流として語り継がれる事を、真の圓明流の継承者達はどんな思いであの世から見守ればいいのか。
過去から伝えてくれた祖先への思いはどのようなものなのか。
幻斎は、北斗を最高の不破圓明流となんか捉えてないし、我が子が生きて舞台からおりる事がないことも半ば覚悟していたはずだ、
しかしそれ以上に優先したのが圓明流への想いだったしそれを代々継承してくれた先祖への思いだったはずだ。
だからこそ、北斗へ不破を与えてでも先に出場する事を決断したのだし、その時の決断には400年の時を超えて、陸奥とぶつかり不敗の神話が終わること、
および圓明流再統一への戦いへ踏み出す事、そして九十九同様、圓明流をこの時代で終わらす事への決断をしたのだ、不破の名を自らは北斗に譲ることで捨ててでもだ。
そうまでして守りたいのが圓明流だったのであり、異種格闘技戦の舞台へ立つのは幻斎ではなく北斗でなければならなかった理由なのだ。
もう主張している事が滅茶苦茶だな。
先ず作中の事実であるビクトルの言葉と矛盾、これは細部だと逃げ、
自ら提唱した美的バランスとやらからも合わない。というか美的バランスからは
ケンシン=幻斎が今更のこのこ出てきて九十九と決着?
それこそ「ジャンプ史観」のインフレに過ぎない。
真玄が「やりたくない」といい九十九は陸奥が自分じゃなきゃ勝っていただろう、
とまで評した不破圓明流の最高傑作が不敗同士でちらが最強かを決めた後で
「いや、オレの方が強えーから。オレとじゃなきゃ認めねーから」だと?
それをやったら茶番以外の何者でもない。
せめて自分で提唱した美的バランス論(とでもいうのか)くらいには
合わせようって気は無いのかな?
114 :
最低人類0号:2012/05/15(火) 17:45:41.56 ID:ikpK3ObDO
それと、やっと弱いところを見つけたと思って聞いてきたんだろうけど、
>ちなみに信玄が黒幕として、北斗九十九戦で、脂汗流しながらこの男とは戦いたくないと発言したのはナゼ?あんなにリアルに驚くんですかね。
答えたんだから何か反応したら?ぐうの音も出なくなってスルーじゃみっともなさ過ぎるよ。
そちらの議論の進行の邪魔になったらすまんが
ちょっと質問をまた各位にしておく。
>>68の続きでQ4にしとく。
第2部の異種格闘技選手権(武道館)において
どちらかの圓明流が消滅するのが分かっていたわけですが
Q4.何故、先代の元・不破、幻斎は立会いに来なかったか?
Q5.先代の真玄のように引き取る役目としても来るべきでは?
Q6.その時、何をしていたと思われますか?
Q7.何故、先代の元・不破でもない山田が引き取りに?
おおよそ意見は読んでますが、改めて絞って聞いてみる。
ここは重要な部分なので・・・是非よろしく。
116 :
最低人類0号:2012/05/16(水) 16:23:25.95 ID:bVl+V1yiO
>>115 Q4.何故、幻斎は立会いに来なかったか?
A.不治の病の病床の身で来れなかった。北斗の歴代最強と言える強さに加え死期が近いこともあり陸奥との仕合を許した。そして弟の現に見届けることを頼んだ。
それから約二年後、幻斎は病により他界した。
いや山田のキバとの回想でこれは無いことに気づいたわ。
ご無沙汰しております、
ここってダラダラと長文書いても読んでくれる人いるみたいなので、甘えてダラダラ書くけど、
文学的とか美的バランスとか妙な事を言うのは止めにして(時々は言うけど)、もっと軽いノリでこのマンガを読んでいく事に変更します。
読み切りならともかく連載ものでは無矛盾は、さすがにちょっと難しすぎと考え直した。
川原さんってレオンの結末も決めずに書いてたんだって、最終巻のあとがきに記載あり。大体の構想はあるんだろうけど、細部までは練りこんでないようだ。
ちょっと買い被ってた所があったかも。
俺も一番座りが悪く感じたのが、飛田九十九戦のあと、その男もくぐった、修羅の門、とかあるけど、
これは決定的バランス悪い。皇帝に挫かれて解説者におさまる男が、マンガタイトルの門くぐっているのは???
で、もっと軽く直感的かつ簡単に読み&考えていく方向に変更。
ただし予想の大筋は今まで通りです。
@九十九(&冬弥)が圓明流の歴史の中でも特に強いのは不破の血を掛け合わされたからだ
A修羅の子は修羅にしかなれん、って壱門最終巻のラストシーンで言ってる、物語では最重要結論はここにもってくるものだ
Bマンガの構造が逆転し美しさを損なう、つまり第3グループキャラに九十九が挑戦するという立場に変わってしまう
Cマイッツオはアリオスやレオンが本性を出して戦う場面見てる、なのに戦う前のケンシンマエダのオーラ見ただけでその場に動けなくなってる、
という事はケンシン>>>>アリオス、レオンだけど、第三グループ内で特別扱いするのはバランス悪い、「スゴ過ぎフラグ」立て過ぎ。
ついでに言うと信玄も降参フラグ、九十九も圧倒的恐怖の弁、「スゴ過ぎフラグ」立て過ぎ。これを背負えるキャラ設定は特別な血筋しかない。
D今まで不破幻斎が描かれていないのは満を持してコロンビアに登場させるため
Eコンデコマの業からコンデコマの想念にわざわざ書き換えている
Fシルエットが弟の山田そっくり(首のマフラー影まである)に変更されてる
G兄は2年前に死にました、発言
以上からシンプルに
ケンシンマエダ=不破幻斎
中級レベルの推測ならこの結論だろう。
西郷四郎の孫(子)が前田三郎説は、仮説としてはエレガントだけど、名前の付け方が常識的には問題では。
四郎の孫に三郎ってつけるかな。養子になる時点で改名して三郎になったとしても違和感を覚える。
ウェガリーケンシン内通説は、不可欠と思う、コロンビアの決闘の語り部は必要。ウェガリーの性格からして
覗きに行くと思うが、内通してないとデモンストレーションで殺されるだろう。
ケンシンは幻斎と俺は予想してるが、裏社会の住人ならウェガリーとのコンタクトも余裕。
最大の仮説、幻斎山田同一人説は、正直グラッときた、盲点だ、とも思った。でも俺の仮説の肝がケンシン=幻斎なので、
その場合、九十九の後遺症と山田のピンピンぶりをみて違うと思った。九十九がコロンビアで戦い終わった姿は
四門を使った後を思わせる、その対象が山田なら矛盾が生じると思った。
幻斎山田同一説はほぼワンセットで、ケンシン単独説を生じるので、氏はその立場なのでいいですが、
俺の肝の部分と相入れないので、同一なら困るという感想です。
山田は性格的にはアズマタイプ、物語の役どころはコーディネーターだな、というのが自分の予想です。
いつかは何かしらの戦いに参加すると思いますが。
シェンじゃない、ゲンと呼べ、の先月号のくだりも自分なりに考えたけど、
>>48で引用されてる部分の次のセリフがポイントだろうとは思う、
つまり「中国では名は呼ばないんだな、じゃーゲンでいいよ、」っていうくだり。
これは逆に取れば、名で呼べば何なんだ、っていうのが真相を隠してる部分ですよね。
これが解けた時、同一かどうか分かるかも、って考察したが、俺の推測では解明できなかった。
よって深く考え込まず、自分の説に執着する事にした。
>>115 は幻斉山田同一説をどう思う、という質問の裏返しだと思うので、
俺的には
>>120 で返したいと思います。
ディティールについては可能性ありすぎるて、それは言い訳の余地を残すという意味でもあるけど、
その一々はもし思いついたら後述するかもしれません。
>>113 >>先ず作中の事実であるビクトルの言葉と矛盾、
これは具体的にどの言葉か、それをあんたはどう解釈したのか、それを具体的に。じゃないと答えようがない。
>>真玄が「やりたくない」といい九十九は陸奥が自分じゃなきゃ勝っていただろう、
>>とまで評した不破圓明流の最高傑
信玄と九十九がそう言う事がなぜ不破の最高傑作の証明になるのか。
端的な可能性を示すと、仮にその発言から
@>九十九>A>北斗>歴代陸奥だとしても
@かAに幻斎が入る可能性をどうして無いと断定できるのか。
>>114 あの時俺が振った質問の意味は、信玄は黒幕にしては頭が悪すぎないか、って事です。
普通、黒幕っていえば、利用する駒の知力、武力、財力、人脈、社会的地位、etc を大体把握して
役割を振分けるもんだろ。どうして腰ぬかすぐらい北斗の実力に焦っているんだ、って事です。
万一にも九十九が殺されていたら、それって黒幕としてどうなの?
123 :
最低人類0号:2012/05/17(木) 17:12:03.04 ID:Ke9t5HWGO
ケンシン=幻斎説への疑問
1.幻斎は誰に習い不破を継げたのか?
2.北斗は幻斎が育てたのではないのか?
3.山田が幻斎に北斗の骨を渡しに行ったという回想の中で、化け物を見抜く力があるキバが幻斎にも会ってるはずで、それでも山田についていったとあるが何故か?
山田がわざわざ嘘の回想をする必要もなく、事実と思われる。(この点で山田=幻斎説については矛盾している)
124 :
最低人類0号:2012/05/17(木) 23:04:51.27 ID:s7G67SWf0
@まず、その場合何故二人とも陸奥として育てようとしたのか?
Aこの場合の「子」は文字通りの子なのか、陸奥の一族という意味での子なのか?
更に「静流の子」だとしても陸奥の子だがそれではまずいのか?
静流が「修羅」でないとしたら真玄の子は修羅になれなかったということか?
B九十九の基本的な姿勢は挑戦者。自らの最強を証明する為に強者に挑み続けている。
作中でも舞子と問答していたね。
C俺は動物園の檻の中のライオンは怖くないが、遮るもの無しに
そのライオンが目の前にいたらすごく怖いが、あなたは平気なんだ。
Dだから満を持さなきゃならん理由がない
Eすまん、これはどこのこと?
Fマフラーがなければマスクを脱いだ毅波にも似てるな
じゃあのときのケンシン=毅波でw
Gなんか数ヵ月単位でずれてなかったか?
誤差の範囲内というならまず、ケンシン=幻斎は九十九との闘いを望んでたんだよね?
なんですぐやらなかったの?
中級、ねえ。
入れ忘れた。
んー、とうとう「川原が思い付きで描いてる」ことにしちゃったか…
それも二部の陸奥と不破の決着をただの前座だとする、と…
それにしても
>文学的とか美的バランスとか妙な事を言うのは止めにして(時々は言うけど)
どっち?まあ「お前が倒した北斗なぞ不破の中では小物よ」
ってジャンプ的なインフレバトルものじゃ文学的でも美的でもないしなあ。
本当に何も考えてないただの思い付きで口走っちゃったんだねえ。
では、ビクトルの言葉から
サブローが子を為し、その子が業を継いだはずだ、とある
これは生まれてすぐ女房が息子連れて日本に渡ってたら出ない台詞だろう。
「はず」ってのはサブローから受け継いだはず、で
ブラジルで修行してたはず、までもっていくのは無理すぎ。
126 :
最低人類0号:2012/05/17(木) 23:28:22.55 ID:7VZdHXbLO
>@>九十九>A>北斗>歴代陸奥だとしても
>@かAに幻斎が入る可能性をどうして無いと断定できるのか。
幻斎が出なかったからだ。あの場に出ない理由が無いんだよ。
不敗同士、それこそ満を持して送り込むんだから強い方を送り込むだろ。
そして九十九と真玄の評価が考慮に値しないゴミだというなら、
作者じゃないから否定は出来ないがな。
ただ真玄の台詞
・ケンシン戦では「負けようともやればよかったか」と
望まなかったケンシンに乗ったが、ケンシンが望めば闘っていたと思われる。
・北斗には「やりたくない」
これを全く考慮しないのか。
そして腰を抜かす?スマン、それも覚えがないんだが
真玄が床に座り込んでいたってことかな?
相手が強いからやりたくない。それだけのことだろ。
万が一九十九が負けたら?
それケンシン=幻斎の場合でも当てはまるんだが、
北斗が勝ってたらケンシン=幻斎はどうする気だったの?
127 :
最低人類0号:2012/05/17(木) 23:36:07.88 ID:7VZdHXbLO
あとサブローの嫁が不破だとして、不破とコマのどちらが望んだとしてもいいが
不破の場合
・コマが有望株だとどこで知ったの?その養子の血を欲しいと思うのは何故?
コマの場合
・同じことだが、圓明流の血を入れれば強くなると思うほど詳しいの?
もちろん日本でも有名だったろうが柔道家としてだろうし
ブラジルまで追わなきゃならないとまで考えるかな?
128 :
最低人類0号:2012/05/17(木) 23:42:19.72 ID:7VZdHXbLO
不破をもう少し。
正直不破にとっては海外に出て武者修行をした人、というだけ。
そのコマが養子にして業を仕込んでいる、と。
そして少なくともサブローの武勇伝はまだ語られていない。
あればビクトルが何も語らないってことはないだろうし。
(死ぬまで業を教えたこと、死に際のコマの言葉は語っているのにだ)
その血をわざわざ欲しいと思う理由はあるのか?
>>118 ちょっと疑問点があったからいくつか
@双子の傍らだから血が薄くなったりということはなく
狛から虎から続く家系で血が薄くなるわけでもないのと
それが再び集約されても種としては1種類のままなので変わらないのでは?
B陸奥は「常に挑戦者」という谷山の言葉はその通りだと思う。
Cマッイイツォはセコンドでもどこでも動いてないので・・・
全部怯えて動けてないと思う。ケンシンに始まった事ではなく。
たまたま舞子に語ったのが初の感想で、全部びびってたと思う。
>これを背負えるキャラ設定は特別な血筋しかない。
ルゥジャはそれなりだったが・・・残念でしたね。とりあえずまだ今後がある。
血筋だけが勝負だと陸奥=サラブレッドに勝てるわけ無いとなっちゃうのは
「陸奥よりも強い血筋の一族が出てきた場合、陸奥は勝てないのか?」
という疑問もまた生まれる。いや、血だけじゃなくて修練だ、と言いたい。
Fいや、マフラーはかかれず、ワイシャツの襟っぽい線があるので見てください。
少なくともワイシャツの襟です。マジで。よーく見れば分かる。
加えて、頭になにかハメてるか、巻いてるか。腕の部分にも何かあります。
本スレで一応画像はあげてみましたがね・・・。
>>119 四郎だから三郎という名の連想ゲームと思われがちなんですが
日本では変なことに
いきなり三郎とつける場合もあれば、三男坊だから三郎と言う場合もある。
なので4→3で数が減った?ということじゃないです。
あくまで名付け親が四郎の子供が親なので何人生まれたかも分からない。
そこは名前よりも「存在」を重視して下さい。西郷に頼んで子をもらったとして。
おまけで、修羅の刻にもウェガリー顔の伊勢「三郎」義盛なんてのもいますが
どういうポジションにいたかは不明。三郎太みたいな名前もいますからね。
ウェガリー内通説にちょっと共感していただきサンクスです。
ヤツは得体がしれないんで語りたいことが山ほどありますよ・・・。
ビクトルとも内通してるかもしれん描写も23巻前後に山ほどあるんで。
>>120 ここは個々の信ずるがまま持論を大事にしていけばいいと思う。
正直、「俺が正しい」と言うつもりも自分にはないんで。
ただ、考察として面白いなと思っていただければ幸い。
そこに証拠なり根拠をのっけてゾクっとしていただければ
作品が面白くなるかなと。川原先生の描き方がなんというか
いろんな見方が出来る曖昧さ、余白を少し残して想像を膨らませる
日本らしいところがありますんで・・・。
台詞ひとつに関しても、この主語はどこにかかるんだ?
これの主語はだれなんだ?ってところが沢山ある。あえて省いてる。
それが海皇紀あたりで確立した川原節なんじゃないかと。
ファン「違う。逆だ。」マイア「逆って?」ファン「逆は逆だよ。」みたいな。
ある意味、深読みさせてミスリードという名の混乱のトラップに
落としたがる、むしろ、落とされたいと望む部分が双方にあって
それが加速する!(十字)になってるかも。
>>121 自分の説をどう思うというよりも、自分が疑問に思い出した部分は
他人は疑問に思わないのかな??どう考えたんだろ??と
素に思っただけです。
フツー先代の幻斎が来るもんじゃないですか?って
言いたいんだけど人の常識と自分の常識が=じゃないんで。
あの異種格闘技選手権で同時系列で幻斎はどこでなにを・・・。
>>116の病気で欠席と答えるのもひとつの答えである。
本当に幻斎が存在し、これない理由とすればね。
>>123 >(この点で山田=幻斎説については矛盾している)
きましたな・・・。では頑張らせてもらいます・・・。
>3.山田が幻斎に北斗の骨を渡しに行ったという回想の中で、
>化け物を見抜く力があるキバが幻斎にも会ってるはずで、
実は、毅波は山田と呼ばず「おっさん」と呼んでいます。
幻斎と山田という会話そのものは"毅波からは発してない"です。
「あいつは兄(幻斎)についていかないでボク(山田)に」
という会話は、羽生社長に言った嘘です。
理由は、里には山田幻斎一人と毅波一人のみ。
兄もいなければ弟もいない、山田幻斎のみです。
例の「遺伝学上の兄」と同じ嘘として下さい。
>>それでも山田についていったとあるが何故か?
>山田がわざわざ嘘の回想をする必要もなく、事実と思われる。
回想をすることが、羽生社長へ信じ込ませる演技です。
もし、回想をして「僕の父が不破だったから云々」と言えば
羽生 「あら?山田さん、お兄さんは?」
山田 「・・・いけない。やってしまったな。バレましたか。」
となりますが、回想まで嘘で固めてしまえば「嘘をつく必要は無い」と
真玄が黒幕さんのように事実と信じてしまう。嘘を嘘で塗り固める。
しかし、どこかに矛盾や疑問は生じます。
これが川原の巧妙なトラップとオレは感じるんですよね・・・。
作品としてはどこかにヒントを残すのもまた作者の演出。
納得できなくてもいいです。が、カラクリは分かりますよね?
議論とは関係のない独り言ですが・・・
1.ケンシンの伝言
31巻最後の方でビクトルがケンシンからの伝言を伝える時
「ムツ・ツクモが勝ったら伝えてくれ」
ですがビクトルが呼ぶときも九十九がブラジルでの自己紹介も
「ツクモ・ムツ」と名・姓に合わせてるんですよね。
でも伝言は日本ルールで姓・名になっている。
ビクトルがケンシンの言葉通り伝えたとするならば
何か意味があるのだろうか?
ケンシンは日系移民になった光世、そして三郎の子。
アイデンティティまでは言わないがどっちに準拠する人間なのか。
日系はほぼポルトガル語か英語圏。日本人妻が母であれば日本?
と、ちょっとした疑問。
2.ウェガリーとビクトルの距離
23巻。最初のくじ引き抽選会ですが、「インチキはなかったかい?」と
ポルトガル語で異を唱えたウェガリーさん。
別にラモンとやってもいいらしき強気な事も言う。
しかし夏の高校野球方式を提案します。徳光の解説だけにちょっと日本式。
そこにビクトル登場。
ビクトル「あんたの言うとおりにしよう 〜 グラシエーロの名を引かんようにな」
ウェガリー「ムツの名を引きたいと思ってるんだがね」
とプレッシャーを軽く流します。
1回戦。ウェガリーはエリックに
浮嶽じゃないけど・・・頭突き→大内刈り→
巌颪じゃないけど・・・頭を地面に叩きつけ→
狼牙じゃないけど・・・トドメにエルボー。
と完璧なまでの殺法をやってしまう。
そんなウェガリーと九十九は笑顔で会話をします・・・。
1回戦終了後にまた抽選。そこでビクトルとウェガリーが会話。
ビクトル「よかったのう。グラシエーロの名を引かなんで・・・な。」
ウェガリー「いいや・・・不運だったぜ。ラブコールがとどかなくてな。」
「けっやっかいな相手を引きやがって・・・たのむぜチャンピオン。」
という会話のあと、不運な?ラモンの試合をビクトルが見に行くが
ビクトル「じゃあな・・・若いの。それとも見に来るかね?」←なぜか誘う
ウェガリー「オレの興味はあいつらにゃねぇよ。
ま・・・せいぜいハデにつぶしあってくれや。」
ビクトル「・・・・。」←謎の顔シーン
続く
24巻。2回戦。
ここで上手いように作者によって組み合わせが変えることが可能。
(夏の高校野球システムのおかげで組み合わせは予測不能)
九十九は相撲の南洋竜とやりましたがクジを引いた結果となっています。
25巻。2回戦。ウェガリーvsサレンコ(サンボ=ロシア柔道)
自ら組に行きます。ユーリの疾い払い腰を簡単にかわす。
そして目を突いて投げて指は抜かない・・・。
そして3回戦でムツvsウェガリーとなるわけですが
このクジを引いた描写もまた作者の筋書きに都合のいい組み合わせ。
なのですがビクトルの意味深な顔をみると作られたかもしれない。
26巻。レオンがベルカンプに勝ち、↑のムツvsウェガリーの試合の前に
ビクトルが問う。
「ようやくあの傭兵のラブコールが届いたようだが
さて・・・レオンあの傭兵をどう見る。」
「(略)あの傭兵とやるならばトレーニングはできないでしょう。」
けっこうビクトルも傭兵を気にしてます。
これでウェガリーの強さのお墨付きをもらったようなもの。そして試合前に
「180cm85kg30歳。どことなくアジア系の風貌を持つアメリカ人」と実況。
試合の中身は、打撃のスペシャリストで毅波じゃないが
スピードが速くムツに防御をさせる事自体を評価とされる。
虎砲を勘で読み離れる。「コホウ・・・だったかな?」
疑問がある。彼は日本語読みで言ったが海外の雑誌や
報道で「虎砲」はなんと解説されただろうか・・・?コホウ?
