229 :
処刑人物語1:
この物語は2ちゃんねる運輸交通板においての最強の笑い者「ショケタン」こと
只野阿呆吉(仮名・49歳)の物語である。
時は4年前に遡る。阿呆吉は子供時代からデブで醜い姿を晒しているいわゆる
「ピザデブ」であった。さらにその体からは得体の知れない悪臭が漂い、幼少時代
から虐められていた。故に阿呆吉には他人が寄り付かず常に孤独な人生を送っていた。
成人してからもこんな阿呆吉に就職口などあるはずもない。それ故にルンペン生活を
始めたが、あまりの悪臭にホームレスからも虐げられ、阿呆吉の行き場はどんどん
無くなっていった。終には盗み、放火、婦女暴行を繰り返す「人間のクズ」へと成り下がり、
刑務所に入る羽目に。しかし刑務所であれば建物の中で食事にあり付け、臭いと言われながらも
まだ耐えられるレベルであった。それからは出所してからは犯罪を行いまた刑務所へ逆戻り
する「刑務所志願者」へと成り下がっていったのである。
230 :
処刑人物語2:2005/11/12(土) 22:59:57 ID:7ZCqHa2Z
阿呆吉、45歳の時である。刑務所での勤めが終わり出所した阿呆吉。また刑務所へ戻るために
犯罪を行おうとする。ちょうど目の前に携帯電話を眺めながら歩いている女の子を発見。
阿呆吉は自らのイチモツをさらけ出し少女に声を掛け、露出した。悲鳴を上げて逃げ出した少女。
あわてて逃げたため、携帯電話を落としてしまう。阿呆吉は携帯電話を手に取り眺めてみた。
そこには阿呆吉にとって信じられない世界があった。そう、それが阿呆吉と2ちゃんねるとの出会い
であった。夢中になって携帯電話をいじって2ちゃんねるに没頭する阿呆吉。阿呆吉は完全に
2ちゃんねるの虜になった。「こんな携帯電話の小さな画面ではなく、パソコンを手に入れてもっと
2ちゃんねるにハマりたい」阿呆吉に野望が芽生えた。そうするには刑務所へ戻ったのでは叶わない。
只野阿呆吉45歳、生まれて初めて仕事をしてみようと思ったのであった。しかし現実は厳しかった。
悪臭ピザデブに勤め口などあるはずもない。ましてや45年間働いた事など無い。無い頭を絞った
阿呆吉…阿呆吉に光が射した。27年前に取った運転免許証。運転業なら働き口があるかもしれない−
コンビニで就職雑誌を座り読みする阿呆吉。そこで見つけたのがレンタカー回送業者B社であった。
面接へと赴いた阿呆吉。そこで奇跡が起きた!どういうわけかB社は悪臭ピザデブ阿呆吉を採用
したのだ。余程人手不足だったのか、阿呆吉を一目見て哀れと思ったのかは定かではないが…
阿呆吉を採用したB社。これが運命の出会いであった。果たして吉と出るのか凶と出るのか。 つづく
231 :
処刑人物語3:2005/11/13(日) 21:21:01 ID:l4l1SNHX
生まれて初めての仕事の日。説明を聞いたら頑張れば稼げる、だから頑張って
パソコンどころかいろんな物を買おうと皮算用する阿呆吉。初めての仕事が
回ってきた。しかし阿呆吉はいきなり無能ぶりを晒す事になる。その車は
AT車だったのだ。長い間刑務所暮らしをしてきた阿呆吉には未知の世界であった。
ブレーキペダルを踏まないとシフトチェンジ出来ない事など知らず、力任せに
シフトを動かそうとする阿呆吉。そして「バキッ」。いきなり阿呆吉はシフトを
壊してしまった。当然弁償であるが、阿呆吉は納得できない様子。さらに阿呆吉に
弁償できる金などあるはずもなく、これから働く報酬から差し引く事になったが
世間知らずの阿呆吉は「なんで俺が弁償しなきゃならんのだ?」という不信感が
残った。長い間刑務所暮らしだった阿呆吉には世間の常識など分かるはずも
なかった。 つづく
232 :
処刑人物語4:2005/11/14(月) 17:52:15 ID:yvNljaux
いきなり無能振りを晒してしまった阿呆吉。弁償に納得できないでいながらも頑張って
稼ごうと思ったが…やはり刑務所志願者であった阿呆吉は世間の常識など分からず、
大きな壁が立ちはだかった。27年間運転をしていなかった阿呆吉、当然運転知識も
27年前の物。AT車の運転の指導を受けてさあ出発!しかし、現代の交通量は27年前とは
