1 :
最低人類0号:2007/03/20(火) 01:18:53 ID:kynKb8Re
何語るべくもなく
何溌剌うこともなし
芋虫
2 :
最低人類0号:2007/03/20(火) 07:56:22 ID:r89CdA6l
┏━━━━━┓
┃ 2get!! ┃
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3 :
最低人類0号:2007/03/20(火) 13:12:08 ID:kynKb8Re
散りゆく桜を眺めながら
過っての私を想い起そう
その日までは在りたいと心に誓う
病室は実に退屈極まりなく
窓枠のブラインドからは弱々しく
寂しげな陽が射し込む
周りはどうしてもそうあらねばと
示し合わせた様な白い壁
何語るべくもなく 何溌剌うこともなし
4 :
最低人類0号:2007/03/20(火) 13:23:06 ID:kynKb8Re
青く澄み切った空に
迷子の小さな綿雲が
その向うに家族らしき雲等
心配そうでもあり
何か賑やかそうでもあり
いま振り向くと小さな綿雲の姿は
もうそこには無かった
5 :
最低人類0号:2007/03/20(火) 19:43:34 ID:kynKb8Re
明日は弐度目の手術
今日あることのわがままが許されたこと
一重に帰えざることもある恩情か
病床に臥す母に手紙を認める
便箋に落ちる涙を止められぬ
情けなさと悔しさで手にする筆
おかあさん・・・ごめんね・・・・
6 :
消しカス:2007/03/27(火) 21:55:30 ID:gPML6Ct4
ほうほう
7 :
最低人類0号:2007/03/30(金) 23:09:54 ID:CoCADqtb
貴女とこのまま暮らせたらと願っていました
指輪も揃えていました
今度訪れた時渡そうと思っていました
貴女の笑顔があるうちに
病室の窓から桜がみえます
つい昨日までは蕾だったのに
私は貴女が咲いていたのを見過ごして
いたのではあるまいか・・・
8 :
最低人類0号:2007/03/30(金) 23:19:15 ID:CoCADqtb
私は医師から手渡された或る書類に
書き入れました
我が身の儚さを嘆くより
貴女の笑顔を絶やさぬほうが
どんなに心が晴れようか
嗚呼 どうか陽射しは遮らないでください・・・
9 :
最低人類0号:2007/04/01(日) 21:43:47 ID:HXG37eoh
あげ
10 :
最低人類0号:2007/04/01(日) 22:59:29 ID:sWuwvW4v
病室の窓から見下ろすと小さな公園がある
決して情けない風情の私の為に植えられている
わけではないのですが・・・
待ちわびた春を喜び合うように咲き誇っています
私にとって怖いのは自身に迫る死ではなく
貴女の笑顔が消えるとき
何ひとつ幸せな贈り物をしてあげられぬのに
今日まで信じてついてきてくれた貴女
信じ合うことって 確かめ合うことだったんだね
11 :
最低人類0号:2007/04/01(日) 23:13:27 ID:sWuwvW4v
明日あることを願うより
今貴女との結ばれし
手と手のぬくもり
どうか涙が零れないように
どうかいつまでもその笑顔で
今の私にあるのは
そんなささやかな願いがふたつ
生きることって 心に願うことなのかな
12 :
最低人類0号:2007/04/03(火) 17:07:17 ID:1QZIKqzW
貴女の優しさがこわくて
いっそ帰るまいと思った日々もありました
このまま続くのでしょうね
横たえた私とたたずむ貴女と
いつか起き上がって・・・
力いっぱい抱きしめたい・・・貴女を
13 :
最低人類0号:2007/04/03(火) 17:24:46 ID:1QZIKqzW
私が寝台の上でふり向ける世界はとても狭く
もう今では窓際さへもいかれない
あの夜空が皐月になることがあれば
私は貴女に告げられる
私の生き様を見続けてきてくれたのは貴女
どうか・・・どうか神よ
願わざればあのひとに一滴の幸せを
与えたもう
14 :
最低人類0号:2007/04/07(土) 00:15:13 ID:3zFxtSj5
看護士さんにカーテンを開いていただいた
夜空は早々観得なくて
風は樹木の騒がしさで知り
雲の楽しそうに流れゆく先に私の想いが
走り去っていく・・・
自身の結末を分かり得て人ははしゃげるか・・・
人を愛し続けられるか・・・
愛する人に持ち合わせた言葉があるんだろうか
15 :
最低人類0号:2007/04/21(土) 15:57:46 ID:Bvz169HL
?
16 :
最低人類0号:2007/04/26(木) 15:38:05 ID:7O2Df5oR
じょうしは ざんぎょう をとなえた
あたりは たいしゃできない ふんいきに つつまれた
∧_∧ ∧_∧
( 残業) (; ' A` )
三 ( つ つ (つ ,ノつ
三 人 ヽノ / ゝ 〉
(__(__) (_(__)
∧_∧ ∧_∧
(;Д⊂彡 三残業 )
⊂ ノ 三G( こつ
人 Y 三(_,\ \
し (_) 三___)
∧_∧ . . ∧_∧
( フ残業)フ ::∧_∧: ⊂(残業 ,)
( )ノ :( ∩∩ ). \ )
/ / / ::(´ ノ ノ:: ( ( |
(_)_) ::( ̄__)__):: し(_)
17 :
最低人類0号:2007/05/02(水) 03:18:00 ID:gcxg9FKP
残業はたしかにやだな
落ちたかな…
どんなに晩く帰っても
食事を控えて待つ君を
愛しく抱いた俺だった
吹雪の中の雪道を
赤子を背負い病院に
脇目も触れぬ我が身を嘆く・・・
いつしか おまえに言おうとして
もう十数年が過ぎ去った…
ありがとう…
掲示板ではほんの五文字だ
すまん…
私の娘をイメージして接してきたが
いつしか君はひとりの女性になっていた
私の母のようでもあり妻でもあるような
いつしか心の葛藤に苛まれて日々が
過ぎ去っていった…
季節は巡る…ふたりの間を駆け巡る
...
23 :
最低人類0号:2007/06/15(金) 18:56:33 ID:8iSDd3PR
24 :
最低人類0号:2007/06/19(火) 17:42:42 ID:pE2eePYR
>24
つまらん嘘を書くな
残業を
好きと思えど
成果給
朝の辛さに
我が身を恥じる
焼け糞で
書き込むスレに
後悔が
涼しき風が
我が身を癒す・・・
僕らが船出をしたのはいつだった
なけなしの文字で拙く綴った
あの日の想いが蘇る
もう 何憚ることなく
貴女を愛す・・・