ウェガリーは夏の高校野球はネタとしても日本語も分かるかも?
続く
そこからの攻めですが、蹴りをハイからミドルなんかやります。
26巻の中でも攻防一致の技を披露しますがレベルが高いです。
龍造寺巌クラスの何かを感じますが
あとはご存知の通り、金剛で暗器を奪い、ウェガリーは拳を損傷。
訃霞、不破との試合、圓明流の本気などなど・・・。
随分懐かしい話をしましたね。
そのあとは敗北モードで例の娘発言で命乞いと言われたアレ。
最後に
「化物が・・・こんなやつがシャバにもいるとは思わなかったぜ・・・
どっちが強えかな あいつと・・・」
です。確かケンシンは夜襲してきただけの相手で彼は逃げたわけで。
そんなに接点があるような感じがあんまりない気がしなくもない。
ともかく、あいつフラグが立ちました。
ところで、この試合、随分と会話しましたが全部英語?ポルトガル語?
ボクシングのときは英語表現も多かったのに。
九十九の語学力はすごいなとしか言えない。もう日本語並みだなと。
というか、ウェガリーが日本語喋ってるような気がしなくもない。
でもレオンともだいぶ会話したのできっと英語かポルトガル語だったでしょう。
・・・この論点はいまいち攻め切れませんでした・・・w
最後。31巻となりますが、ビクトルと九十九の会話のあとに
用意されたような水先案内人ウェガリーさん登場。どこから着いてきた?
>>60でも指摘しましたが、どうやら案内人な気がしてならない。
>>134でもウェガリーが言ってましたが、九十九が勝ち上がるのと、
自分が勝ち上がるのを、予定している感じがあります。
ざっくりといえば、おそらくこういうことです・・・。次へ
まとめ 「ウェガリーとビクトルの距離」について
>>134 ・ビクトルはウェガリーをある意味、知っている。
・ウェガリーはグラシエーロの大会進行を茶化せる距離の人。
・ビクトルもその提案を意外とあっさり呑みました。
・ビクトルはグラシエーロの名の怖さをウェガリーに知らしめたかった。
・ウェガリーの使う技は実にストイックな殺人技。
・ウェガリーはムツにも勝って欲しいと願う。
・ビクトル、またウェガリーと会話してる。仲がいいなぁおい。
・ビクトルの例の顔シーンって必要あったの?作者さん。
>>135 ・ユーリ・サレンコの柔道技への対応いいですね>ウェガリー
・ビクトルまたウェガリーが気になる。レオン、練習できないって答える。
・試合の中身がとても充実してました。まるで修羅の刻だな。
>>136 ・訃霞、不破との試合、圓明流の本気。キーワードいっぱい。
・あいつフラグ(ケンシン)立ちました。
こういうモブにしては充実していた。
ここで、ひとつ。ビクトルはウェガリーが大会後、
ケンシンのところへ案内することを知っていた、と思われる。というか案内させた?
最後に「案内しようか」とウェガリーが出てきたのはビクトルが呼んだかも。
ビクトルの方から「道分かるか?案内しなくていいのか?」とは聞かなかったし・・・。
ビクトルとウェガリーとケンシンは繋がってると思います。
ウェガリーから若干、日系の香りも感じられます。
という、オレの夢オチでした。
以上、本スレでの別コテハン名「ウェガリーの人」より。
138 :
最低人類0号:2012/05/18(金) 07:30:41.23 ID:5xm0EwI1O
なんていうか(wまでつけたのは正解だったか
>>124「じゃあのときのケンシン=毅波でw」
じゃなくて
>>136「・・・この論点はいまいち攻め切れませんでした・・・w」
ですよね。
途中からレオン戦の長い会話を思い出し「これはダメだ」と苦笑。
>>116の最後の「いや〜」というのも論考続けたら気付いた点かな?
海外の対戦相手で陸奥圓明流の技名を言った人もおらず
イグナシオは関西弁が話せるし、ここまで外国語で会話をするのは
ウェガリーかレオンくらい。その中でコホウ、コンゴーは何かなと。
ん?ひょっとしてスレタイの(wの話か・・・。
ウェガリーでここまで考察できるのか、、
こいつは暗器にしろワイヤーにしろ平気で反則使ってるけど、即失格となってない点も距離考える上ではアリかもね。
それ以上に今後に対してどうなのか、の方が関心あるけど、
実際ウェガリーが立ち会わないと解説者いないのよな、あの決闘については。九十九がべらべら喋るのも不自然で。
能力が7割と考えないと、人間離れした2人の戦いを分析することも無理だったりするかも。
もう一つは舞子の帯よな、これは小さい伏線になるかな、だとしたらウェガリー、真武館来場もあるかも。
ケンシン○○説には5種類の検討が必要か。
@幻斎
A山田
B幻斎=山田(同一人)
C単独(幻斎≠山田)(コマ柔術の直系3代目説)
D単独(幻斎=山田)(同上)
まず九十九が帰って来た時の道着の朱さから考えて、四門は出してる、ならば相手は死んでる、なら山田はない。AB消去。
その他、これまで無敗の主人公に負けをつけるわけがないので、山田の圧勝を描くのは無理がある。
CDを考える場合は、幻斎山田の関係を考慮する必要がない。よって山田の存在に関係なく推測を進めていい。
よって最終候補は、幻斎か単独か、のみ。(当たり前の結論が残っただけ)
大ざっぱに言って何が不自然かだけ考えたらいいのではないか。
・九十九は圓明流の最終継承者。ならその父親が一般人でいいのか、陸奥以外で唯一、陸奥と同じ血が流れる不破系統をかました方がいいのか
・3代の執念で血の壁を破れるのか、一代の天才としてレオンの例があるが、天才が天才を生むというファンタジーを持ち込む必要がある(執念で天才児を生めるわけでない)
・雷電編ですらあの流れにも関わらず作者は明言を避けてる、男系一世へのこだわりはないのか、つまり静流の血でつながりを説明するのか
・徹心巌の2代で届かないのにコマサブローで近づけるのは単なる才能の違いか、その上で代重ねしたら越えられるのか、才能より血の壁の方が厚い気がするが
・幻斎だとしたら、山田の存在の説明が困難になる。父違いの兄弟か双子という設定が必要になる。北斗は山田の実子という説へ繋げられるが複雑すぎる。
・幻斎だとしたら、サブローの子という設定が必要になるが、雷電のデジャブーを2回(幻斎と九十九)使うことになる、これを作者がするかな
いくら考えてもどこかの壁で行き詰まりになる、というかマンガ観の違いだな。どの話の流れなら受け入れられるかどうかを決めるのはまさに読者のマンガ観そのものだな。
俺のように一族じゃないと駄目と取る層もおれば、修錬と執念で怪物は生まれていいと考える層もおる。
それにしても作者は大変だなーと改めて感じた、腱鞘炎はともかく胃炎を嘆くのも分かる気がする、100万単位で読まれたら全員を納得させる筋を生み出せるわけないもんな。
ケンシン=幻斎とするなら、こんなストーリーでいいのではないか。
時系列的にはこんな感じ
信玄、不破祖父、九十九、幻斎は圓明流を終わらせようとしている
信玄も不破祖父も女児を授かったのみ、静流は病弱キャラ、女不破は南米で三郎と一夜の関係で子種をもらう
生まれた子の天才ぶりに感動した不破祖父が圓明流を教え込み仕上げる
出生の秘密を知り、南米で三郎と仕合う、
数年後、陸奥の里で信玄と会う
そのまま南米に居座る、冬弥の確認で三年後帰国、修羅の本質不足で九十九を作る、再び南米でゲリラ戦。
20年後九十九とコロンビアで仕合う、四門で死去、九十九頭部損傷
以下弐門、の進行、
補足@
信玄と不破祖父は消極的理由によって圓明流を終わらせる意思を固める、つまり戦争体験、鉄砲には対抗しよとした祖先だが爆撃で数万人が死ぬ文明の罪面を受け入れる。
素手で戦う意味に迷う、それでも未練はあり天の声を聞くべく、一人だけ子をもうけるが、いずれも女児だった。
九十九と幻斎は積極的理由によって圓明流を終わらせる決意をする、すなわち1000年の集大成として史上最強の証明を試みる、文明の功罪の功面である。
情報網、輸送網の発達で世界は小さくなり、影が少なくなった世界から強者を探しやすく移動しやすい環境が整う。
不破祖父は昔話を懐かしく語り続ける、物心ついた女不破はどうして自分に一時のしのぎでも圓明流を伝えてくれなかったのか責める(葉月タイプ)と同時に行動開始。
終焉を決意した4人以上に実は思いだけはこの女が一番強い。
当時の日本の格闘技を洗いざらい探す、相撲、柔道、空手などなど。コンデコマの噂を聞く、ブラジルが当時の日本と縁深い事を知る、
渡航する、業を磨き続ける三郎に圓明流の終わりを告げる、雷電のデジャブーが発生する
生まれた男児(幻斎)のオーラと天才ぶりに不破翁の血がさわぐ、この子を仕上げずに死ねるか、と発起。
補足A
女不破、幻斎に出生の秘密を打ち明ける、幻斎は史上最強の証明は陸奥を倒す事以外にないと認識していたが、一時予定を変更。ブラジル渡航を優先する、
老いてなお、お前がまだ元の前田三郎のままであるのなら、圓明流継承者として立ち合う事を決意、・・三郎の思いは果たされる。雷電のデジャブー。
死に際のサブローから陸奥への想いをひたすらに聞く。不破幻斎としての打倒陸奥への想いに勝るとも劣らぬその執念に、自分の半分のアイデンティティーとして、コンデコマの想念を組み入れる事を決意。
不破の名はこの時幻斎にとってウエイトが半分になる。譲りやすくなった、かつ南米での闘争に一定以上の価値を見出す。
信玄と会う、陸奥と不破が分家してより400年、初めての再会である。当然、信玄の年齢も知らなかった、
当時ただ一人のそして最後の陸奥を名乗るものとして不敗を守るものとして、50を超えている事は大した問題はない、立ち会えばいい、
それ以上の問題は信玄が精神的に老いていた事、すなわち圓明流を終える思いを受け入れていたことだった。
最高の圓明流を倒してこそ史上最強と信じる幻斎は、信玄の、そして女不破にも負けず劣らず圓明流を想う病気勝ちだった静流の想いを受け入れる。冬弥を仕込む。
3年後、不破家に一大事が発生する、幻斎緊急帰国、なんと弟の現に実子(北斗)が誕生したのである。
圓明流を終わらせようとしている流れに逆行するこの出来事でお家騒動となるが、誰も圓明流は教えないからという点で収拾をはかる。
ついでに陸奥の里を訪れる。自分が史上最強を証明するために仕込んだ冬弥だったが自分の想いに答えられる本質にない事を知り、九十九を仕込む。
(余談だが、冬弥19九十九15北斗17ぐらいの年齢差ではないかな)
補足B
積極的理由で圓明流を終わらせようとする幻斎と九十九だがその認識は微妙に違う。幻斎はコマの直系サブローを倒すことで横(世界)の統一に満足してる。
コマが異種格闘技で世界一(らしさ)を半分証明してくれていたので、その直系を倒せば世界戦は終わり。
残りは陸奥(歴史という縦)のみ。最高の圓明流の証明こそ史上最高という認識。
九十九は一世代ズレてる分、さらに世界を相手にしやすい、実際してる。
かつ宗家ゆえわざわざ不破を探すモチベーションもない、ひたすら世界にケンカを売る事、勝ち続ける事が史上最強の証明という認識。
不破幻斎にとって不破の名が軽いものになる必要はある、よってコマの執念で薄める必要はある、
そうすれば北斗に譲位しやすくなるし、自分は不破でも陸奥でもなくただの圓明流使いというキャラに持っていかないと、ゲリラ戦で圓明流の本分を存分に発揮する行動の説明ができない。
圓明流への想いとして人生の半分は日本で過ごしたが、コマへの想いに同じウエイトを持たすなら以降の人生は南米中心で生活させる設定にした方が自然。
異種格闘技戦以降にも来てない、ひたすらに圓明流最高の証明を目指す。
>>139 というか、そもそもケン幻のが「シルエットが山田に似てる。
そして兄と弟は似てるはずだから兄のはず」って『論点』だしねえ。
あれで充分かと。実際何故毅波でまずいのか?に的確に反論出来なきゃ、
あの点においてはケンシン=幻斎とケンシン=毅波は同等の可能性ということだし。
>>140 そう。スレタイのこと。
ケンシン=幻斎とか山田とか派があれを好む某コテを思い起こさせるのでつけてみた。
148 :
最低人類0号:2012/05/19(土) 20:56:19.39 ID:L5qb9492O
まあ、それだけだとなんなので
そもそも兄と弟は似るものだろうか。陸奥で言えば
九十九と冬弥、出海と雷、狛虎くらいか。このうちシルエットが似そうなのは双子の狛虎。
陸奥以外だとレオンとラモンくらいか。これも似そうにない。
では双子を産んだことにするか?流石に無理だろう。
なので山田のシルエットと似てるから幻斎だというのは疑わしい、ってところか。
予想@
ディティールが設定されてない方が予想しやすいのを利用して今、海堂片山戦(流れ的には準決勝第2試合だな)と九十九海堂戦(決勝、ラスボス)も予想してみる。
海堂は片山に敗れるだろう、心が挫けそうな気がする、片山の修行は心技体の心、瞑想から入る感じだけど、海堂はひたすらサンドバッグ叩く印象。
戦いの途中で、海堂は自分に足らないのは心の問題だと悟るのでないか、
北斗戦で、九十九はあと3年あれば史上最強になれる、あの戦いを止めさせたい、と信玄が気付いたのと同様に、
徹心も海堂の悟りに気づき、実際止めに入るのだろう。
唯一の凡人の鬼道館の館長は驚くだけ、収まりがつかないのは片山、完全決着を望みながら燃え尽きぬ炎のやり場に苦しむ。
タダとは言わぬ、残りを私が引き受けようと徹心が立ち会う、結果致死寸前まで追い込まれて入院、茫然の海堂はアメリカへ。
勝利した片山は現状維持で十分、日本にとどまり羽生のオファーを待っている状態というのが現在ではないか。
これは片山の勝利の理由を探すというよりは海堂に負ける理由が必要という話なんだと思う。
ちなみに九十九片山戦が実際にあるのか、またそれはどんなものなのかは格闘の話なんで、予想する段階でもないと思うけど、
いずれにせよ第3グループの住人たる片山が勝つことはありえない。
しかし第3グループの中で唯一例外的属性、つまり負けを知るという体験をした海堂は、唯一そのグループを抜け出す資格を得るはずだ。
負けを知って強くなるとかベタだけど、例外的属性という点ではそれしかなく、同グループ内のキャラに負けてまで九十九の前に立つのは海堂だけだ。
予想A
でラストが九十九海堂戦。
少なくともこれまでも
・修羅の門を開けたのは海堂(1部最終場面)
・準決勝片山戦では、九十九が「片山に無空波は使わない、使えないんじゃなく使わない」ってセリフ
・北斗戦の後の、九十九の「海堂晃との約束もある」って発言に、涙しながら答える、「その言葉忘れん。」
・アリオス観戦で、片山と徹心はアリオス判定勝ちの予想なのに、海堂だけ正解を悟らせた場面。
などなど伏線多々あって、海堂>>片山であるのは事実なのだが、
なぜ海堂は負ける必要があるのか、って事だな。
予想B
天才が修錬を積んでのみ可能な技と言われた双龍脚を、イグナシオには繋ぎ技として使われ、九十九にはあっさりマネされ、持ち上げられて落とされる海堂は恥辱にまみれてる。
まして片山には負かされる。これが意味する所は、あまりに読者が感情移入しやすい対象という事だろう。
人生というものの艱難辛苦というか山あり谷あり感を投影する対象としてのキャラ設定。
結果、対極的キャラの戦いとなる。オールラウンドに対応できる九十九と実質一つの技のみを磨いた海堂。歴史を通しても現在においても無敗の九十九と恥辱にまみれた海堂とか。
もう一つは作者の人生経験を投影してくると思う。この人は職業漫画家としてその創造、フィックションの極みに、圓明流と陸奥九十九を生み出した。
その一方で職業以外の人生においては、ひたすらに強さに憧憬を抱くただの無名の空手家だろう。
強さに至る道としての武道に様々あっても、片山と海堂2人の空手家にこれだけウエイトを置くのもそれが大きいと思う。
そしてその空手の最高境地、極意、理想に一撃必殺があるわけだ。
予想C
リアルな世界でどんな達人も至る事のできない境地、それを自分ができるはずがないのも承知した上で、それでも至ろうとする努力の先として再び創造の世界に戻るのだろうと思う。
つまり創造の末としての九十九と圓明流、もう一つの末としての一撃必殺という最高境地、
そしてその実践者に、あえて誰もが、人間的であり人生的であるゆえに共感を投影する事のできるキャラとして、海堂に背負わせると思うのだ。
その結末はどうなるだろうか、おそらく炸裂する。海堂が勝つはずだ。リアルな世界で至るべき最高境地の技でもって、もう片方の創造の産物をおそらくは清算するだろうと思う。
このマンガは結果として、圓明流実践者がこの世から消えていくという流れになると予想している。50%以上の確率で九十九は死を迎えると予想する。
壱門のどこかで語っていたが、出来うるならばこの作品全てを偶像大山倍達に捧げたいと願っていたが、自分が創造の産物として至った一撃必殺とはどのようなものか、
いいにしろダメにしろ大山が評価する事はもうない。ただその評価は読者全員に委ねるのみなのだろうが、
ただそれが漫画家人生とその以外の人生のすべてをかけて、磨き、創造されたものであるのならば、それが答えで誇っていい正解なんだろうと思う。
おまけ
・一撃必殺が陸奥をとらえるその瞬間は月刊誌であったとしても、見開き2pのカラーを用意して(沖田の血を吐いたシーンのごとく)最高のイラストを希望したい!10年先の話かな。
・俺ぐらいのクラスになれば作家の人生観にまで思いをはせて、ストーリーを予想する事ができるのである。
・ラストシーンはこんな感じーーーーーーーーーーーーーーーーーー
舞子「九十九」って叫ぶ。舞子ママが「今度は届きそうもないね」とか。
薄れていく九十九の意識の中に歴代圓明流者達が現れる。(ウルトラマン兄弟のごとく)冬弥、幻斎、北斗、その他、もしかしてレオンとかも。
それでも懸命に叫び続ける舞子。突然「ウッ」とか出て妊娠フラグ。
3か月後、病院のベッドで赤ちゃんを抱く舞子。その子を手に取りながら信玄が言う。「ワシもまだまだ長生きしろって事か」
それを横から現が取り上げる「いえいえ老人は静かに休んでいください、この子はぜひ私が今度こそ」
最後に徹心が「いやこの子は誰にも渡さん。神武館の大事な世継ぎじゃ」とかで爆笑の中、大団円、ジエンド。
1巻で谷山が「徹心館長〜入院して1年以上」と言ってるが
館長代理(ママ)は病と説明したんだよね。
横にいた舞子も特にノーリアクションだから本当かもしれん。
さすがにサシの勝負に師匠が出てきて事故ったはな・・・。
片山→大学院へ進学、鬼道館で稽古を継続。
海堂→アメリカ修行留学。(予想すればNYかブラジル支部か)
徹心が倒れたので神武館の鬼の巌が代理で稽古つけてると思う。
徹心空手を一番引き継いだのは巌なので。あの時点では巌>海堂だし。
第2部の時点では海堂は見切りなどでも自覚してる通り片山以下。
どっちかが対戦するという1つの答えもあれば(海堂さんとの約束)
最終的にどっちも九十九には届かず試合をしないという展開もあるかもしれん。
海堂と片山はなお競い合うかもしれんが。海皇紀的な〆方しそうで怖い。
少なくとも頑張れたとして、片山が観戦した毅波のレベルまでいけたかどうか。
毅波と大して変わらない海堂や片山の打撃もそう重くは無い。
陸奥が無差別級。加えて壊れてるといえど明らかに部分的に強くなっている。
正直、片山は最初から素性の分からぬ冷酷な氷の貴公子だったので
本当に化物で神の領域に達したこともあるが、海堂は実直な天才空手家
というところで化物が棲んでいない・・・と設定部分で差が開いてるんだよね。
そこで優しい天才羽山同様、海堂も埋めるべきものがある。
片山に負けた方が海堂は強くなれるかもしれん。
少なくとも闘鬼の巌から授からなきゃならん部分はあるね。
肉を切らせて骨を断つもいいが、一撃必殺といいどうしても相打ち狙いだから
徹心・巌と続いたジリジリ待ち戦法から抜けないといかん気もするが
あくまでもこの作品中での空手の可能性だからな・・・それもイグナシオが魅せたが。
