正式名称を”織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律”といいます。
組織犯罪処罰法は、巧妙化する組織的な犯罪行為に対して加重処罰規定を盛り込むことや、
犯罪グループの組織維持に欠かせない資金源に対して、没収及び追徴などをかし、
犯罪組織に対して大きな打撃を与えることを主な目的として制定された法律です。
適法範囲は非常に広く、組織的に行われる多数の犯罪行為(2人以上から)に対して適応できる上、
その罰則は単体で犯行を行う者よりも、厳しいものとなっています。
一例を上げると、通常の詐欺に対する罰則は10年以下の懲役ですが、組織犯罪処罰法の適用を受けると、
懲役1年以上15年までとなり、より罰則が厳しいものとなります。