ヒロフミというどうしようもないもの4

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180あかへび ◆ySRlzu8SdQ
年末から私と青銅団長は、別人物からの新たな脅威に直面しました。原因は不明です。
全く同時期に警察からは捜査令状の準備が出来た旨が伝えられていましたが、この事は別人物に伝わっていません。
そして新たな脅威に対応するために忙殺される日々が始まり、この時期は警察の決断を待つ以外に
何一つ有効な手段を打てる状況に有りませんでした。(すでに証拠は固められ、これ以上は提出不要と言われる)

2月の主要イベント・ワンフェスが終わり、苦渋に満ちた中で新たな脅威は退けました。(これについては別の話です)
事態が動かないまま、標的とされてから1年が過ぎた頃、遂に第3の事件が起きました。
国の監察機関に何者かが虚偽告発を行ったのです。
すぐさま会社の危機管理が作動して、私は事情聴取に本社へと召還されました。
幸い、昨年からの脅迫事件を逐一報告していたために上層部の信頼は厚く、事無きを得ました。

問題は虚偽告訴の内容でした。
いつ家族まで襲われても不思議でない状況に立たされたと知った私は、すぐさま弁護士と2度目の刑事告訴をしました。
事態を重く見た警察は逮捕に向けて一気に動き出したのです。
そして金谷裕史は逮捕されました。

しかし第3事件は未解決なのです。
誰が虚偽告訴をしたのか。山田ヒデノリすら知らない個人情報をどうやって入手したのか。
単独犯か共犯がいるのか、今も警察は捜査中です。