そうなると、海堂は空手から抜けていかなきゃ勝ち目はないんだな。
それこそ稽古で徹心を病院送りにできるくらいの覚悟というか。
むしろ徹心が冬弥みたいに「わしを殺さぬ限り〜」と言ったかもしれんなと思ったり。
巌で思い出したけど、ヒダスペシャル、というか徹心のオリジナルのあの技だが、
九十九も、あるいは一回くらってなけりゃ逝ってたかな、とか発言したけど、
要するに九十九の体って防御反応する場合、命じた瞬間に筋肉の硬直化ができるんだということだな。
金剛の20〜30%の硬直化は即行で可能と。浮身とはまた違った防御法。
素人でもミゾオチ守るのに腹筋固めるのは本能的にやるが、どこの筋肉でも出来るのが陸奥という事か。
いや、格闘マニアでもない俺がこんな推測するのも以降の話に繋げたいだけなんだが、それはまた時間ある時書く。
巌が九十九に膝をのせて落とした感触が人じゃないと言っていたから
金剛無しでも陸奥の体は多少は「筋肉の鎧」を纏っているかもしれん。
あるいは、虎砲などを使った訳ではなく折っただけだったから
金剛を仕込む事も可能だったかも・・・と思うが胸の上に膝をのせてるので
金剛もなにもないな・・・実際に金剛が出たのはウェガリー戦が初。
ちなみにあのスペシャル投げは、飛田が使ったあとの連載・刻1で八雲が
九鬼新三郎にそれっぽい技を出しているがそのときは、膝を喉に当てて投げてる。
クラウザーは徹心にやられた技を飛田に伝授し、徹心は巌に伝授したが・・・
ひょっとすると・・・真玄が徹心に使った可能性も捨てきれないです。(´・ω・`)
真似出来る圓明流の技と分かればみんな使ってる。
蛇足だが旋の変形(フライングニールキック)も出海vs龍馬で出したからな・・・。
ちょうど連載が飛田戦のあとだったから影響もあったと思うが、それによって
陸奥圓明流がフライングニールキックを幕末の頃に既に使っていたということに
なっている・・・確かに、圓明流に知らない蹴り技はなかった。
この2点に関しても本スレで語る人がいなかったが軽くスルーして読まれてる。
なかなか裏側をみるとおもしろいんだが。
ケンシン○○説ファイナルアンサー@
改めてサラッと全コメ読み返してみたが、「信玄黒幕」って人の読解力が心配なんだが。
ネットや2ちゃんで恥かくならともかく、あの理屈で筋を読もうとしたら、リアルな世界では大恥だぜ。
とりあえずケンシン○○説はこの説明をもって以降はやらないので長文書いて自分のファイナルアンサーとしたい。
実は普通の知能を有する人間が、普通に筋を読む限り、もっとも可能性が高いのは不破幻斎である事が明白になると思う。妄想どころかこの結論が今の所もっとも理性的であるのだ。
「サブローが日本人の娘との間に男子をもうけて・・その子が業を継いだはずだ」
「修羅の子は修羅にしかなれぬ。なぁ冬弥、おまえも修羅であったのだろう。ゆえに九十九と立ち合い、そして死を選んだのだ。より強い修羅を生むために。」
この2つのセリフ、後者はラスト中のラスト、最終巻を締めくくるセリフなんだが、それ以上にビクトルのセリフを重視して、そこからケンシン=コマ柔術3代目単独説を支持してるという書き込みを前の方(
>>113 >>125)でしてるわけだな。
まあ逆の意味でビクトルのセリフは重要なんだが、その前に後者のセリフをきちんと解釈してるのかどうかから疑わしいのだが。
一応念のため、説明する。
ケンシン○○説ファイナルアンサーA
より強い修羅(九十九)を生むために冬弥は修羅として立ち合い、死んだと、まずある。つまり修羅とは九十九、冬弥だ。
次に考えるのは、九十九と立ち合い死んだのは他には、北斗とレオンだ。
さらに本のタイトルが修羅の門で、一貫して描かれてるのが圓明流だ。その辺りからレオンは例外と考えるのが主要な読解だ。
つまり修羅を圓明流使いと決めた時に、修羅の子は修羅にしかなれぬ、が前文になってるから
幻斎の子は北斗で、これは確かに筋が通っていると分かろう。
では九十九と冬弥が修羅の子として、その親が修羅として、それは誰なのか、って話となる。
可能性があるのは、このセリフの前の流れから考えてケンシンマエダが最有力ではあり、実際、信玄の口から前田光世の業を継ぐ者として、というセリフがある通り、
@)ケンシンマエダ(コマ3代目説)
次に上の解釈の通りなら修羅=圓明流使いなので
A)ケンシンマエダ(圓明流使い説)
さらに弐門で全く未知の可能性が展開される場合もあり、
B)その他(山田とか)
そして圓明流使いに限定するなら、その時点で存命の圓明流使いは信玄と幻斎しか登場していないのだから
C)不破幻斎
と以上4つであり、その可能性割合はおおよそ
10:65:24:1(上のセリフのみを重視するなら)
65:10:24:1(このセリフに至る前の流れまで含めて考慮するなら、レオンのような突然変異が修羅と呼ばれるのを良しとするなら)
って所だろう。
ケンシン○○説ファイナルアンサーB
可能性があるのは、弐門とかで全然未知のキャラが出てくる場合はともかく、それ以外ではケンシンマエダ、そして幻斎しか登場していないのだ。
弐門で次々出てきたら、確定しにくくなる、あるいは壱門終了時の時点で、ケンシンマエダがそうだと理解するのは、ある意味、幻斎を父親と見るよりはるかに現実的ではあった。
すべてはここから弐門がどう動き出すかによる。
そもそもこの辺りにさえ思考を巡らせていないとすれば絶望的。「サブロー〜〜」のセリフを重視してるならその可能性あるので怖い。
で弐門開始。数千ページと20年という時空間をこえて、壱門の一丁目一番地にほんの数ページだけ登場した人物が弐門の一丁目一番地に重要な意味を背負わされて登場する。
キバ英明が行った不破圓明流の再現は北斗の鎮魂ともとれる行動であって、続けて羽生のセリフ、不破と呼んでいいか、って言葉が放たれた瞬間、物語の構造は変化したのだ。
壱門の、陸奥対ライバル全てという構造が、そのライバル軍から不破というグループを抽出して特別なポジションを与え、準主役へと設定される3段構成へと。
もっと端的に言えば、圓明流対その他、と言っていいだろう。これを受けて、不破は特別と認めなければならない。
10年の休止期間においてサブリミナルにケンシン最強と刷り込まれた意識を、いったんリセットして、もう一度理解を再構築しなければならないのだ。
さらには山田の2年前に兄は死んだ発言、時期が全く合致すること、
さらには日本語の不自由ななずのマイッツオに、このキャラの口を借りて、「業というか想念」とわざわざ言い換えさせてまで語らせていることから、
ケンシンはむしろコマの業は直系としては継いでないのでは、という疑いを持つ事が通常だろう。
業とは見えるもの、組み手などで習得していくもの、想念とはその業を身に着ける目的やモチベーションのことなのだから。
ケンシン○○説ファイナルアンサーC
さてそこで、「信玄黒幕」が依拠する「継いだはず」という言葉だ。
2代目サブローが継いだのは断言してるのに、どうして3代目ケンシンを自らの目で確認していないのか、「はず」という言葉は伝聞か想像によって多分そうだと思う、ってニュアンスだろう。
ビクトル、特にグラシエーロ柔術にとって、陸奥と同等かそれ以上に気になる存在が、宗家たるコマ柔術のはずで、
同じ国に存在するものとして、3代目が何をしているのか気にならないわけがないだろう。なのにその確認が取れてない事実をどう考えるべきか。
つまり逆の意味で重要と言ったのは、まさにその言葉に物語変更のスイッチを埋め込んでいるという、その伏線化によって重要な言葉なのである。
ビクトルがそう発言したから、を根拠に直線的に信じるコマーケンシン直系説、って?だろ。普通はそう見ない。
むしろ事ここに至っては、幻斎説の方がよほど有力な証拠を多く有している事を理解すべきはずだ。
なのに反論してる数々を見たら、実にささいな揚げ足取りっぽいのばかり。
ケンシン○○説ファイナルアンサーD
例えば、イラストがキバに似てる、これで完全論破(
>>147)したという。しかしだ。俺があげた証拠(
>>118)の全部はカツ(&)条件なので@かつAかつ、・・でGだけキバで反論になりますか。
さらに、壱門最終巻でのイラストと弐門でのイラストが変更してる点の方こそが重大で、つまり、あえて言えば前者は海堂の後ろ姿にも似て、後者は山田に似てるという感じで
その場合、作者のメッセージは間近のイラストの方に込められているだろ、ぐらいの意味なんだが。
あえて意味のある反論としては、どうして異種格闘技戦に、ならば幻斎が出てこないのかって、事だけど、それはこの物語の絶対定義から明らかである。
つまり圓明流が人殺しの業だから、その一点に尽きる。
人前で光の下でルールのある中で、真の圓明流が競い合えると考えるのか。それこそ作者を嘆かせる誤解にみちた質問ではないか。
逆にいうならばあそこで戦った九十九と北斗、それを見届けた信玄と山田、その場にいなかった幻斎。存命する圓明流使いの中で、誰が真の圓明流を一番理解している事になるんだろうか、考えた事はあるのか。
こう言うと、ヴァーリーの前に電話したんだろ、って反論が聞こえてきそうだが、また時間あれば答えるが一言でいうと
ビクトルの決意を聞きたかったのだ。それに対する敬意と激励、さらには自分と九十九への自信が真の意味。あとは自分で考えてくれ。
ケンシン○○説ファイナルアンサーE
つまりだ、ケンシン=幻斎を妄想か何か、当てずっぽで予想してると非難したいみたいだが、普通の知能を有する読者が普通のシナリオ読みをする限り、実は幻斎である可能性の方が高い、
その証拠やセリフを多々指摘できるのに、コマ3代目説にはそれと思わせる根拠が全くないのである。俺が取りこぼしているというならぜひ指摘して欲しいぐらいのものだ。
もちろん、その他の可能性が完全に排除できるものではない。一例を言えば、不破でもなく陸奥でもない圓明流が、アズマのようなケースを通して遠く地球の裏側で息づいている可能性だ。
まだこの方がコマ3代目よりセンスがあると思うが、それはそれで物語の収拾が悪くなる問題をはらむので、山田が圓明流は一子相伝と語った事で、その可能性にクサビを打ったのだと俺は思っており、まずないと考えているが。
もうこれ以上はケンシン○○説の議論はやめて、これが幻斎と決めた場合に、弐門の進行の解釈はどうなるか、考えたい。
現在のストーリー解釈@
おそらく幻斎は、コロンビアで仕合う前に、現にむけて手紙を送っているはずだ、それは大体こんな感じ。
「陸奥九十九と仕合う時が来た、宿願を叶えたら10(20)年ぶりかで日本に帰る。以降は圓明流の終焉の整理をしたいと思う。
しかしもし俺が帰れなかったら(両者相打ち死亡)、その時は圓明流の整理を託したい。(現役の圓明流使いは現一人だから)信玄殿と相談して進めてくれ。
しかしもし万一、俺ではなく九十九が帰ったならば、九十九にはやりたいことが残っているはずだ、その時は助力してやってほしい。」
この手紙を受けた山田は、待てど兄が帰らずで、陸奥の里を訪れる、そして何度目かの来訪でもって一年前に九十九を見つける、以降は描かれている通り。
一番大きく引っかかるのは、山田の私はやりません発言だろう。2回も振ってる。
普通こう聞いた時、多くの読者はいつか不破の血を思い出して戦うんだろ、って予想するはずだが、ケンシン=幻斎と決めてハッキリするのは、実際にはやらないという点。
自分より数段強い兄が負かされて、今さら弟が出ていく道理はない。よってこのセリフは裏の裏で表が真実。
(九十九と命のやり取り級の決闘はしないという意味で、九十九の覚醒をテストするべく手合せするとかはありえるし、他の敵とガチンコ勝負するというのも当然ありえる)
(圓明流拳士が全て去っていくと予想してるので、あるいは現もどこかで(九十九をかばってかなんかで)命を落とすかもしれない。信玄は自然死で最終的には一番長生きするだろうけど、現は未知だな。)
九十九のやりたい事っていうのは当然、史上最強への挑戦で、若いから当然挑むんだろうが、どうも後遺症含めて様子が変だ。それで復帰ロードを用意して徐々にリハビリしてるのが今なのだろう。
羽生とは利用し利用されの関係だろう。
ちなみに山田の強さは刻に描かれた歴代陸奥並みで、ズーミンからしたらそれでも5指には入るだろう。九十九、幻斎には及ばない実力。
不破は滅んだ、っていう発言もその通り、真実だ。幻斎の闘死をもって圓明流の統一はなったわけだから残った山田が不破を名乗るのを許されるわけがないのだ。
現在のストーリー解釈A
遺伝学上の兄、発言については、普通に読めば血は繋がっている、でも様々な面で違いが多すぎるんですよ、的な意味だと思うが、実際その言葉通りだと思う。
ズーミンから目利きがいいと言われた山田だが、幻斎はストイックで速攻で暗殺も自分の手でできる、こういう点はじめ、様々違いが多すぎるって事だろう。
2年前まで生きてる環境も違うし、多分父親も違う、山田の劣等感も含めたコンプレックスというか、そんなニュアンスの言葉と解釈するのが正しいだろう。
中国では名をいわないのが礼だったな、(だからズーミンと呼んでやる、ゲンと呼んでくれ、)というセリフはややこしさを避けるために用意したものだな。
山田に3つの苗字の可能性がある、一つは不破圓明流としての不破、もう一つは単なる苗字としての不破、最後の一つは一般人のような全く別の苗字があるケース(父が別なので)。
この3つのややこしさを回避するためにあのセリフを入れた事が読み取れる。
父や兄がこういう仕事をしているからズーミンと知り合ったというセリフがある、山田の発言の真贋も考量せず推測に使うのはリスク承知だが、あえて推測するなら、
父って誰って事よ。俺の仮説では不破翁には女児しか生まれなかった事にしてるので、男不破が不破翁の下にいる事はありえないのだが。
仮説が間違えてるならそれでいいとして、正しいと決め打ちするなら、ここでの父とは前田三郎ではなく、一般人だろ。アングラの仕事してるわけだから、それこそヒットマンとか
エージェントとか可能性は色々あるわな。そんな親父なら幻斎に対して劣等感持つだろう。遺伝学上の兄発言も飛び出すよ。
以下、仮説たらたら@
●陸奥不破400年間交流なし説。
西郷四郎が文を受け取る時に頭ではダメと分かっていても心と体が言う事を効かなかった。柳生十兵衛にしても将軍に命令されても嫌でござるって返事して立ち合おうとする。
それを歴代陸奥があおりまくるのが形なわけだが、要は社会的制約や地位名誉、以降の人生どうこうより、今自分より強いかもしれない相手に自分の武術を振るいたいという欲求を
優先するのがこの人達だ。
ならばそれが不破ならどうなのかって事だな。陸奥と合わせ鏡のような不破ならもっと控える事はないはずで、ニアミスしてたら絶対立ち合うはずなのだ。
その人らにとって数十年先に幻斎と九十九が、なんて想像があるはずなく、常にそこが現在なわけなのだから。
よって不敗を続けている限りニアミスすらなかったというのが結論。ケンシン(幻斎)が信玄を訪れた時に初めて年齢を知る事になるのも当然のこと。
●幻斎、不破冠捨てた説
名を継ぐ、名を思い出す、名から逃げる、というキャラは存在してきたが、名を捨てた者はいない。というか継承物で名を捨てるとかは、最終継承者しかありえない。
果たして幻斎は捨てたのか、前田家に心酔するのはなぜか。
母との仲たがいがその原因かもしれない。
以下、仮説たらたらA
●不破母の圓明流存続執念説
不破翁も幻斎も圓明流終焉は受け入れていた、なのに現やさらには北斗が生まれた理由は、この女の圓明流存続への執念と考えるしかあるまい。
また近代化した社会での裏稼業への限界感も見て取れる、格闘技として残す道を模索していたのではないか。
ゆえに、まず幻斎のバックアップとして(もちろん稽古相手でもあるが)、現を次男としてもうける。幻斎の意思は固いので諦めて、現を丸め込んで孫の北斗を作らせる。
こうして圓明流格闘技化路線を整備していった可能性がある。
●伝授の誤差と才能
不破翁の天才幻斎への入れ込みは凄かったと思う、その分、現へのテンションは下がり目で同じ伝授法ではなかったはずだ。
誤差があろうが、環境と肉体さえあれば習得できるのが圓明流だ。よって現も不破圓明流を身に着ける。
北斗への伝授は、実父・現が行っただろう、伝授法はさらに誤差を広げる、しかし北斗の才能がそれをカバーして北斗にも不破圓明流が。
これが結果的に致命的になるし現に自戒の念を抱かせたのだ。
以上の経緯をもって、仲たがいの幻斎は居住地を南米へ、捨てた冠を母が拾い、北斗に被せて不破圓明流の継承者として、武道館の舞台に立つのがあの異種格闘技戦だ。
以下、仮説たらたらB
●信玄、幻斎、初対面
幻斎は不破翁の想いは痛いほど分かっていた、それに引き換え宗家ときたら、今頃親子3代兄弟も含めてワイワイやってるだろうと見下していたはず。
いざ信玄に会うと、不破翁以上の覚悟を決めた50過ぎの男。不破翁ですら孫2人いるのに。信玄の心情察するにどうしてテンション全開で圓明流決闘ができようか。
その時打ち解けたのだろう、終焉の覚悟ならなお、四門の話も出たのではないか。それも引き金となって冬弥、九十九への子作りへと向かうのだろう。
天才幻斎はその時から想起したのではないか、四門のマスターを。
●最後の聖地
圓明流が人殺しの業であるのなら、戦争すら国際法というルールの下で行われる現在において、真の圓明流が生かされる場所はゲリラ戦場しかありえなかった。
なぜここで20年も待ち続けたのか想像もできないモチベーションではあるが、真の圓明流を1mmたりとも後退させぬ強靭な意志を感じる。そうまでして戦いたかった相手なのだろうか。
幻斎の圓明流は、おそらく陸奥が3〜4代目、100年ぐらいで大方の型を作り上げた、そのもっとも原初の形をとどめた不純物を全く含まない圓明流だと言えるだろう。
ある意味で、幻斎こそが最後の圓明流使いなのであって、その天才ぶりもあいまって、圓明流1000年の集大成と呼んでいいのかもしれない。
そして真の圓明流決戦はこの地この時まで待たねばならない必然性があったのだろう。
幻斎の技にいわゆる繋ぎ技とか見せ技という概念はないはずだ。ロウガにしろジャハザンにしろ1技1技全部、殺法として放ってくるはずだ。
岩に頭叩きつけるとか当然だろう、そんな事で驚く九十九でもないが。
幻斎の闘気、オーラをある種異常なほど強力に語られてるのも、真の圓明流者のそれと考えたら理解できる。
以下、仮説たらたらC
●四門の打ち合いはありえるか説
残る四門、青竜と白虎をみて、まさかと思いつつ妄想する。いわゆる竜虎の対峙として描かれる2神だからだ。九十九がどっちとかまで言えるわけないが、それより幻斎に四門が放てるのかだろう。
九十九が四門を使えるのは不破と交配した結果、能力のステージが上がったからだ。
一方幻斎。単一系統で四門に届いた陸奥はいないというが。天才、1000年の集大成といえども、四門の存在を知ったのすら初めて信玄を訪れた、20を超えた辺り。
そこからの修錬で届くのか。天才にも程があると思うが。
結果は本家の勝ちで、幻斎の死亡だと思うが、九十九の頭部後遺症は幻斎の四神のゆえなのだろうか。
>それ以上にビクトルのセリフを重視して、そこからケンシン=コマ柔術3代目単独説を支持してるという書き込みを前の方(
>>113 >>125)でしてるわけだな。
まず安価先の指摘に答えられず「美的バランスとか無し!川原は思いつきで描いてる。」
と投げ出したのはどうなのか?構造と言い換えても変わらん。
結局はよくあるインフレバトルになったと決めつけるのか。
それも自分の思いつきを『立証』するためだけに。
>では九十九と冬弥が修羅の子として、その親が修羅として、それは誰なのか、って話となる。
それについても指摘済み。「子」をどう捉えるかもそうだが、静流が「修羅」でも構わないわけだ。
>誰が真の圓明流を一番理解している事になるんだろうか、考えた事はあるのか。
その「一番理解している」幻斎が何故北斗の出場を許すのか?
>人前で光の下でルールのある中で、真の圓明流が競い合えると考えるのか。
えーと、二部を読んだこと無いのかな?それとも圓明流は無手の業と知らないとか?
川原がそう思ってるのなら例のクレームの手紙は、むしろ望み通りだったろうよ。
170 :
最低人類0号:2012/05/31(木) 23:38:39.70 ID:084X3D+0O
「継いだはずだ」辺りについて
先ずビクトルが
>2代目サブローが継いだのは断言してるのに、
と断言してるセリフは無い。自分が継がなかった業をサブローの目を見て
「継ぐのだ」と「わかった」だけだ。そもそもそのセリフの時点で
継いだかどうかがわかるはずがない。「この子なら継ぐであろう」としか読めんよ。
だからこそ「継いだはずだ」につながる。
サブローが叩き込んでいたことは知っていても、どこまでかは計りかねる、と。
>3代目が何をしているのか気にならないわけがないだろう。
そりゃそうだ。
ケンシン=幻斎がかなり早い段階でサブローの元を離れてたら絶対気付くよね。
そして@〜Gだから F だけ反論しても仕方ない?
なんで自分で振った番号がわからないのかはわからんが
それなら尚、そのレスだけ抜き出しても仕方ないだろ。
壱門ラストのイラストとかから先ず何を指摘されたかわからないようだけど。
171 :
最低人類0号:2012/05/31(木) 23:44:46.44 ID:084X3D+0O
sage忘れた
結局「読めばわかるはずだ」を繰り返すしかなく、
反論出来ない指摘は「ささいな揚げ足取り」とし、指摘出来るならしてみろと嘯く。
川原は自説に合わせて物語の構造を考えていたり、考えていなかったりさせられ
作品の流れもジャンプ的なインフレバトルになったんや!
としたうえで成り立っているのがケンシン幻斎説。
さらに仮説を続ける@
●追悼から復帰ロードへ、キバがつなぐ偶然
山田は北斗の死を見た時に、母ではなく兄が正しかった事を痛感したはず。荼毘にふす場面に寄り添ったのが異様な目を持つキバだった。
その執着心をみた山田は数か月、キバに圓明流を教えてみた。その真意は、一つは実子北斗の追悼。一般人相手に圓明流を広げたかったのはこういう事か、北斗の代理体験。
もう一つは追体験する事による、自分の教えの間違いの確認だろう。それが北斗の死を招いたのだから。
以降キバはほったらかし、しかし約2年後幻斎からの手紙が届く。
半年たっても帰国しない兄を待つ間に、1年後なんと九十九の帰国を知る、しかし様子が変だ。傍らでは修行を緩めないキバの姿が。
そこで一案を講じた、キバよ、そんなに陸奥と戦ってみたいか、・・・、ならばその舞台を用意してやってもいいぞ、ただし余興に付き合ってくれたらな。
このマスクをかぶってみろ・・・よし最終試験だ、俺を相手に雷をやってみろ・・・
以下、弐門1Pへと繋がる流れへ。
こうした読みが成立する限り、北斗は山田の実子の方がしっくりくる。不破を見限った幻斎が北斗の葬式にすら来ず、全て山田任せなのも、この流れなら理解できるわけだ。
余談だが、
>>153 で「今度こそ」って付けてるのは、上記踏まえたうえでの話です、今度こそ自分に真の圓明流を伝えさせてください、っていう意味だ。
さらに仮説を続けるA
●不破母の誤解
この女は自ら圓明流の修行は受けていない。しかしもし格闘界でNo1の地位を勝ち得て、入門者を1年に3万人、海外含めて5万にでも集める事ができるなら、
一世代30年の間にゆうに100万人を超える門弟を抱える事も可能だ。ならばレオンやイグナシオのような天才を一人でも見つけられるなら、
技をこえた業の部分をも修得できる後継者を探せるのは絵空事ではない、そう誤解しても不思議ではない。
山田の、ムツは元々からだが違う、という発言は自戒と実感がこもっているように思えてならない。
●その他思いつき
・不破母がブラジルへ渡り圓明流終焉を三郎に語った話は、風の噂となって、ビクトルにも伝わっていたのだろう。
数十年ぶりに九十九が来場した時、嬉しそうに九十九の体をパンパン叩いてまだ伝える者がおったか、という安心したようなシーンはその裏返しにように見える。
・不破母と幻斎、そんな家庭の愛憎劇をドロドロ描くはずがないのも事実。あくまで読者の想像にお任せにするんだろうけど。
ただ希望する事として、幻斎は不破母から平手打ちをくらって欲しいと思う、山田も見てる前で。不破圓明流母奥義、平手打ち。当時世界一強い男が平手打ちされるシーンを見開き2pで見たい。
さらに仮説を続けるB
●仮説のネックは雷電デジャブーと山田(&北斗)の存在と三郎(一般人)男系説。
小さい凹凸は目をつむるとして、それでもこの仮説の前提でネックになるのが以上3つだった。山田&北斗は不破母にかぶせてまぁOKにし、男系説は後述、残るは雷電デジャブーだな。
俺自身は悪いとは思わんけど、作者が嫌がりそうなのだ。少なくとも幻斎ー九十九は避けられないとして、三郎ー幻斎は別シナリオが十分に考えられる。
その場合、三郎にどんな意味づけをするかだけど、正直分からない。三郎の目力が半端ないのは確認できるが。
コマは日本に帰国する願望は果たせなかったが、三郎は帰国したのか、その際圓明流探しで陸奥より先に不破と出会ったのか、しかしそんな程度では幻斎が前田家に心酔する理由がつけられないのではないか。
●ライバルに陸奥の血が流れるのは邪道だ。
陸奥は時代の影に生き、不破は闇に沈み、名もなき圓明流は水平線の向こう、地球の裏側で息づいていた、というフレーズは、形としては悪くないが内容は邪道だと思える。
その可能性は否定したい。
ヒーロー物の王道として主人公が負けない展開は当然受け入れられる。多くの読者が強いライバルをどう料理するのか楽しみに読むのは当然だ。しかし逆の読み方だってできる。
つまりライバルがどう強い主人公に挑戦していくのか、という、そしてこちらの見方をする読者もやはり相当数いるはずなのだ。
にもかかわらず実はそのライバルにもムツの血が・・・っていうのは興ざめも甚だしいと感じるのだ、あくまで一般の達人が挑むからドラマ性が生まれるはず。
その点から考えて、陸奥不破分家はあくまで双子だったから発生した、特殊事情だと理解したい、そもそも家訓として一子相伝もあるのだと。
少なくとも不破分家してからは、その家訓が追加されても不思議ない。宗家からしたら不破に、出会わぬ事に気を使わせ窮屈な思いをさせていること、
不破自身からしたら、そもそも窮屈な生き方を実践してる事、分家が発生するたびにこんな家系が増えるのを避けるべく、家訓として設けてもいいはずだ。
兄弟を作るのはいい、圓明流を使うのもいい、子共を作るのもいい、ただし当主以外の子に圓明流を教えるのは禁止、という家訓だ。
さらに仮説を続けるC
●女系に陸奥(不破)が入ったケースの子供は強いか弱いかの考察
幻斎が四門を打てるのか、単一系統でそこへ届いた陸奥はいないというのに幻斎なら出来るって?しかも幻斎の父は前田三郎っていうそれこそ一般人だろ。
そもそも男系に陸奥(不破)がいいのか、女系だとどうなのか、そこを考えないと。
雷電と兵衛のケース、俺のシナリオ予想だと三郎ー幻斎もそうだ。これは結論から言えばこの方が強い子が生まれるというのが俺の考えだ。ただし男系は当代随一の武士(もののふ)が務めること。
女系であれ男系であれ、陸奥か不破が入れば50%その血が流れ、そこに男女差別しないという前提なら、
「当代随一のモノノフ(男系)×陸奥の女系」と
「陸奥の男系×一般女性」の違いは、
当代随一のモノノフと一般女性という点のみとなる。
これなら女系に陸奥(不破)が入る方が強い子が生まれる道理となる。
サラブレットの本家、競馬の世界でも8〜9割方は、馬の強さは繁殖牝馬の優秀さで決まる統計があるわけで、
なら、雷電の子であれ三郎の子であれ、女系で陸奥か不破の血があれば、その子は通常より強い可能性が高い。
男系が陸奥不破というのは、数が多く基本形というだけで、また強い事が当然視されてるだけに過ぎず、レアケースの方が弱いというのは誤解の可能性が高い。
つまり歴代陸奥の中で、雷電の子である兵衛が頭一つ強く、三郎の子である幻斎が頭2つ強い、そして不破×陸奥である九十九・冬弥はステージそのものが一段上で
分かりやすく言えば頭3つ強い計算だ。
幻斎にはレオン的突然変異も考慮した、この男を俺は評価しており、単一系統の頂点(天才)と見ているからだ。
兵衛・・・あたし(葉月)より迅くおやじ(左近)より強い、って葉月のセリフがあるが、これは流れのセリフというより真実のセリフと解釈していいと思う。
だとすれば、雷電はともかくとして前田三郎とは何者なのか。
さらに仮説を続けるD
●そもそも前田三郎とは何者なのかの考察
弐門に入って新構想的に出されるなら予測はお手上げ。
しかしこれまでの作中からヒントを求めていいなら西郷四郎の孫っていうのが一番有力か。三郎という名前が不自然(
>>119)と直感的には思えたが、実はその名前をあえて付けたな、というのが最近の考察だ。
なぜなら西郷四郎の異名が姿三四郎なのだ。この三を利用したのだ。
西郷自身も保科家の隠し子だったというが、三郎は孤児、と関連つけるなら四郎の隠し子説もありえる、史実にこだわる作者の傾向からして。
コマが正式な養子にしてないというのも、史実として突っ込まれるのを避ける設定だろう。
で西郷四郎は孫に三郎という社会常識的に不自然な名前をあえて付けて隠し子化したのかもしれない。
しかしコマは見抜き、そして感動するだろう、講道館の伝説の先輩からの最大のプレゼントではないか。
四郎が言う、道を外れよ、も嘉納治五郎が言う、古流をやれ、も日本の柔関係が全てコマに向かって大合流するかのようだ。
空手は海堂片山のツートップで、最後に控えているからいいとして、日本のお家芸、柔をどう位置づけどう決着させるのか。そのキーに、蛸足山嵐の再登板は根拠を持つはずだ。
大山倍達の追悼文で、情熱の残骸がこの漫画につながったってくだりがあったが、西郷編のあとがきには、姿三四郎の小説が修羅の門のルーツ(の一つ)ともある。
ならば空手なみに柔が登場しても不思議なく、その任を背負えるのは斯界の麒麟児の孫しかいないのではないか。
あとがきにもあるように西郷四郎の謎めいた奥深さ、強さは、あの話で終わりでなく、続きがあっても自然と思えるのだ。
西郷編、雷電編が相次いで発表され、その流れを血筋として受け継ぐのもバランスとして悪くないと思える。
さらに仮説を続けるE
●ラストは千年不敗の修羅王と空手神との代理戦争、ライトニングピリオドだぜ〜、ワイルドだろ〜
海堂は天才の壁を破り修羅の領域も突き抜けて空手神の元へたどり着くものと思う。海堂に憑依した空手神がたちはだかる決闘こそがラストだろう。
九十九VS海堂晃とは、つまりは千年不敗の修羅王と史上初めて地上に降り立った空手神との代理決闘だ。
(ちなみに全ての対戦の中で今の所海堂だけがルールの無い場所、決闘方式で戦っている過去を持っているのも伏線的ではある。)
一撃必殺の境地とはつまりは修行中に至れる境地ではないはず。四門と同様に、追い込まれ追い込まれ、自分でも追い込み追い込みした末、
もう一歩さがれば死をもって敗北を受け入れるしかない、その状況の中で着火する、意識を超えた境地であり技のはず。
海堂のス
四門よりも後から始動して、四門よりも先に到達する、旋脚一閃。
先に振った点(
>>155)と繋げるなら、攻撃こそ最大の防御、その時陸奥にしろ海堂にしろ、無意識の状況下で、攻撃100防御0の形での打ち合いとなっているはず。
結果、先に届いた方が勝ち、受けた方が絶命するだろう。
海堂の、というか空手神のスピードが勝るはずだ、九十九はおそらく冬弥同様、微笑んで受け入れるしかなくなるのだ。
つまりだ、海堂に憑依した空手神の光の一撃は、すべてに結末を打つ光のピリオドなのだ。
九十九の命も、圓明流千年不敗の神話も、そしてこの物語そのものも、全てへのライトニングピリオドなのだ。
あとがきもあるんです@
マガジン6月号以降スレに書き込みはじめて7月号発売までに、キリつけてやろうと、予想した事を怒涛のごとく綴ったスレになった。
今後はもう書かない、そのつもりでもって怒涛のラッシュを見せました。
そもそも作者はどれぐらいの層を意識して作品を発表してるのか不明ですが、大方、3回ぐらい読む層が一番多いのではないかと思う。
月刊誌で1回、単行本化で1回、その他1回、程度が一番主流と予想する。
コロンビアの怪物の正体は、不破幻斎で間違いないと思うが、壱問の終わり方の時点でそれを予想できる人は皆無だろう。
こうしたスレまで見に来る人は、修羅の門が好きでおそらく10回は読んでると思うが、それでも幻斎を論理的に予想するコメントは皆無だったように思う。
その点では作者が仮に幻斎として登場させたとしても、十分読者に意外性を与える効果はあるはずで、トリックは成功してるんだと思う。
俺自身はこの程度の仕掛けは中級レベルと思うけど、それは馬鹿にしているのでなく、この作品としてはそれで十分と思っている。
なぜなら修羅の門とは格闘漫画であって、格闘7シナリオ3で魅力を放っていると考えているからである。
(最近ではフォンシェンの技の原理とかが good job)
それならシナリオに相当なひねりを加えているとは考えにくく、キーとなるセリフさえ発見すればあとは太い線を辿っていくだけで結論は予想できると思うが、
熱心な読者すらその回答へ論理的に届かない現状を見てると、ますますこれで作者の意図は成功してるのだと思う。
あとがきもあるんですA
とはいえ、俺自身は自分の予想が外れて、上級のひねりの効いたシナリオであれ初級の単純直線的なものであれ、結果コロンビアの怪物は単なる一般人、第三グループの人間を突然変異させたもので、
作品の全体バランスどうこうじゃなくて、今が良いこと、今を消費すること、今の敵が一番強いこと、とするジャンプ史観っぽい展開をどこか望む自分がいるのも確かなのだ。
その場合、予想は外れて恥はかくが、荒唐無稽のキャラと九十九圓明流との戦いをみられるという別の楽しみという代償だな、と考えて、読み付き合いたいと思っているぐらいだ。
以上、まぁここに書いてきた事は、作品が展開されるまでの、自分にとっての史実である。
皆さんにとって史実である必要は全くなく、読者の数だけ妄想ネタがあるのがよいマンガの条件でもあるでしょう。よってこのスレの意義を認めるのですが、
本スレに対する闇スレとして存在したこのスレは、以降誰も訪れず、Dat落ちする事を望む。本当の闇に沈ませたいと今そう思いつつ、この辺でキリにします。
実際はまだ少し書くけど。
>>177 文字が切れてました、どうでもいいですが。
(海堂のス)のトコ。
海堂のスピードをキーとして予想するなら
四門よりも後から始動して、四門よりも先に到達する、旋脚一閃。
>作品の全体バランスどうこうじゃなくて、今が良いこと、今を消費すること、今の敵が一番強いこと、とするジャンプ史観っぽい展開をどこか望む自分がいるのも確かなのだ。
よくわかるよ。そうでなきゃ「北斗を倒しただと?あやつなぞワシに比べたらヒヨッコ同然」
なんてインフレバトルになるだろうとは思わんものな。
ところで蘭陵王こと高長恭だが・・・日本人の母親ってあの設定。
ここでどうして日本人?って思うが台湾は確かに日本との縁は
あるけど、ケンシンや前田三郎やら、不破や山田あたりと
どうにか繋がるのか全く無縁なのか・・・。
まだあわてる時間じゃない・・・とはいえなかなかじれったい。
>>182 一番シンプルに考えたら、日本語をしゃべる必要性だろうけど、
そんな一筋縄でいくわけないか。とはいえ、今だけの展開材料では予想も立たないよね。
>>181 (議論やめるとか言いつつまた蒸し返すけど、一か月休載なんでまた思いつきを書く事もあるかも)
ケンシンマエダが何者か、考えてても、
幻斎派の
幻斎である理由はいくつか指摘できる、コマ直系であるとダメな理由も言える
に対して、コマ直系派の
コマ直系である記載は指摘できない、幻斎でダメな理由も言えない、と
なってるだから、幻斎と考えるのが妄想どころか自然だろ。ケンシンマエダなんてものは初めから存在しないんだよ。
あえて反論らしきものが、真玄黒幕の言ってる、北斗の後、幻斎が出てくるのはインフレバトルか茶番とかいう意見だけど、
反論というより、内容理解してないだけだろ。
それについては真の圓明流の使い手とのバトルが描かれてないから、で充分だろうよ。
真の圓明流が人前で見せれるのかって俺が聞くのは、圓明流の本質が人殺しの業であること。
一方人前で戦うというのは社会の中で戦うという事だから、格闘技場のルール(目突き、金的禁止など)以前にというか以上にというか
社会のルールに従う必要があるはずで、社会を成立させるのに絶対譲れない一点が人を殺すなっていうルールだろ、っていうこと。
この人を殺すなという不文律の中で、人殺しを本質とする業をどう振るうのか、という相反するものを考えたら、結構深いですね、ってなるのよ。
この点について、かなり微妙に描かれているのが深く読めば読み取れるよ。
真圓明流決戦はじゃー山田と野試合でやれと反論してくるかもしれんが、
わざわざ地球の裏側に無法地帯用意して、そこの一世代上の男が待ってる事にして、それで幻斎自身は2年前に死んだとあれば、
幻斎と仕終えていると考えるのが普通だろう。
ちなみにまた新展開の予想ができたので、時間あれば書くけど、
幻斎(ケンシン)と海堂の間に少なくとも一人、幻斎と同等以上のキャラが出てくる必要がある事(こいつが実質ラスボス)、
幻と現は双子であること、
現(山田)も修羅を覚醒して九十九と仕合う必要があること、
などが明らかになったのだ。
まあ、まだ200も行ってないスレでよくここまで嘘八百を書けると感心するよ。
>幻斎である理由はいくつか指摘できる、コマ直系であるとダメな理由も言える
>に対して、コマ直系派の
>コマ直系である記載は指摘できない、幻斎でダメな理由も言えない、
初めからトリもつけてないし別人なのかな?
ほぼ全般に渡ってしたこちらの「指摘」をまるっと無視して
ただ「指摘がない」って繰り返されてもなあ。
そして、あ え て 反論出来ると思い込んだのが
北斗戦の位置付けだが、
陸奥圓明流継承者に不敗の歴史を賭けて挑む不破圓明流継承者の構図を
実はもっと強い不破がいました、そいつが出てきて陸奥と闘うって流れに変えるなんて
ジャンプのバトルものでしかない。
しかも理由は
>真の圓明流の使い手とのバトルが描かれてないから、で充分だろうよ。
と自分が勝手に『読み取った』設定に合わせる為だけという。
そしてその拠り所としている
>真の圓明流が人前で見せれるのかって俺が聞くのは、圓明流の本質が人殺しの業であること。
うん、食らったら死ぬ技から奥義から四門まで人前で見せているね。
それとも全く違う『真圓明流』の技術体系が存在するということかな?
「格闘技場のルール以前にというか以上にというか社会のルールに従う必要があるはず」
で「人を殺すな」を挙げてるけど
君の社会では相手を殺さなきゃ殴ろうが骨を折ろうが構わないルールなの?
その部分には従わなくてもいいが人を殺すなだけは従わなくてはいけない?
反論出来ず「読めばわかる」だけじゃみっともないよ。
188 :
最低人類0号:2012/06/20(水) 00:18:31.55 ID:KB4tKZbeO
そしてそのケンシン=幻斎だが、そちらの『仮説』では
・『真の』圓明流に強い思い入れがある
・その為に父サブローと闘い屠る
・二年前に九十九と生死を懸けて死合う
ってところだが、自分の親も子も殺そうって幻斎が
なんで北斗だけにはそんなに甘いの?継承者の名を与え先に九十九とやらせるとか
それこそ北斗が勝ったらどうするつもりだったんだろう?
北斗を倒す?先にやらない理由がないよね。
九十九が勝つと確信していた?ずっと監視でもしてたのかな?
冬弥の死の後眠っていた獣が起きる確信があった?そうなのなら何故?
とりあえず一旦ここまで。
>>186 >>ほぼ全般に渡ってしたこちらの「指摘」をまるっと無視して
まぁ後で読み返して、返答の価値があれば(静流が修羅か?等には答えん)考えるが、とりあえず著しい誤解2点に関しては今返事しておくが、
・この作家が思いつきで書いてると、俺が思っていると、真玄黒幕が主張してる点について
・真圓明流について(これ語ると長いのよなー)
は返事しておく。
特に後者は重大。俺も誤解してた。
簡単に書いておくと、圓明流のボクシング化を理解してる人は多いと思う。ならばその延長線上で、圓明流の総合格闘技化、圓明流のヴァーリトゥード化、はどうか。
圓明流=格闘技なら、〜化する必要はない。しかし圓明流が人殺しの業なら化かす必要はある。で、どっちなんだ、って事が答えだろ。
マンガだからと言ってビジュアルのみで判断してはいけない、内容の質的なものを読み取る必要がある。
見た目がニアイコール(≒)というのでは駄目。
質的にイコール(=)かどうかを問う必要がある。
・この作家が思いつきで書いてると、俺が思っていると、真玄黒幕が主張してる点について
まず作者がいいかげんに書いているとかいうのは言ってない。真玄黒幕が勝手な主観に基づいて過剰に受け取っているだけ。
作品理解への誤解も甚だしいが、俺の意見(コメント)への誤解も同等レベルといえる。
全体構想をしっかり持っていると、俺は評価している、ゆえに色々過去の場面を参考に将来を予想しようとしてるし、その一環がケンシンの正体論だ。
全体構想の強度:ブレ具合を、かつては90:10ぐらいだったものが、80:20に程度を下げたというのが真。
もし逆に思いつきで書いてる方が過半を占めるのなら、そもそも展開予想せず読むだけに留める。
過去のシーンやセリフから将来を展望しようとしている事が、全体構想を持ってると評価している何よりの証だ。
インフレマンガで将来予想するのは八卦の世界だ。時間の無駄。
・真圓明流について(これ語ると長いのよなー)@
壱門、最終巻あとがきにあるように「圓明流とは人殺しの業が本質であって、武術でも格闘技でもなく、万人に認められるものでない」と書かれており、
作者自身の言葉なのだから、その文脈で戦いを評価するしかない。
キーワードは社会的ルール(殺すな)と決闘だ。
修羅の刻で描かれたように、またセリフでもみた記憶があるが、要は圓明流とは
人殺しの業であり、かつ素手で数百年強さを追及したものであり、
前者として、ザコキャラ相手には確かに殴る蹴るで、殺してるシーンは多々あるし、
後者として、時の最強キャラとは決闘してる、その結果死ぬ奴もいれば、一命をとりとめる奴もおる、こんな描かれ方だ。
これが九十九北斗以前の全圓明流拳士の姿だ。
これが圓明流の真の使い方であって、千年の歴史の中で九十九と北斗だけが例外なのだ。(例外的戦いを真の圓明流と解釈してるのが真玄黒幕。)
・真圓明流について(これ語ると長いのよなー)A
圓明流の強さをエンジンとしたら九十九以前は真圓明流という単一ギアだった、それが九十九は光の下に出るために似て非なるギアを多数用意した、ボクシングにしろ、総合格闘技にしろ。
圓明流最強を証明したいからハンデ承知でその条件で戦う事にした。
格闘技場にも関わらず、真圓明流ギアに入れたのは、数える程しかない数分数秒だけ。北斗戦で言えば、イワオロシを使われて以降気の質が変わったがあれの事。
アリオスの最後のライトニングストレート以降数秒、レオンとは後半部分全部。要は相手が同等の力がありかつ殺す意思があるのを感じて決闘空間に変わってしまったという事。
要するに何が言いたいかというと、
格闘技と決闘は違うし、修羅の刻で描かれていたのは決闘だし、九十九がやってるのは格闘技ギアに入れた圓明流で真のものとは別物だし、
格闘技場が相手の特異なキャラによって決闘空間に変わった場合のみ、圓明流の本質を出せるって事。
(そもそも人の目を気にしていられないレベルの闘いに巻き込まれてしまっており、相手しか見えていない状態、相手を倒す事しか考えられない状況)。
社会の中で行う格闘技が決闘空間を必ず結末として準備してくれる、とは正反対であり、むしろ社会は有形無形のプレッシャーで決闘禁止を命じているわけで、
これが光の下、人前で、真の圓明流を見せられるのかという問いを掘り下げた場合の考察なのだ。
・真圓明流について(これ語ると長いのよなー)B
決闘と社会的ルール(殺すな)をキーワードにして解釈したら、このマンガは次の見方ができる。
修羅の門文庫版のあとがき(作者が最近の格闘技のスポーツ化を嘆いて書いた文章)に書いていたけど、ルールの成り立ちをキーワードにすると、一般スポーツと格闘技には明確に線が引かれるが、
一般スポーツ///(ルールの成り立ちによる線)///格闘技///(社会的ルールによる線)///決闘
と3段階で理解する。事故死でいうと
ハプニングによる事故死///ポテンシャル的事故死///必然的事故死(決闘死)がそれぞれに対応する。
殺すとか言うと表現が穏やかでないが、刻をみてて分かる通り、
決闘の定義とは・・・全部を捨てて全部を賭けて、強さの先、戦いの結末を見たい、その欲求に応えるもの
ぐらいで十分と思うので、
要はその全てを賭ける中に、社会的制約も出世も名誉も、その後の人生、そして命までも含まれているって事
(現代の価値どうこうで判断しても仕方なく、せめてマンガの中でぐらい、こうした強さ追及を人生最大の価値と考えるオオバカモノ達がいてもいいでしょ、って話なんだろう。)
・真圓明流について(これ語ると長いのよなー)C
付け足すと、人殺しだから強いとか単純に理解してるアホもいるかもしれないが、決闘に挑むなら、決闘の経験があるのなら役に立つのであって、
戦場で何十人と卑怯な手段で殺しても、あるいはボクシングで事故死させても、次回決闘する上では無意味。
逆に殺した経験が無くても、決闘に際して自分の命を戦いの真ん中に置けるというのなら、そいつは決闘士の資格十分と解釈できよう。
海堂や片山に人殺しの経験がなくてもいい理由。
ウェガリーやキラーメイスンではダメな理由。は、いずれも決闘基準。
この観点から解釈すれば色々違う見方ができる、解釈は人によって誤差があると思うが、例えば
イグナシオや飛田・・・格闘技ギア(打撃系ギアとかサブミッションギア)でフルスロットル(100%)
ウェガリー・・・真圓明流ギアで70%(ゆえに最後の叫びが耳に入りでロウガをほどいたが戦場100%だと死んでいた)
アーロン・・・真圓明流ギアで50%(強さの先を知るより人生を優先する俗物)
その他、パワーギア(車タイヤ交換で持ち上げた)とか、走るギア(アズマが大群に向かって行った時)とか、サッカー対応(動体視力)ギアとかも
応用と言えば応用と言えるかもしれない。
・真圓明流について(これ語ると長いのよなー)D
その他、いくつか場面例
・兄を殺してから圓明流としては弱くなったと真玄に評されたが、真圓明流ギアに入れられなくなったって事だろ、
イワオロシ以降、俺はこの業(ごう)から抜け出せない、俺の中に獣が棲んでいる、とか言って明らかにギアチェンジした。
・アーロンに対して、ムガビは事故死だったのか決闘死(俺と同じ所に立っているのか)だったのかと聞く場面があった
・徳光がイグナシオに対して、レオンが悪魔の顔だ出す前に勝負つけよと会話した。要は決闘に持ち込まれたら、決闘できない戦士は不利という事だ。
イグナシオや飛田が臆病というのではない。彼らは自分の命を勝負の真ん中に置く事は出来ると思う、ただ相手が置いた命を躊躇なく取りに行けるかという点に課題があるのだ。
これは冬弥の問題と同質。
つまりだ、上の解釈に誤差や程度の違いはあっていいのだ。しかし格闘技場で真の圓明流を見せられないという一線の理解だけは共通であるべきで、
その点で真玄黒幕は作者の定義を曲解して読んでいる事になる。
そしてこの認識を受け入れるなら、以降の展開はどう予想するのか。
修羅の刻において、圓明流の真の姿を示し続けた、しかし相手はその時代の強者ではあったが、不破は含まれていなかった、
ただし作品を読む限り、九十九北斗より上の世代は、真の圓明流を振るえるのは影か闇に限られるという態度であり、その対象は
壱門では信玄と幻斎のみ
弐門ではなぜか幻斎は故人となっており代わりに弟の山田が登場した。
以上の流れを踏まえて、
@)山田とやる
A)回想で幻斎とやる
B)真の圓明流はやらず格闘技化したもので十分
の3つしかないはず。
・真圓明流について(これ語ると長いのよなー)E
追記
真玄黒幕のいう九十九北斗戦が”
>>110 歴代最強同士の不敗の歴史を賭けた最初にして最後の頂上決戦だった”という意見に対しても、
結局人前でやる限りはハンデ戦になる。
北斗は真圓明流ギアに入れるのは、スタートした時からなのに、九十九はイワオロシ以降。ゆえにおそろしくフライングスタートしてる。
また格闘技場のルール、場外に出るな、とかも北斗は守ってないのに九十九は厳守した。
また決勝までのダメージもパンチドランカー寸前とあばら数本程度、の圧倒的差があった。
さらに北斗は圓明流を誤解してる節もあった。
(
>>113>>不破圓明流の最高傑作
??どうして最高傑作に、歴代で誰もしてないような勘違い発言をさせるのか??)
これで史上最強の闘いと主張されても、そもそも双方の立場がここまで違うと、きちんと筋読みしてる者を納得させれないだろう、
真の圓明流拳士を出せって言いたくなるのが普通だろう。
今後を展望、というかネタを作ってみた@
2週間前にできた仮説というか展望、
流れとして、棚上げされているものを中心に展開予想すると、
@片山ー海堂
A九十九ー片山
Bラスボス出現
C九十九ー山田
D幻斎ー前田三郎
E九十九ー幻斎
F九十九ーラスボス
G海堂ー九十九
左が勝者
CEは同時進行、オーバーラップして移行していく感じ(つまり真圓明流決戦が約1.5回描かれるわけだ)。
その間か前にDが回想で入るみたいな感じ(回想を語るのはビクトルか山田)。
Bでラスボスの存在を知って、山田は今のままの九十九では敵わないと考えて自ら修羅を起こして立ち会う事を決意する。
ラスボスのイメージとしては、やはり中国拳法。世界中の格闘技で一番有名だろうし、こことの決着は避けられないとして仮説にしとく。
以前、流れの準決勝は圓明流の統一戦と片山海堂戦、決勝が九十九海堂、ってしてたけど、
別の見方に変更。日本格闘技界の両巨頭、空手と柔を準決勝にして、片山と前田三郎が両圓明流と仕合う事にする。
で勝った九十九と幻斎の真圓明流対決を決勝扱い。
時系列では片山戦が一番後だが、九十九の記憶障害を引っ張れば、この形でトーナメント的にできる。
その勝者たる九十九が最後の修羅として、ラスボスに向かうという流れで、さらにその後に海堂が修羅の門自体を閉じるというのは変更なし。
試合か決闘か、俺はこだわる。もし片山が兵のリングでやるのなら、それは決闘のミニチュアだ、三郎は地球の裏側にも上る青白き月の下でやるはずだ、決闘だ、
なにせ相手は幻斎なのだ。よって出てくる順番的に考えても、三郎>片山だ。ただし柔>空手とは言えない、海堂がオオトリにひかえる。
今後を展望、というかネタを作ってみたA
このマンガにずっと流れてる構造自体が変わるのは、俺はいいと思わないが、ラスボスに関しては例外として認める。すなわち肉体構造が違うのは陸奥と不破だけだ、としていた
定義的なるものを、実は中国にもおりました、向こうの方が歴史も長く、筋肉の使い方による業も圓明流とは少し違う面もあります、的なのを認める。
そもそも中国の方が日本より歴史も人口も数倍あるわけで、この定義変更自体は不自然ではない。この点でも中国拳法をラストに置きやすい。
ラスボスとして、今までの流れや構造をあえて変更する方が、絶対せんと思われていたものをやったという、今までの流れ全体を伏線にするわけでクライマックス的にもいい。
真玄が、中国拳法の気功を使えるものが神の化身、と評したものも伏線にしたいが、気功のメカニズムをどう説明するかは難しい
(イグナシオの蹴りは風圧を起こせる、九十九の蹴りの交叉はカマイタチを起こせる、いずれも数十センチ範囲。果たしてその延長上で説明できるかどうか)。
真玄のセリフ自体は、そういう武術はこのマンガでは認めないという否定定義にも受け取れるから、伏線か否定かは正直難しいが、
中国拳法もどきをラスボスに仮説した。すなわち圓明流をも上回る2000年不敗の一子相伝の中国拳法もどき。
で、そいつは無茶苦茶強い設定だ。幻斎(ケンシン)と同等かそれ以上だ、ゆえに山田が動くのだ。
まず九十九がベストでなければ倒す事は不可能、その為に最低でも幻斎戦以前の状態に戻す事が不可欠。
よって幻斎戦を再現させるしかない、それが出来るのは世界で山田しかいない、兄弟でもダメだ、ピッタリ再現するには双子設定が必要。
結果として琥珀で始まった縁(えにし)は幻現で再統一に向かう演出。
(俺の最新展望では、この双子に分家させた陸奥辰巳の決断が圓明流、史上最強への最大貢献である事も判明したが、それも後述する)
九十九の記憶障害は外傷性が数割だが大半は潜在意識が拒絶してるのだ、思い出す事を。不破圓明流との戦いを、さらには幻斎の顔自体を。
それを山田との拳の交わり一回一回で思い出させるのが山田の役割。ピッタリ再現には幻斎と同等の修羅が必須、ゆえに山田は生涯で最初で最後、修羅を起こす、
今後を展望、というかネタを作ってみたB
幻斎と現の名前の付け方は、遺伝学上的には血のつながりを認めるものの、その態度が正反対という対称性から付けられている。
圓明流への態度がまず正反対。幻は1000年前の圓明流しか認めない、ゆえに現代日本(近代化され平和化された)に居場所はない、夢蜃気楼のような存在としての名前。
この対極が山田。現実対応力は抜群で、母にそそのかされるなら、圓明流の将来への生き残りすら夢想する、その時もっとも適切な判断ができるのも現。
あのズーミンと香港で絡んだ時に白旗上げていられるのも最もふさわしい現実適応しただけ、幻ならあの姿はありえない。
山田の実子北斗も同様、圓明流現代格闘技化は、山田的なるものの影響だ。裏には不破母がいる、山田が偉大な兄の後ろにあって優柔不断になるのはあり得る事だ、それを母に突かれる、
この性格が一気に矯正されていくのは、北斗の死がきっかけであり、かつ決定打となるのが、幻斎の最後の闘いをコロンビアで見届けた時だ、つまり舞子の帯は山田から出てくるのだ。
九十九が分家のこせがれと北斗に言い放ったのは、圓明流を閉じる流れの中での出生だったからだろう、山田の子なのだ。
双子が生まれた時、後継問題を考えよというのは家訓とまでは言わないが、陸奥不破の言い伝えにあったのかもしれない。
それが辰巳の一見気まぐれにも思える判断(分家)であり、幻斎というよりはおそらく不破翁の判断(圓明流終焉)につながっている。
今後を展望、というかネタを作ってみたC
山田は確かに世間ずれしている、体もなまっている、一方で幻斎は徹底的に圓明流拳士であり続け、対極的であり過ぎる、さらに幻斎戦より4年近く老いている、
それら全てを誤差にしてしまうほどに、修羅を起こした山田は半端ない実力なのだろう。アズマ以上だろう、その闘気で幻斎同様マイッツオは動けないだろう。
当然半ボケの九十九は山田に追い込まれる、
そして意識と無意識で生命の危機を感じて放たれた四門が白虎(これは幻斎戦の再現になる)、さらには倒れた絶命寸前の山田をみて全てを蘇らせるのだ。
これで一人の最強修羅を作る為に、残りの圓明流拳士が全て立ち合い死んでいく、あのセリフに収斂された。
そのメッセージは、
冬弥、陸奥を頼む、
北斗、不破を頼む、
幻斎、真圓明流かくあるべし、(=九十九のポテンシャル全て引き出す)
現、思い出せ、だ。
現役圓明流拳士が全て世を去って、最後に残った最強修羅が、ラスボスに挑む決闘がこの物語の実質クライマックスだ。
逆の見方をすれば、全圓明流拳士全てが結晶化しなければ、勝ち切れないほどの圧倒的実力のラスボスという事だ。
そいつを倒すのが四門青龍。
これは双子の先祖が虎彦だから白虎とか、中国拳法を龍で倒すのが皮肉とかいうのは偶然で、要は
雀、蛇&亀、虎、龍へと段々と強大、強力化していってると見る方がいい。そもそも龍は空想上の生き物だ。
中国拳法の相手が気功まで踏み込むのなら、青龍が龍破(かまいたち)の延長というのもありえるかもしれない。
これは2週前にできたネタ、最新の展望も近々書く。
説明と訂正一つずつ@
一つ誤解なきよう説明入れて、もう一つは誤解してたのにも訂正入れます。
説明の方は、謎解きについて。
訂正の方は、ビクトルのセリフについて。
●謎解きですが、
>>178で「>>この程度の仕掛けは中級レベルと思うけど」書いた事は、
・幻斎を0から構想する事の難しさ
・幻斎と決まっている事を、マンガの流れや伏線から読み解く事の難しさ
は別物という点で、
俺が難しくない、中級レベルだ、と言ったのは、後者についての事であって、
前者については、ハッキリ言って誰も創造できないのではないか、そこは誤解なきように、という事です。
仮にケンシンを幻斎と定めてどんなその後を妄想しようが、それは原点を借りた他人のフンドシで相撲を取ってるのと何ら変わらない。
それぐらい驚天動地の発想だと思う。まさか相手方の総大将が、宗家に血を合流させているなんて、プロ作家でもそうそう構想できる人はいないと思う。
キバの登場を完璧な半円を描く一本背負いが決まった事に例えるならば、ケンシン幻斎構想は、山嵐を決めてみせたような衝撃と言っていい、こうした芸術的一本を味わえないのは損をしてると思う。
説明と訂正一つずつA
●訂正の方、ビクトルのセリフだが、
>>160では
ビクトルは、コマの三代目が気になるはずなのに確認を取れていない、ゆえに「継いだはず」と濁さざるを得なかったと説明したけど、これは間違いだった。
グラシエーロ家(レオンは除く)は、ケンシンマエダを知っているのだ。
最初、九十九が道場を訪ねた時、ケンシンマエダと戦うと発言した時に、ラモンは”ピクリ”と反応しているのだ。つまり、この一族はケンシンを知っているのだ。
知らないから「継いだはず」というのと、知っていて「継いだはず」というのとでは、後者の方がより不自然である。
つまりこれは立ち止まって考慮すべき伏線なんだが、あとはどれぐらいを知っているのか、って事だ。
俺の予想では、ビクトルは少なくとも基本的なトコは全部知っているだろうというものだ。
ここからも一つの話を作る事が出来るのだが・・・例えばビクトルがとんでもなく頭がいいという感じの話。
ケンシン=一般人の場合@
ケンシンマエダが一般人(非圓明流血筋)だとどうしてマズイかについては、物語に偶発性を取り入れてあまりに下手糞になる、という理由で十分だと思う。
まず
@)ケンシンの才能はインフレ化している(修羅の門の特例)
A)真玄の態度が歴代陸奥と正反対(修羅の刻の特例)
で、特例を作るならそれなりのメリットがないと割に合わないのに
B)偶発性に頼る物語展開になる(創作の自殺行為)
というデメリットを補え切れるメリットは残念ながらないのだ。
特例2つはただの説明(これ自体の是非は保留でいいけど)、最後のB)が一般人ではいけない理由なのだが、それを書いてみたい。
ケンシン=一般人の場合A
・修羅の門の特例(才能のインフレ化)前半
九十九の潜在能力がどれぐらいかを考えると、圓明流の80はグラシエーロの100に・・的な飛田の解説で大体あっていて、九十九はまだ20は残している。いや飛田の説明の上を行くだろうから30%は上積みがあると想定する。
九十九の相手の能力を全部引き出す戦いはリスキーで、ものスゴく追い込まれた場面は多々あっても、その度に馬鹿力的なるもので切り抜ける。自分の蒔いた種を自分で処理してるだけ。
飛田に絞められた時もパワーで逃れたし、レオンのマウント的なのも腕無い状態で蹴りはがしてるし、最後の首ロックも、金剛なのだろう、逆に首投げで返してる。その馬鹿力の最たるものが四門だ。
つまり九十九がリスキーな戦いをするのは本能的に自分のポテンシャルを根拠にしているからで、どんな状況下でも勝てると踏んでのもので、見た目の大ピンチをそのまま受け取っては駄目だ。
さらにトナミやイワオロシの殺人業を封印している。幻斎を登場させない事で真の圓明流を理解していると示唆しているように、殺人業を意識的に封印している事で、潜在的な奥深さを示唆しているのだ。
この値が飛田の解説を上回る30%はあるというのが推定。
つまりアリオスやレオンが陸奥に迫った95%なり98%は、あと少しの勝負の天秤の傾きで勝敗が移動した5%や2%でなく、永遠の5%差であり絶対の2%差なのだ。
ケンシン=一般人の場合B
・修羅の門の特例(才能のインフレ化)後半
それを踏まえてケンシンの実力を測るなら、
今度は戦場、すなわち格闘技場的ルールも無ければ社会的ルールもない、まさに殺るか殺られるかの状況下、つまりは生きてそこから帰るには全能力を出すしかない舞台で、それこそ
圓明流にとってのホーム。
つまりケンシンが殺人拳か活人拳かはともかく、相手のホームに乗り込んで、九十九の130%に限りなくコンマ数%まで迫ったのである。
九十九にとってマイッツオの所まで正気を保って帰還した、まさにそれだけの差であって、彼の介抱がなければ3日以内に絶命、すなわち両者相打ちが確定していた決闘だったからである。
つまりアリオス95、レオン98に対して、ケンシンは130まで才能を与えられていたわけで、これは突出した例外、明らかなインフレなのである。(インフレが良いか悪いかの是非はしばし保留するが。)
ケンシンは今までのライバルと逆の事をしているのだ、つまり九十九が相手のポテンシャルを全部引き出して勝つ、という今までの流れとは逆で、
ケンシンが九十九のポテンシャルを全て引き出そうとしているのである、この点でも例外である。
少なくとも修羅の門の九十九のライバルの中で、この人物を出せば話が終わるという男はおらず、それは作者が全体構想の中で一定の枠に収まるようキャラ能力の設定をしていたわけで、
その結果、状況や条件を変えれば、章を横断して誰が誰より強いかも、という想像や議論の余地を残し、その楽しみを与えていたと思うが、ケンシンが特例ならその議論は終了である。
つまり今までの10年余の作品作りの腰を折って例外を設けた事実は確かだと思う。
ケンシン=一般人の場合C
・修羅の刻的例外(陸奥真玄の態度)
まず陸奥を見下す人物はこれまでの刻の中にも門の中にも登場していないので、それ自体が異常だが、真玄の態度も異常である。刻の中に描かれた陸奥は九十九の祖先と呼ぶにふさわしい一定の特徴を持っていたはず。
強さに対してのプライド、周りに強い奴がいれば仕合ってみないと気が済まない性格、竜馬のように相手にやる気がなくともその気にさせてでも仕合う行動力があった。
全部このラインで特徴付けられていた陸奥たるものが、どうして真玄に限って、相手をその気にさせないのみならず、相手に親になる事をせがんだりするのか。修羅の刻的特例の設定だ。
江戸時代の45(左近)より昭和中期の50代の方が若いのではないか、もし九十九兄弟が誕生しなければ真玄こそ、陸奥1000年の末裔だったわけで、
その陸奥を見下したケンシンが、父になる事を承諾しなければ、果たして真玄はどのように祖先に顔向けしたと言うのだろうか。
元陸奥というセリフはケンシンが言ったものであるが、真玄がそう言うのならその時点で陸奥は絶えていた事になるし、
もし陸奥の看板を下ろしていないなら、背を向ける事は1000年の末裔としてあってはならないはずだ。
修羅の刻、10年余の作品作りの腰を折って例外を設けた事実は確かだと思う。
ケンシン=一般人の場合D
・2つの特例は、偶発性への丸投げデメリットを生む (前半)
以上2つの特例を読み取った上で、特例を設けるならそれなりのメリットと結果失うべきものとの差を考える必要がある。
例えばこのケンシンが限りなくラスボスに近い存在で、作品をクライマックス化する為にこれまでの10年20年の腰を折ってでも特例を設けたという説明はそれなりには説得力はある。
その場合どんな物語展開になるかも説明して欲しいものだが、その流れや特例への説明が失敗すれば、これまでの修羅の門や修羅の刻の作品価値を毀損するリスクもあるだけに相当な展開が描かれなければならないだろう。
なにしろ10年20年を担保にするのだから。それによってデメリットをはるかに上回らなければならないのだが、このデメリットでやっかいなものがある、偶発性の導入だ。
まず、コマ、三郎の関係と徹心、巌の関係は義父という点も含めて同じである。先代が異種格闘技で勝利し続けた点も同じ。さらに徹心は陸奥と戦った実績すら持ち、時代がズレてる分情報を集めやすいメリットもある。つまり修行で執念や修錬を行うのに有利なのだ。
しかし徹心の三代目は女であった、まずコマの孫に男が生まれる可能性はまぁ受け入れられるとしても、ただ打倒陸奥への執念が凄まじかったからと言って、
その孫がそれまでどのライバルキャラをも持ちえなかった才能バロメータを持って生まれる偶発性を、読者に受け入れろと言ってるのである。
ケンシン=一般人の場合E
・2つの特例は、偶発性への丸投げデメリットを生む (後半)
さらにそのケンシンが静流との間に設けた冬弥は、全盛期の平均的陸奥である真玄を15で越え、さらにその兄を決闘で下した九十九は歴代でただ一人四門を開く境地に達するという、とんでもない才能が付与されている。
ケンシンが化け物だからでは駄目だ。三郎が何者かにもよるが、もし三郎が達人(雷電や片山)レベルなら、ケンシンの能力は突然変異なのである。そして突然変異は遺伝しないのだ。
オグリキャップの子はついぞ一頭たりとも名前が残っていない、サンデーサイレンスは100頭200頭の単位で子や孫が走りまくっている。遺伝するのはベース±αであって、単独で変異した才能を与えられてもそれを伝えるのは不可能なのだ、
しかしこのマンガでは、冬弥といい九十九といい確実に遺伝した結果を描いている。つまりそれも偶発性で受け入れろと読者に迫っているのである。
創作の余地(幻斎)が残るのにそれを放棄して、偶発性へ丸投げするというのは、あまりに下手というか創作の自殺行為とも言えるものだ。
制作意図による演出と制作限界による演出は全く別者だ。双子で始まった縁を双子で閉じるという演出をした場合、それは意図による演出で、映画や芸術ではありえる、
それにさえ文句いうのはフィクッションすらドキュメンタリー的であれというぐらい滑稽な批判だからだ。
しかし偶発性や突然の才能の付加というのは、そうしなければ読者の関心を引き付け続けられないという、制作能力が限界に達した、全体を構想していないインフレ型の漫画に多い逃げ手法なのである。
いうならば中学生のアマ作家でもできる行動なのである。
幻斎を構想する事は、プロ作家でも100人いれば一人出来るかどうかぐらい、すごい一手である。つまりケンシン何者か、において評価が天地ほど変わる点を知るべきなのだ。
(いや知るべきっていうのは作者がじゃなくて、ケンシンコマ直系説を盲信し続けている読者に向けて言ってるんですよ。)
筋読みその後、ダラダラと@
筋読みというか作ったものをダラダラ書く、前のネタから1週間後にできていたけど、めんどくさくて書かない内にかなりたってしまった。
まとめるのもめんどくさくなって、ダラダラ書くことにする。
父親になってくれという話がどうして1日でまとまるのか
ケンシンが誰であれ、どうして老いと戦う中で大会を3つも4つも挟む必要があるのか、陸奥を継いだその日が陸奥なのに、どうして即闘わなかったのか、
こうした点に違和感を持っていたが、ラスボス(神の化身)を考察する事で解けた。
結論から言うと、幻斎と神の化身は過去に一触即発の関係を持っていたという事だ。つまり父になるのは幻斎の方から持ちかけたのだ。
そしてボクシングの大会は九十九を介した神の化身に向けた挑戦状であり、そのアンサーソングが今進行中のズーミン一派の兵への参戦なのだ。
筋読みその後、ダラダラとA
幻斎はアンダーグランドの仕事をしている中で、大陸系中国拳法の本家の最強人物と出会った、強い奴を許せないのは陸奥不破を問わず共通で、仕合う事にした。
どうしてこれが途中で分けたのかは色々書けると思う、アングラなんで公権力・統治機構の邪魔が入った、神の化身は逮捕された、など。
その後20年、再決闘を約束したのに果たせなかった理由も必要。
あまり信じたくはないが幻斎が逃げ腰だった展開は嫌だが、幻斎が不破でなく前田を名乗る理由はここに遠因があるのかもしれない。
幻斎の見定めではそいつの能力は自分より上だったのでないか、やればギリギリ勝てるかどうかレベル。つまり負ける可能性の方が高かった。
山田ならいいのだ、不破でないから。しかし不破を名乗る幻斎が敵に背を向ける事は・・・
筋読みその後、ダラダラとB
ゆえにその後の幻斎の行動や思考は、、、
まず不破翁から聞いた双子の伝説を思い出す、後継問題を考え直せという逸話だ。
次に自分でギリギリなら宗家の陸奥なら勝てるかもしれない予想。不破にとって宗家は常にコンプレックスだから。
また同じ不敗の伝説が終わるのなら神の化身とやるより一族の悲願たる陸奥へ挑戦しての方が納得がいく、
宗家が怠惰にときを重ねている陸奥であるのなら仕方ない、そこで陸奥を倒しその足でもう一度自ら中国大陸へ渡るつもりもあったろう、
一方で不安もよぎる、不破翁が圓明流を止めようとしていたなら、陸奥も同じ事を考えているのではないか、訪ねて老人しかいなければどうしたらいいのか、
しかし一縷の望みも持つ、もしもそこにいるのが陸奥にはなれない血を継ぐ娘であるのなら、、
言い伝えられた後継問題を考えよとは何なのか、、、
様々なシミュレーションを描きながら、実に4百数十年振りに陸奥と不破が邂逅するわけだ。ニルッチーの100年をも上回る壮大さだ。
筋読みその後、ダラダラとC
果たして、不安と期待は一つずつ的中する、陸奥は元陸奥であり、しかし陸奥の血が流れる娘が残されていた。
後継問題として幻斎が出した回答は陸奥との交配、つまりそれによって陸奥そのものを一段階上げるという挑戦だった。
そう、双子の琥珀で陸奥辰巳が出した分家という回答、その投げられたボールは4百数十年の時をえて、宗家を通りこし分家たる不破幻斎のもとへ届いていたのだ、
そしてそのボールを受け取った幻斎が出した回答、それは陸奥と不破で、中国大陸の最強一族を挟撃する、というものだったのだ。
この結果誕生したのが冬弥であり九十九なのだ。
真玄としても最後の陸奥として力を持て余していたのは確かだろう、幻斎から聞いたそのとんでもない化け物との一大決戦こそが、最大の大義。
つまり九十九を仕上げてその神の化身の前に立たせる事が最後の単一系統陸奥としてやるべき仕事と悟るのだ。
筋読みその後、ダラダラとD
再戦を誓い20年余、挑戦状を送らねばならない、
アメリカ最強が世界最強、ボクシングヘビー級でおかしなスタイルでチャンピオンになれば、およそ強さに関心を持つものにはメッセージとして伝わるはずだ。
ローカルの異種格闘技戦では情報力としては不足だ。武道館大会は真玄の考えだろう、フリースタイルとしての実践も積ませたい、知り合い(徹心)がいる、そこへしばし預けたいというのは。
この2大会で十分なのだが、バーリーを挟んだのは三郎ビクトルの関係性だろう、ここへきての1〜2ヶ月は誤差だ、幻斎(ケンシン)が譲っただけだ。
つまりこのマンガの全ての流れは起こるべくして起こったものとして描かれていたのだ。
九十九は真玄からの手紙を受け取って神武館へ一歩を踏み出した、その最初の最初の最初から、この物語は幻斎と真玄による、その最強、神の化身へと繋がるロードだったわけだ。
単一系統最後の陸奥と不破は、同じ所へ焦点を合わせて全てのシナリオを書いていたのである。
(幻斎亡き今、全てを知るのは真玄のみ、つまり真玄黒幕なのである、えっ?)
筋読みその後、ダラダラとE
相手型から見てみる、格闘技の表の世界でとんでもない事が発生した、7〜80キロのウエイトでヘビー級世界チャンピオンが誕生してしまった、
どうもスタイルが妙だ、懐かしい、そうだこの型はあの時対峙したあの男のものと同じではないか、あの再戦を約束して逃げたとばかり思っていたあの男、そうアイツと同じ目をしているではないか、
どうもそれ以前の大会もあるようだ、武道館のビデオも見る、間違いない、これは日本に伝わる影の伝説の業だ、準備に入れ、この男はここへ来る、、、と。
ところが九十九が向かった先は何故か南米、そしてその後消息を絶つ、、、一体これは何なのか。しばしの時を置く。そして返答のメッセージを送る事にした。
幻斎よ、お前のメッセージを受け取ったぞ、理解しているぞ、早く約束を果たしに来い、と。
つまりこれを具現化したのが、大陸系からみたらハシクレたる一派、ズーミンの兵参戦なのだ。
大陸の本体からみたら、ズーミン一派はおそらくアゴで使えるレベルの力の差があるはずだ。
ゆえに目的も教えず、ただ日本において中国拳法でど派手にやってこい、ぐらいしか聞かされていないだろう、
ゆえにズーミンはまず皇帝を撃破してガッツポーズ、次に九十九。実はその九十九こそ本体の狙いそのものなのだが、真実を聞かされていないズーミンは、
自分たちは道場を開きたい(これは完全な虚言)、だから九十九君負けてくれないか、的はトンチンカンな展開に進んでいっているのが現在だろう。
筋読みその後、ダラダラとF
この本体がどういう連中か詳細は予想できない、ただ神の化身のような化け物はただ一人しかいないはずだ。そいつがボスなのか雇われているのかもどっちでもいい。
九十九もマネジメントは神武館がしているわけで、決闘士がそのままボスである必要はないが、まぁそれはどうでもいいが、こいつの特徴で分かるものは、
まず戦いにプライドを持っている、挑戦は受けるが逃げるものは大して追わない、アングラだからと言って暗器などの使用もない、
2000年不敗というのは自称(ヒクソンの400戦無敗みたいなもの)、ただ圓明流よりは長い、一子相伝というのも共通、こんな所だろう。
ちなみに九十九が戦うのは神の化身のジュニアの方だ。代替わりしていても実力は変わらない。
つまり幻斎が閃いたのは、相手の方が歴史は長いが一子相伝。陸奥も不破も一子相伝。しかし圓明流としては二子相伝。ゆえに挟撃が可能という解答だったのだ。
ゆえに陸奥と不破は分家以降、交配はもちろん交流もない赤の他人という設定が必要である。
自称2000年でも実際は1300年ぐらいがいいと思う。すると陸奥の1000年、不破の500年で1500年となって上回るから、話がキレイなのだ。
一子相伝ゆえの弱みをつくというのがポイントだ。
もちろん業が一子相伝なのであって、血を継ぐ肉体はどこかに分家してあるだろ、という指摘もされようが、一般人に混じれば見つけるのが困難という事にしとく、それは陸奥も不破も
同じだ。
しかし逃走と自縄自縛と「読めばわかる」しかない人だねえ。
「真の圓明流」「決闘士」と何か適当に言葉をでっち上げて説明した気になるのもいいが、
・何故ケンシン=幻斎は北斗が不破継承者として九十九と闘うのを許したか?
強さを求めて父のサブローを殺し、息子の九十九も殺して圓明流を終わらそうとしているのに
何故北斗にはそんなに甘いのか?
・九十九が人前ならルールを守ってハンデ戦になるというが
そうしたら九十九は「決闘士」じゃないってことか。
北斗戦で場外のルールを守ったのは飛田への敬意からだ。
そもそもルールをまもるなら試合前に審判にあんな台詞言うかな?
>>202 >●訂正の方、ビクトルのセリフだが、
>>160では
>ビクトルは、コマの三代目が気になるはずなのに確認を取れていない、>ゆえに「継いだはず」と濁さざるを得なかったと説明したけど、
真っ赤な嘘、というか こ ち ら が そう説明したのに早速パクりスかwww
>>169-170 そちらはそれを鬼の首をとったように「だからケンシンは不破を修めた」理由にしたんでしょ。
そしてここでも十八番の自縄自縛で
>>160の通りなら
尚更ケンシンが日本に行ったのならビクトルが知らないはずはない、
という指摘を受けて今更変えたという次第。
>>208 >双子で始まった縁を双子で閉じるという演出をした場合、それは意図による演出で、映画や芸術ではありえる、
>それにさえ文句いうのはフィクッションすらドキュメンタリー的であれというぐらい滑稽な批判だからだ。
これは全く同意。主人公に「こいつはオレだ」とまで言わせ、
才能も実力も最高峰、そして連載は後だが時系列は先の狛虎を描くことで
まさに円を閉じるように綺麗にまとまっている。
ここに
「北斗なぞまだまだヒヨッコ!ワシの方が強いから!さあ真の統一をかけて勝負勝負!!」
ってのはインフレ以外の何物でもないな。
不破真玄、不破謙信って名前が出てきた(´・ω・`)
これは一体どういうことだ
●幻斎が前田を名乗った理由を推測@
幻斎が前田家を名乗る(正しくは不破を名乗らない)のは、その神の化身との闘いが外的要因で中断され再戦を約束したとはいえ、その事にホッとした自分の気持ちに嘘がつけられないからだ。
おそらく幻斎の想像で勝算は1割ぐらいだったのかも、それぐらい強いラスボス。
素手で地上に立つもの全てに勝つことが家是のこの一族にとって、それは認められない心境、その自己嫌悪だろう。
それから数か月後か数年後か、前田三郎と仕合う、おそらく三郎は数分で圓明流に勝つ事は不可能と悟る、勝算1割ぐらいだと。しかし意識のある限りその勝算を求めて立ち上がり続ける、5回でも10回でも。
なぜならコマから最後に渡された柔道着でのぞむ、コマの想いを背負った代理闘争だったから。自分の敗北でコマの挑戦が終わるのだ。
この対照性が幻斎を一層苦しめた、三郎が背負っているのは重いとはいえコマ一代のもの。一方自分は不破や分家する以前の陸奥から数えれば10代も20代分もの想いを背負っているはず、
それは不敗が終わる事を恐れるスタンスでもあるが、戦いを外的要因で分けてまで求めるものだったのか、こうした自責の想いだった。
●幻斎が前田を名乗った理由を推測A
結果幻斎はもう一度、不破の名を思い出す為に陸奥と仕合う事を決意した、しかし様々なシミュレーションを持ちながら。大きく2つ、不破として陸奥を破り中国大陸へ渡る、
前田として(不破の名を捨ててでも)陸奥のステージそのものを上げる、その分岐となるのが、宗家が怠惰に刻を重ねているかどうか、それは子供の数を見れば分かるのだ。
3人もいるようなら真玄は圓明流を正しく理解していない可能性があるのだ、人殺しを本質とする圓明流が近代日本で、正確な形で継承されていく事はもう不可能なのだ、
にも関わらず後継者を懸命に求めようとする子供の数、それは怠惰そのものだ、ならば是非もない、当代とも先代とも仕合って両方倒して後、不破幻斎として中国へ行くのだ。
しかし不破翁同等に受け入れていたらば、子供は多くて一人のはずなのだ、男子がいれば難しい、話を聞いて判断するしかない、しかし女子ならば、それは圓明流の終焉を受け入れている事に他ならないのだ、ならばその場合には、、、、
大きくいうと幻斎の頭にはこの2つのシミュレーションが陸奥の里を訪れる、ギリギリその時まで交錯していたものと想像できる。
「オレは陸奥を超えたいがために海を渡ったのだ、業のおとろえた過去の元陸奥に勝つ事に意味はない」というケンシン(=幻斎)のセリフ。
つまり後者の勝つというのは、事実陸奥を倒して一族(不破)の悲願を達成し、その後のさらなる敵へ挑む決意と読んで正しい、その一方で前者の陸奥を超えたいというのは、単に勝って超えるを意味している以上のもの、
つまり、今までの陸奥という一族の血、そのもののステージを上げることを含んでいるのではないか、
陸奥の里を訪れるまでの複雑な胸の内、それが交錯したセリフと受け取れるのだ。
●幻斎がなぜ九十九の父となった後、単身その神の化身に挑みに行かなかったのか@
真の圓明流を伝えられるものが自分以外にもういないから、山田がしっかりしてるならその可能性はあったかもしれない。
山田は兄の影に隠れて圓明流の業こそ修めたが、不破なるもの圓明流なるものはそもそも兄に任せておりマッタリ生きている、無理だ。
また理解している真玄が伝授できるものには限度がある、真玄の年齢というより社会制約の方が大きい。
それを伝えるには拳を合わせて命を懸けた会話しか方法がないはずだ、その役が務まるのはもう幻斎しかいないのだ。
あるいは幻斎が不破の名を思い出し直接対決に行ったとしても、勝算は2割に上がる程度。また九十九の素質が圓明流史上最高であっても真の圓明流がどのようなものか、
現代日本でそれを実践し理解する事が困難ならば、どんな素質をもってしても完成していない九十九がラスボスに挑んだとしても、その勝率は3割から4割、つまり共倒れなのだ。
よって幻斎は自らのプライドを捨てて直接対決を避け、九十九が成人するのを待ち、自ら立ち会う事で九十九のポテンシャルを全部引き出す、
つまり九十九を真の圓明流拳士たるものとして仕上げるという方を選んだのである。その結果として九十九の勝算は5割、つまりその神の化身と五分五分の位置へと引き上げる事ができるからである。
●幻斎がなぜ九十九の父となった後、単身その神の化身に挑みに行かなかったのかA
幻斎が教えるのは1000年前の圓明流そのもの、いやもっと踏み込んで言うと、圓明流の1000年分全てとさえ言えると思う、父から子へ以上に先祖全てから最後の陸奥へ、
ゆえに幻斎は地球上でその業がもっとも光り輝く数少ない場所、かつ父ゆかりの土地でその戦場を探し、自ら老いと戦いながら1o足りとて自分の業が後退する事がない状況へ自らを追い込んでの20年だったと思える、
その執念は質量ともにキバを圧倒しているのだ。
知らなかったものを教える方が、知っているものを思い出させるより難しい。ゆえに前者が幻斎で後者が山田(4年老いた幻斎という事もできる)、不破最後の双子の役割なのだ。
コロンビアに立ち会わせ、幻斎は自分の生き様と死に様を示す事で、修羅の血を一度もたぎらせることなく人生を終えるな、というメッセージを弟にも送っているのだ。
素質だけなら兄に劣るものはない山田の今は、ある意味で懺悔の行動のようにも映る。誤解させた北斗への、そしてプライドを折らざるを得なかった兄幻斎への、そして歴代陸奥不破全てへの。
最後の現役圓明流拳士としてその役割を果たす事で遂げようとしているように映るのである。
●ビクトルは頭が良い話(当然これもオーバーな推測)@
ビクトルは三郎から頼まれて彼最後の闘いに立ち会ったと思うのだ。コマがムツエンメイリュウを超えたいといい、その全ての想いと業を三郎が引き継ぎ立ち合う、結果その三郎を倒した若者の口から出た言葉、
それもコマ同様ムツエンメイリュウを超えたいだった。
すさまじい三郎の最期と陸奥の名。以降のビクトルの目標に付け加えられたもの、置き換えられたものが、陸奥を超える事がコマを超える事という事実だ。
ビクトルが頭がいいというのは、つまり陸奥超えを2段階で想起したことだ、それは一つ格闘技として超えること、大観衆の前で陸奥を倒し、その陸奥が決闘こそ自分のスタイルだと再挑戦する場合のみ野試合を受けるという2段階論だ。
ことさらグラシエーロが護身術を喧伝するのも格闘技路線なのだ、なぜなら圓明流と決闘で勝つ事の不可能さを、飛田や徹心が陸奥の闘い10回以上見て気付いたそれを、ビクトルは一回で悟っているのだ。
格闘技場に連れ出して社会的ルールで有形無形のプレッシャーをかけた中で戦う、かつその格闘技場にもっともふさわしいスタイル、すなわち組業を究極まで完成させ戦いの枠を狭める、
こうした手段で挑む事を想起したから頭がいいと断言できるのである。
●ビクトルは頭が良い話(当然これもオーバーな推測)A
問題は2点、ビクトルの知性や理念は最高レベルで正しい、しかし彼には武力が欠けている、ゆえに自分の想いを体現してくれる天才が自分の一族から出てくれるかどうか、
もう一つは、圓明流が格闘技のリングにあがる奇跡があるのかどうか、だったのである。
つまりビクトルは自分のできる手は全て打って人事を尽くし、あとはひたすら天命が下るのを待ち続けた20年余、コマ超えを追及してから死期近くまで続く50年以上だったわけだ。
果たして最初の奇跡はレオンによってもたらされる、しかも人でないもの(ムツ)を追うにふさわしい適性まで備えていたのだ、
そして2つ目の奇跡、アメリカでのボクシングの大会に圓明流拳士がリングに上がったのを見るのである。天命は下った、神はグラシエーロ一族を選んだわけだ。
●三郎とビクトル、その友情を肩代わりした幻斎@
ビクトル50年のコマ超え追及の真実、全ての人事を尽くしひたすら運勢を引き付けるまで待つ事、数十年、そして陸奥が道場へ訪れた、以降がヴァーリ・トゥード。
こうしたビクトルの想い、齢90を超えて執念を実らせるその想いを、深く理解していたのが幻斎なのだ、
幻斎からの電話、俺の枠はあるのか、に無いと即答したビクトル、あのシーンには、父三郎とビクトルの友情を肩代わりする幻斎の姿があるのだ。
挑戦権を得た事でビクトルの夢は半分叶った、残り半分は超えられるかどうか。それに対しての祝福と激励、
待ち続けて良かったな、夢は叶うものだな、がんばれよ、という祝福と激励が真の理由であって、ケンシン(幻斎)が本当に出たいわけがないのだ、枠なんかラモンをノックアウトすれば空きはできるのだから。
そうではなく、50年以上の執念を実らせた、父の兄弟子の決意を聞きたかった、だから直前に電話して、その即答「お前の出場枠は無い」それを決意として聞きたかった、
これがあの短い電話での会話に込められた友情秘話なのだ。
幻斎自身も20年を待ち、さらに一族は1000年一つのものを追及している、だからこそ理解できるビクトルの執念。幻斎という人物、怖いだけでなく優しいのだ。
●三郎とビクトル、その友情を肩代わりした幻斎A
このお返しをビクトルもしている。大会終了後、ケンシンの素性と現在を求めて九十九は道場を訪れた。
ビクトルは圓明流拳士の2世代にどんな関係性があるのかもおそらく推察して知っているはず。あんな業をそうそう誰彼となく使えるわけがないのだから。
九十九がその人物のもとへ自分達の大会を素通りして向かうのが当初の目的であったことも知っていたはず。
しかし幻斎は自分の挑戦に一時の猶予をくれた、そして自分の挑戦は終わった、ならばもう他人が口を挟むおせっかいはないのだ、
戦場へ行けと。そこには圧倒的な闘気をまとった、でもあんたにとってはどこか懐かしい、そういう人物が待っているはずだよ、と言うニュアンス、
三郎の業を継いだ3代目がいるはず、って知っているのに濁した背景には、まさに親子の間に他人が口を挟むものでないという礼儀と、
自分へ挑戦権を先に与えてくれた幻斎への軽いお返しが込められているのである。
こうして全ての大会の意味づけはできた。つまりボクシングは幻斎から神の化身への挑戦状、その前の武道館前後はフリースタイルでも実践経験を積め、という真玄の意図、
ヴァーリ・トゥードは三郎ビクトルの友情に幻斎が気を利かした事による1か月、そして現在進行形の兵のリングは、神の化身からのアンサーメッセージなのである。
大きく俯瞰して眺めると全てに意味があって進行している事に気付かされるのだ。
まだ残ってたか
さて、ケンシン=幻斎派の「考察」によって見事にケンシンも九十九も
「決闘士」ではなくなったわけだ。
闘いに全てを懸けるならそれこそ場所は選ばないしね。
そして面白いのが
>それは子供の数を見れば分かるのだ。3人もいるようなら
>しかし不破翁同等に受け入れていたらば、子供は多くて一人のはずなのだ
「多くて一人のはず」なら「二人もいるのなら」じゃなきゃおかしいよね。
でも幻斎も九十九も二人兄弟だから苦し紛れに「三人ならダメ」にした、とw
しかもそんな思いの幻斎が二人子供を作る、とか質の悪い冗談でしかない。
真玄黒幕も、しばらく書き込みなかったから、家庭教師でも雇って読解力鍛え直しているのかと思っていたけど、
相変わらず表面的にしか読めてないな。まぁそういう浅い読みはネット内だけに留めてリアルな世界では吹聴せん方がいいと思うぞ。
ところで俺も真玄黒幕説になったので、元祖真玄黒幕の方を弱腰真玄黒幕、って変更して呼ぼうと思うのだが。
一番の違いはケンシンが訪ねて来た時の真玄の態度の解釈だが、描かれたまま(真玄は弱腰だった)受け取っているのが元祖真玄黒幕。
でも俺は違う、あれは真玄が自らを卑下して語っただけで、そこには相手への敬意を含む配慮があったと捉えている。
あの場面に来たのは幻斎と確信するが、それまでに幻斎が体験した事やそれに対する今後の覚悟についての配慮があるがゆえに、
真玄はあのように自分を謙譲して語ったものと推測する。
俺の方が真・真玄黒幕とか真玄&幻斎黒幕とか、そんな呼び方にしてもいいのだが、元祖真玄黒幕は、弱腰真玄黒幕で区別かなーと。
ところで7月10日ぐらいに書いてた文章をアップするの忘れていたので連投する。もっと付け足す部分あると思いつつも、めんどくさくなってるので
その時の文章だけ今上げて、時間ある時に付け足しをアップしていく事にする。
●中国大陸に本体がいる可能性@
元々は大陸の一族だと、山田がそう語っているので誰でもそう予想するだろうが、それ以外に、、、
羽生が祖父の知り合いでズーミンを招いた、と語った時、山田に沈黙の一コマがある。これは羽生が本体とまで知り合いかどうかに焦ったわけだろうし、結果ハッタリだと知った後は
山田はディティールを整えて説明すると言ってる。これは、本体を切り離してズーミン一派のみを大きく語る事で、本体を表の舞台に招くのを避けようという山田の意図だと思う。
呼んだとしても裏の本部隊が出るわけないが、今後九十九が表舞台から消える事を示しているのか、その際、中国本体についてアレコレ捜索されても面倒だから、という山田の考えなのかもしれん。
ズーミンと香港で知り合った際に、山田が白旗を上げるシーンがあったが、あれはズーミンに対してというより本体の連中に向かってでないのか。
香港は大陸のもので、そうした点で見るとズーミン自身も反省させられているように映るが。あの倒れてる奴等はまさかズーミンの部下だったりして。
あのシーンの奥にそのラスボスがいるかもしれないのだ。
俺はこの中国大陸の本体の一族の中にこそ、ラスボスが潜んでいると予想しているが、山田が焦ったもう一場面は蘭陵王を知った時だ。
3指に入る「かも」、と。九十九、幻斎ともう一人だ。最終ターゲットにしてる人物「かも」、という焦りだったのではないのか。
幻斎や山田の知る神の化身は同世代だ、ゆえに九十九が闘うのはその子、つまり神の化身ジュニアは、いるとすれば九十九と同世代、蘭陵王がそうである可能性もあったわけだ。
ゆえに焦りとともに、自らが先に立ち会う事でハッキリさせようとしたのが先月号ではないか。結果的に山田の圧勝(おじさんが遊んであげようとか言って始まったが、その通りの力しか山田は出していないはず)、
なのでその線は消え、九十九と表の舞台で戦う話がまとまったのだろう。
●中国大陸に本体がいる可能性A
ならば蘭陵王の狙いは何か。彼も中国大陸本体の打倒を狙っているんだと思う、相手が圧倒的存在なら一矢報いるぐらいを。それに九十九を利用しようと考えているんだろう。
彼は日本人ハーフなので、半分は味方と思う。ルジャと関わるな、とか逃げろ、とかの発言は半分は本音だと思う。
その自分より九十九が弱いなら話にならないから試合で殺さない程度にテストするつもりだろうが、もし自分より圧倒的に強いなら相談しようと企んでいるんだろう。
ゆえに大陸本体の謎の大部は蘭陵王が語るだろう。
ところで蘭陵王はどうしてあれが金剛と分かったのか、そもそも彼の母親とは何者か意味があるのか、
体型は九十九並みだが陸奥の女系とかのラインなら話が拡散するので、上手くはないと思えるのだが。ただこの一族が筋肉異常使用をできるのは何故か。
そうした点をどう説明していくのかは今後の注目。まさかアングラゆえの筋肉増強剤もありえるのだろうか、蘭陵王は確かに心臓にきていたと見る事もできるが。
●今後(近い将来)の展開をあれこれ@
俺の妄想込予測は、壱問全部と弐門の3巻、キバ戦終了までで組み立てている。中国拳法にラスボスというのも、ズーミン一派を見たからでなく、中拳が世界で一番有名なのと、
真玄のセリフ、気功=神の化身、というのを理由にしている。それでラスボスは筋肉異常業を使うと想定していたが、すでに外れている。ズーミンらが使っているからだ。
イグナシオやアリオスの虎砲並というのは打力の延長だが、ズーミン派は質的に違う。金剛のごとく筋肉硬化させて地面の圧力を伝え、それを虎砲のごとく一点打撃しているからだ。
これをどう見て今後をどう予想するか。ズーミンらは大陸本体からしたら格下なのは間違いないと思うが。
大陸の一族と山田が言うし、中国拳法とも違う、と4巻あとがきにあるし、中国の圓明流的(格闘技書に載らない秘技)というのは既定らしい。
中国の不破という説明は、地下活動という形のみならず、武術的にもそうだという意味。圓明流的(秘技、筋肉異常使用など)という意味も含んでいる。
陸奥不破の専売と思われていたが、彼らは元々が違う上に生まれた時からの修錬でそれを可能にするというのだから、ズーミン一派も同じ理屈だとは思う。
だとすれば、フォンシェンから蘭陵王まで、あれだけ体型が違って一族というからには、血の繋がりが薄い一族も簡単に見つけられると推測するのが自然で、
ラスボスは一子相伝だから、陸奥辰巳の450年前の一手が効いてそれに応えた幻斎による、二子相伝の圓明流に挟撃されるという美しい話は起こらないというのも大体判明して残念だ。
●今後(近い将来)の展開をあれこれA
もう一つはラスボスがズーミンらに教えてやった技自体が下層レベルというのもありえる。ズーミンがデタラメマジックで鉄球投げる発勁を見せたが、あれは劣等感、憧れなどコンプレクスの現われかもしれない。
つまりズーミンは本物の発勁(気功)を見た事があるのではないか、という推測から、ラスボスが気功を使う可能性は50%はあるとみた。
(気功とはウィキで読んでもややこしいので、俺(=素人)がいう気功とは、単純に非接触型の発勁=気功波、という意味で使ってる)
一族がどれぐらいの規模で、その層によってどんな業の違いがあるのか、などは展開が進まないと何とも言えない状況となっている。
またズーミン一派の登場によってアングラへのルートが開かれたのは確かだと思う。表の格闘技はあくまで格闘技であって決闘ではなく、その意味で今後決闘を増やす意向もあるのだろうか。
筋肉異常使用というのは著者にとって創作の技を増やせる意味もあり、アングラに連れ出せば制限を解除できる意味にもなる。ゆえに闘いの幅が広がるわけであるが、そうした面での狙いもあるのだろうか。
いずれにせよ今後だが、蘭陵王の打明け話次第では、表の住人、片山海堂戦とかが霞む可能性もあるだけに、その順序やバランスをどう取るのだろうか。
●今後(近い将来)の展開をあれこれB
またこのマンガのテーマの一つに、史上最強を証明したいというのがあるが、史上最強は言葉であって当事者を証明する事はできないというのも真実で、
ここへの挑戦(陸奥にとっても作者にとっても)はどう展開するのか。
アングラ、決闘、史上最強、あらゆる格闘技の決闘家、などキーワードを並べていくと、一番分かり易いのは、地下に潜って決闘家達によるトーナメントだが。
実は定期的にそれは行われていて、常に神の化身が優勝してて退屈なんで九十九を招いた、という話は想像はできる。
そもそも九十九のいう史上最強の証明とは、誰に対してなのかもポイント。万人に対してならテレビの中で格闘技となる、でも自分が納得するでいいなら地下の決闘連発でもいい、
しかし圓明流が最強だったと誰かが語り遺(のこ)す必要があるはずで、ならばこの漫画全部は真玄の口述筆記の形で終わらせるのかもしれない。
●直系の想念を引き継ぐ、の想念とは打倒陸奥ではない
打倒陸奥だと、陸奥の里を初めて訪れた時にどうして真玄と闘わないのか、とか、九十九が陸奥を継いだ時どうしてすぐやらないのか、とかの説明ができない。見下した相手の父になる話が一日でまとまるのも違和感だ。
確かに前田光世の具体的想いは打倒陸奥で間違いではない、しかし三代目ケンシンというか幻斎が受け取ったものは、もっと抽象化されたもの一般化されたものだ。
それは「勝算が少なくても立ち向かえ」、であり、さらに三郎から付け足されたものが、「先代の想いに命を懸けよ」という感じに抽象化された想念だと思う。
少なくともコマは、ムツが人でないと自覚していたしそれは自分がいくら修錬しても追い付いた達成感を感じない相手だったと思う。
ビクトルの会話にも「コマは勝つ自信、業が身につかなんだか、運命だったか」ってあったが、それを埋める修錬の中で寿命という運命に巻き込まれたのだろう。
ゆえに三郎に託し、その三郎は壮絶に圓明流に向かっていったのだ。
こうした流れから幻斎が受け継いだ想念とは、上記のように抽象化されたものと捉えた方がよく、ゆえにラスボスの強さのレベルも分かるし、かつ幻斎が先祖全ての想いを代表して九十九に伝える役割を買って出た行動を説明できるようになる。
●幻斎は怖いのか
俺は優しいと思う、かつ九十九の闘いを否定してないと思う、つまり本来の圓明流ではない、相手の力を全て出させるリスキーな闘い方を必ずしも否定しないと思う。
例えば自分が音楽の先生として、生徒が1日10h毎日練習した成果を聞いてくれと言われて、最後まで聞くか、途中でさえぎるか。九十九は前者だ。相手に上積みないぐらい修錬の跡を感じるならなおさらだ。
そして実は幻斎もこの点自体を否定しないのではないか、とキャラ設定したい。勝手にな。
じゃーどこが違うのか、それは潜在能力への自覚と自在なる引き出し、これだろう。
九十九のように追い込まれて何が出るか自分でもよく分かっていないような根拠の希薄は闘い方は訂正したいのでないか。
九十九にどれぐらいの潜在能力があるのか、引出がいくつあって何が入っているのか、どの場面で最適に何を使えばいいか、など自覚できること。
その自在性を持つか知らないかの違いだ。
幻斎はいつでも最適に出せるのだ、九十九はその点でリスキーだ、ゆえに教えたいというのがコロンビアの闘いだ。
そんな幻斎であるから、三郎最期の決闘では、三郎の想いは全て受け切ったのではないか、そういう闘いをしたのではないかと思う。
俺の希望は、三郎が山嵐を最期に仕掛け、その途中で絶命するというパターン。雷電や弁慶のように立ったまま逝くでなく、闘いながら逝く。
三郎はあと一秒命があれば、コマの想いを果たせた、コマの限りなく低かった勝算を100%に限りなく近づけた、そんな最期を描いて欲しい。(もちろん幻斎の奥はもっと深くていいのだが)。
●業の伝授は入れ物で、実践によって中身がつまる、その実践機会が激減するのが近代
陸奥信玄から冬弥、九十九へと伝授された圓明流は、その方法も業もけして過去のどの継承とも変わりなく、先代から次代へ継承された形で同じはずなのだ。その点で否はない。
常に課題なのが実践で身を入れる場面が現在にはないという点。
伝授が器を作ったものとすれば、そこに中身を入れるのが実践の積み重ね。100の実践と仮にするならば、江戸時代まではそのまま100が埋まったであろうに、
天兵あたりから10ずつ減ってきたように捉えたらいいだろう、つまり信玄で70、九十九で50。
にも関わらず、圓明流の本質を起せる(3人決闘死させた)九十九は稀であろうと思うが、実はそれ以上に凄いのが幻斎なのだ。
彼は今の時代に生きているのに中身を100MAXまで埋めているのである。つまり真玄が感じた恐怖も、九十九が感じた圧倒的恐怖も、本来の圓明流拳士なら持ちうる闘気なのであるが、
いつしか時代によってそぎ落とされていった事が原因だったと思う。
なぜ幻斎がそんな真の圓明流拳士たる闘気を、現在にまとえたのかは分からない、不破の方が闇ゆえにまだ実践の場があったのかもしれないし、海外でさらにその場を求めていたのかもしれない。
そしてその100の実践たるをたった一度の闘いで全て伝授したい、とするのがコロンビアに九十九を招いた理由であり、
それは真の圓明流拳士が本気で立ち会う事でならたった一回で可能である事を幻斎は知っていたからこそ、その役を自ら買って出たという事だろう。
決して現在日本で圓明流が伝授しきれない点、これがポイントだ。
●海堂は勝つだけじゃなく、九十九死ぬでしょ。
全てが終わって史上最強の境地に立って最後の最後に仕合う相手、それが海堂晃だ。海堂との約束というのはどう理解すべきか。
少なくとも圓明流なるもの、陸奥なるものには、もう現世に住処(すみか)はないのだ、一般人として生きたいのだろうか。
海堂との約束で暗に九十九が託しているものに、自分はこの世で史上最強を証明する、それで終わりたい、その終わりをアンタに託したい、史上最強に立った自分をほんのわずか、
ほんの一瞬でいいから超えてくれないか、その境地から出される業、そう一撃必殺によって、陸奥なるものにピリオドを打ってくれないか、と、こうした想いを託しているように
思えてならないのだが。それは実に壱問3巻でのあの時に、すでにそうした約束を交わしていたのではないのか、と思えるのだが。
真玄が50を超えて20の若者の挑戦を受けたシーンを思い出す時、九十九の将来はこの形なのか、と考えたら疑問を抱くのである、もちろんそうしたシーンを20%ぐらい想像できたりはするが、
残り80%、圧倒的に、圓明流拳士は全て去っていく話の方がありえそうな感じがしてる。
最期に残るのはじゃー真玄なのだが、この物語の全ては死の床についた真玄の口述筆記にすれば、すべて収まるはず。この形が80%と予想。
相変わらず反論出来ないからって罵倒逃げ切りモードか
本当にその場しのぎの思いつきなんだねえ
そしてまた
真玄のケンシンとの会話が弱腰だったといい、そんなことはないと自分を縛る。
あれで弱腰なら北斗への「恐ろしいからやりたくない発言」なんてどうなっちゃうんだw
ケンシン幻斎派によれば北斗の方が弱いはずなのに。
結局のところ思い付きで始めたものの、その場だけの説明にしか
ならないものしか思い付けないから理屈を挙げては捨て、を繰り返す羽目になる。
弱腰真玄黒幕も、妙な異論を挟む前に、夏休みなんだからトライのお試し価格で家庭教師雇って、修羅の50冊を教材にこのスレを副読本に、読解力鍛え直した方がいいんだって。
弱腰真玄黒幕だって、俺の指摘に答えられないだろ。
例えば、
・九十九と互角にやりあえるのは1億人に1人おるかどうかの確率だと思うが、それがコマの孫としてドンピシャに生まれてくる確率は、1兆分の1だと思う、そんなストーリー書けば中学生しか喜ばせられない。
・ケンシンは雹(ひょう)という業を使えるのかどうか(これ無いとライフルと戦えないはず)
・そもそも真玄が黒幕というのなら、真玄の最終的な目的は何なのか
等等こうした点に答えられてからだな。
ちなみに7月10日から半月以上あったけど、考える事が少なくなったからか新しいネタは思いついてない。
が、来月号(8月6日発売号)が出るまでに、今ある分は全部アップして、以降は静観したいので、とりあえず前回までの付け足しとか、その他を書いてみた。
●修羅の門は弐門に入って刻化する@
刻と壱門が、線で繋がったシーンはいくつかあった。ニルッチィ(アズマ)とボクシング編とか、西郷四郎前田光世と南米編とか。
壱門と弐門の繋がりはこれまでの所、壱門の延長が弐門という通常ステップを踏んでいると思う、ただこれは嵐の前の静けさではないか。
弐門のこれからは、壱門よりも闘いのグレードが上がる気がする、
筋肉異常使用できる集団が出てきて業を創作できるからと、ズーミン一派のおかげでアングラへリンクされたから、闘いのリミッターが外れるわけだ。九十九にとっても作者にとっても。
九十九に圓明流の業を継承させたのは真玄だが、その中身を満たしたのは幻斎で、この単一系統最後の陸奥と不破によって完成した拳士として、以降が描かれるのだと思う(山田がリハビリしながら)。
つまり圓明流拳士として完成させなければ、以降通用しないと幻斎が認識していたからこそ自分の命を張ったのだし、そこから察するライバル群の強さということ。
ラスボスは別格としても、多分雑魚も相当骨があると予想できる。
アングラにした時点で決闘モードだから、刻化なのだ。つまり修羅の壱門は格闘技圓明流、弐門は決闘圓明流で、後者は刻の先祖達がみんなそうしてきたもの、ゆえに修羅の門が結線どころか面として質的に刻化していく。
●修羅の門は弐門に入って刻化するA
そうなれば、表の住人は大体オサラバだな。陣雷も飛田も解説できない、そもそも付いていけない。アングラに入っていくのは、九十九と山田、ブラザーマイッツオと案内人蘭陵王の4人ぐらいだろう
(あえてもう一人言えばウェガリー)。蘭陵王はおそらく、その顔付きから想像して悪い人物とは思えない。
ちなみにウェガリーは、以前にも話題になったが、ケンシンと知り合いと考えられる点が多い。コロンビアの戦場まですんなり連れていける所とか。特に優勝以上に打倒九十九に前のめりになってた点とか。
格闘技と戦場の違いを教え橋渡しした男で、飛田らに圓明流と戦うには範囲を狭める事と悟らせた人物だが、どうして九十九と闘う事にあれほど執着したのか。
簡単な推測は、ケンシンと賭けをしてその金額が優勝賞金以上だったからだろう。
格闘技には負けない、まして暗器使って模擬戦場化させたら格闘家なんぞに負けるはずないというのがウェガリーの立場で、いや格闘技化していても圓明流は強い、というのがケンシンの立場で、
つまりその賭けをしてたと思う、自分の身内の命を賭けの対象にするか、ってウェガリーも驚いたと思うが、結果はケンシンの勝ち、そんなトコだろう。
こうした推測はどうでもいいのだが、もしアングラで南米からリンクがあるとすれば、ウェガリー再登場もありえると思って少し考えておいた。
次にどれぐらい決闘家がいるか、
刻の歴代陸奥に1人以上、決闘できるライバルがいたわけで、九十九にとって誰がそれにあたるのかと言えば、不破3人を除けば海堂だ。1人かもしれない。
しかしそれを海外にまで広げたら60倍の人口としても、潜在的には60人でも200人でも不思議ない。
その一方で、決闘精神を持つ潜在的人口はそれぐらいいても、アングラなんでネットワークがある所ばかりではないだろうし、30人ぐらいが妥当かな、と思う。
それでも1人1人に一々場面を設定していけば、それだけに1話も2話も消費するだろうから、一気に捌くには一堂に集めて大会するしかないと思うのだが。
●7月10日ネタの補足とか@
100の実践がないと圓明流の中身は埋め切れないとか書くと、だって天兵の初戦の相手が西郷四郎だろ、って反論されそうだが、100の実践というのはニュアンス。
時代精神というか雰囲気というか。その空気感が、真の圓明流を完成するに必要な栄養素なのに、人殺しはダメだという社会状況の中で、それが一世代ごとに10ずつ失われていく、そんなニュアンス。
その面では陸奥出海こそ最後の真の圓明流拳士だったわけか(ついでに言えばアズマも)。
それ以降、順調なら子の天兵、その孫の真玄、その孫の九十九と、5代。不破も同じく5代いて、静流の例もあるが兄弟の例もあるので、10人前後圓明流の使い手が存在して、
陸奥出海と同じトコに立ったのは幻斎のみという出色さ。
真の圓明流が必要とするその空気感、栄養素への渇望感、これをひたすらに追い求めた人物だったからその境地に立てたという事だろうが、
真玄より一世代下の幻斎が、真玄をも驚かすほどの闘気というのが凄いことだ。
陸奥出海の幕末編で言うと、
雷電編のあとがきに、西郷四郎編と構成が似てしまった、とある。天下泰平の時代の雷電、近代化が始まった天兵時代、が構成が似てしまうというのは、大きなイベント(合戦)などに陸奥を忍ばせられなかったという意味においてだろう。
つまり激動の時代ほど圓明流は暗躍できるという意味で、まさに陸奥出海が最後の陸奥じゃないか、と思えるのも、明治維新の大激動と制度の未熟さの時代に生きた陸奥という意味においてだ。
事実、出海はライバルを3人(龍馬、沖田、土方)も持った、九十九に次ぐ多さであろう。
●7月10日ネタの補足とかA
古流と呼ばれるものは、多かれ少なかれ人殺しの本質があるというが、これを術から道に改めた嘉納治五郎あたりから、つまり天平の時代から、その雰囲気がなくなってきたって事で、その意味で
古流の近代化こそ活人拳であって、人殺しの本質を奥へ奥へ見えなくなるまで奥へ押し込めなければ、型として存続できない時代になってきたわけで、
結果別の理由、護身術とか心身の鍛錬とかへ置き換えたんだろ。もちろん(表の)試合における強さの証明もだが。
つまりこうした流れを圓明流へも、と狙った一派が、不破母であり、そそのかされた山田であり、その教えを受けた北斗であったが、どうしてこの流れを北斗の敗北によって否定したかと言えば、
簡単で、圓明流がこの作品ともども創作物だから。つまり道場として開かれるリアリティの無さに作品内で決着をつけただけ。
同じく作品内決着で言うなら、俺が最初から予想してるように、圓明流拳士も全部去っていくのが必至と思う。
冬弥と北斗が九十九と立ち合い去り、幻斎がコロンビアで去り、山田が九十九を覚醒させた後去り、九十九自身も海堂によって去り、
最後に真玄は、この物語を死の床で口述筆記するという形で去っていくんだと思う。
口述筆記にはもう一つ狙いがあって、アングラ世界で行われた決闘の真実、つまり圓明流が史上最強を証明した、というのを分かる人には分かってもらうようにという狙いがある。
つまり陣雷や飛田はその話を信じるはず、しかし一般レベルでは伝わらない、そんな形にできるのだ。ならば史上最強は言葉はあっても当事者はいない、にも合致するし、
またそれは何と同じかといえば、刻の中でよく描かれたように、圓明流の存在自体が知る人ぞ知る伝説の武術、として伝わっていたの似てくるのである。
●シナリオにも大きな配慮がなされたマンガである事が、全体見渡せば明らかになった@
シナリオ3、格闘シーン7の格闘漫画と思っていたけど、この認識も訂正しとく。5:5だ。漫画全体を見渡せば相当なシナリオが展開されている事に気付かされたので訂正。
刻の方は、シナリオ7格闘3か、もっと8:2ぐらいでシナリオ型の漫画だと言える。明らかに戦闘シーンは淡泊である。その分、歴史の誰にも明らかなる史実に対して、
いかに影で暗躍させながら陸奥を忍ばせていくか、それが注力されたシナリオ型の漫画だ。
しかし門の方は格闘シーンの攻防比重が高く、最初は格闘漫画と決めていた。
ところが、キバの使い方とか幻斎の回し方とか読み解けてくると、これは20年も前から相当な伏線や布石がおかれシナリオに配慮した、一転も二転もありえる漫画であると判明。
一話一話の中でシナリオが大きく展開されるわけでないから見落としがちになるけど、少しずつ散らばらされたものを一気に回収して展開を作っていくイメージ。それで5:5に認識を変更。
ケンシンを登場させたのも最終巻の実質一話のみなのに、その謎めいた強さで余韻を与えて10年引っ張る。
最終話でやった事も、最後の最後にきて今までと九十九の立ち位置を逆転させている。
それまでの全部が、九十九最強でそれにライバルが挑む構造だったものを、九十九が格下に見える形にラストたった一話で逆転させて10年棚上げ。
そしてこの構造さえも、更に今後、最低一回は大きく捻ってくると俺は予測できたが、ここまでくるとこの作品はシナリオも超一流だ。
●シナリオにも大きな配慮がなされたマンガである事が、全体見渡せば明らかになったA
物語の当初から、随所に布石や伏線を用意している点にも驚かされるが、さらにその2倍びっくりさせられたのが、その状態で10年放置したこと。また再開可能性を保留した点だ。
だって並みの作家なら、この仕掛け見て!スゴイでしょ、の早く早くの陳腐な流れの中で、話がどんどん薄く軽くなっていくだけだったと思うが、10年も溜めを作るんだから。
(ファンにとって)幸か不幸か作者が創造性に富んでたゆえに、別作品(海皇紀)の創作に10年。海皇紀があったため10年になったけど、
作品の再構成とか、テコ入れとか、熟成化とか、その為に数年休載は狙い通りなのだろうし、
今になれば分かるのだが、再開も絶対だったと思える。あえて数年放置したかったというのが真実だな。
キバ戦の山田の解説じゃないけど
「あいつは攻めて勝つ気でいますよ・・・あいつは本気ですからね、時間も陸奥の心理もすべて利用して完勝する気です」と同じだ。
時間の10年は長すぎると思うが、読者の心理がどう動くかも計算しての連載休止だったはず、つまりこの心理へサブリミナルに効果を与えて、
(存在するはずのないケンシンにも関わらず)ケンシンはコマの直系孫として最強説をすり込んだのだから。
すごい仕事の仕方と思う。
●その他、いくつか
・敗れ去っていく者に華を持たせるのが上手なのも、この漫画の特徴だが、つまり表の舞台の闘いは、蘭陵王と片山で終了と思う。
つまり片山は表世界の総大将として、兵のリングに上がるのだろう。文字通り花道だ。それ以降は全部地下決闘ではないかと予想。
・筋肉異常使用は、壱門では陸奥不破以外は誰もできなかった。
ゆえに弐門では業が創造されるかも、って言ったけど、たとえばクズカゼ(?)で極まった脚を、そのままフォンシェンは持ち上げた。
これは単純パワーじゃなく筋肉異常使用をしている可能性が高い。念のためハリスの闘いを見直したが彼にもそんなシーンはなかった。飛田も無し。
・コロンビアでの闘いの目的は、もちろん真の圓明流拳士を完成させるためという事だが、これは格闘技に適応化させてきた九十九の圓明流に、付いた垢を落とす意味も当然含む。
決闘化した圓明流が格闘技化したものより何%上昇するのか分からないが、飛田は20%と言うし俺はそれなら30%だろと言ってみたが、もっと上かもしれない、
それは正直分からない。ただ上限は示されている、つまり四門以下ではある。
・幻斎が天才的に強いかどうかは確定的ではない。つまり闘気の質・量で圧倒してるのは確かで、それに真玄も九十九も驚愕した可能性がある。
でも出海以前の圓明流拳士がまとっていたオーラと同格で、むしろ時代の制約で真玄や九十九が足らないために、恐怖を感じただけの可能性が考えられるようになったから。
雷電の子、兵衛が強いのと同じ意味では強いのかもしれないが、九十九のMAXには明らかに及ばないのも事実。
コロンビアで相打ちしかけたというのも、本質を起こすのが九十九が遅いため前半攻めまくっていたからという可能性もある。
●当面のラスト
何とか来月号?(8月6日発売号)に間に合った、今考えている事は大体書けたと思う、これでしばらく静観します。
最後に書こうとして保留にしたのが、以下の話。これは中国本体の展開が明らかになったら書くかもしれない。
・圓明流拳士がどうして陸奥と不破以外にいないのか
・女圓明流がいないのはなぜか
・幻斎が冬弥誕生から3年後に陸奥の里を訪れたのはなぜか
・真玄が北斗の闘いを見て異常に驚いたのはなぜか
などが一つの理由で説明できるのではないか、と考えた。といっても、作中にあるセリフを考察しただけで出るのだが。で、何故躊躇したかといえば、
ズーミン一派が大量に筋肉異常使用ができるからなのだ。陸奥不破と同じ理由だと思う、だから自分の理屈はズーミン派の説明にも当てはまらなければならない。
それにしては陸奥不破と比べて(今後の予想込みでいうと)多すぎるわけで、別に多いからその理由は破綻するわけでもないけど、
もう少し中国版圓明流的武術が明らかになるまで保留した方がいい、と考えて保留中。蘭陵王に早く語って欲しい。
なお幻斎が3年後訪れた理由は、単純に考えたらば、北斗が生まれた事を詫びに来たというのはあると思う、ほぼ同じく真玄も玄斎と話すべき事を持っていた、
つまり冬弥に圓明流の本質が備わっていない事に真玄は気づいていた、ゆえにタイミング的にはどっちも会う必要があったのだが、
上で考えてるのはこれらとは別。つまり幻斎は北斗が生まれた事の詫び以外に、話す内容をもっていたはず、って事。
本当に頭が悪いんだな…
>弱腰真玄黒幕だって、俺の指摘に答えられないだろ。
「だって」って事はじぶは答えてないって認めちゃったてるじゃないか。
他のスレの他の話題だが「これが一番合理的な考えでしょ」と鼻高々なわりに
ちょっと疑問をはさむとファビョりだして「じゃあお前はどう考えるんだ」
と泣きわめく残念な子を見たが、同じことになってるぞ
大体真玄黒幕がありそうに見えようと見えまいと、そのこと自体は
ケンシン幻斎がありそうかどうかには全く関係がない
どちらかを否定したからといって、もう片方の信憑性が増すわけでも減るわけでもないのにw
まあ、それをわかった上でそうやって罵倒逃げ切りモードになるしかないんだろうけど
まあ、こちらが答えたところでケンシン=幻斎派はいつも通り逃げるだろうけど簡単に
・九十九と闘えるのが云々について
>それは意図による演出で、映画や芸術ではありえる、
>それにさえ文句いうのはフィクッションすらドキュメンタリー的であれというぐらい滑稽な批判だからだ。
だそうだよw
・雹について
そもそもケンシンの闘い方は今のところウェガリーの証言しかないわけだが
そこで示されたのは奇襲によるもの。雹が要るかどうかというのがまず一つ。
そうじゃなくても類似の技が何故ないと思うのか?
・真玄の目的
以前ネタで金と書いたことはあるが、知らん。
今あるストーリーを追っての可能性を示したのであって
最初から結論しかなく、整合性も『自分で提唱した理論』も
ぽいぽい捨てるなんてわけじゃないから仕方ない。
そもそもケンシン幻斎がないことの理由に死亡時期が合わないというのがある。
それに対して
・あれは誤差の範囲内
これはあるかもしれない。また
・ウェガリーがケンシンの知人とかで九十九を案内した
これ自体もあるかもしれない。
ただ、二つを足すと
・ウェガリーはケンシンの元まですんなり10ヶ月近くかけて案内した
になってしまう。
ケンシン幻斎派は一事が万事この調子で自分が前に述べた事と整合させられない。
その場しのぎで取り敢えず反論するからなのだが、
それすら出来なくなりただ罵倒逃げ切りなだけなのが現在。