比較にならない位増えている。なかなか道路へ出られない。汗を大量にかきながら何とか
道路へと出た阿呆吉。しかし周りは車、車、車…あまりの車の量に恐怖した阿呆吉。
半ベソをかきながら車を進ませる。手はガクガク震え、今にも失禁しそうな程恐怖していた。
すっかりパニックの阿呆吉、30q/h以上がどうしても出せない。阿呆吉の走るところには
常に渋滞が発生した。夜になり車の量が減少するも阿呆吉のペースは上がらない。
45歳の阿呆吉、目が老眼になっていた。しかし阿呆吉に老眼鏡を買う金など無い。
これではペースが上がらない。さらに走りながら横に人がたむろしているのを見ると
阿呆吉はブレーキを踏んでしまう。「またネズミ捕りかよ」老眼阿呆吉にはネズミ捕りに
見えてしまう。「夜中はネズミ捕りが多いな、気をつけねば…」30q/h以上出せない阿呆吉が
捕まるはずもない。しかし刑務所志願者だった阿呆吉、今ばかりは刑務所に戻りたくない。
極度に被害妄想が強くなっていたのである。かくして平均時速が昼夜を問わず30q/h以下
である阿呆吉。己の能無しぶりを周りに知らしめていってしまうのであった。
233 :
処刑人物語5:2005/11/14(月) 17:52:38 ID:yvNljaux
阿呆吉の能無しぶりはこれだけではない。まず携帯電話の使用法がなかなか理解できない。
以前2ちゃんねると出会ったときに「これは2ちゃんねるをするための機械だ」と勘違いした
阿呆吉、これが電話だとは夢にも思わなかった。計帯電話を持って居なかった阿呆吉はB社から
携帯電話を預かった。早速入電があった。着信音が鳴り、ブルブル震えている。しかし阿呆吉は
「何だこれは?」とまるで理解出来ない。当然放置。営業所に帰った阿呆吉、当然「なぜ電話に
出ないのか?」と問われる。「電話?車に乗っているのに電話などあるわけないでしょう!」これには
B社の人間も唖然。携帯電話の使用法まで指導する羽目になってしまったのだ。
さらに仕事の依頼があり「〜〜へ行くように」という支持を受ける。しかし依頼先から「おたくのドライバー、
全然来ないぞ!」と苦情。営業所員が阿呆吉に電話すると「今どこにいるのか全然分からない…
怖いよ〜」とすっかりパニクっている。迷子になってしまったようである。結局別のドライバーを
派遣する羽目になったB社、もう解雇したいが最初のAT破壊事件の弁償分は働いてもらわねば
ならず、能無し阿呆吉はもう邪魔者になってしまったのである。 つづく
234 :
処刑人物語6:2005/11/14(月) 20:27:11 ID:yvNljaux
阿呆吉を雇ってしまった事を後悔したB社。だがAT弁償代は稼いでもらわねばならないため、
迷惑ながらも使い続ける事に。能無し阿呆吉には割の良い近距離仕事は渡さず、長距離仕事を
回す事に。長距離であれば時間が掛かるため少ない顧客で済んで阿呆吉を多くのお客に晒す事も
無い。電話も少なく済んで阿呆吉の声も聞かなくて済む。何より阿呆吉には営業所に顔を出して
ほしくない。長距離仕事を回される事により、阿呆吉の拘束時間は自然と長いものになっていった。
不信感が募りながらもこれだけ働けば高報酬がもらえると思って我慢した。金が阿呆吉を耐えさせた。
東京-大阪間の仕事を貰った。18時間かかった。相変わらず平均時速30q/hに満たない能無しぶり。
阿呆吉の車が渋滞を作っている。他車にどんどん追い抜かれる。クラクション攻撃を浴びた事もあった。
路側を走っている50ccバイクでさえ追い抜けない。発進ももたつくので信号にも引っ掛かりぱなしである。
長距離ともなれば時間が不規則になる。ましてや能無しには割の良い仕事など回したくないのは
人間の心理として当然。なかなか仕事が回ってこず、長い時間待機させられた事もあった。割の悪い
仕事ばかりのため、ローカルな場所が目的地である事もあった。バスどころかタクシーすらまともに
走っていない。当然最寄り駅まで歩く事に。駅から離れた場所ばかりのレンタカー営業所に回されっぱなし
であった。地理の知識が古いのでバイパスの存在など知らず、偶然発見しても無料で通れると言う事を
知らなかった。線路の横を走ると電車にどんどん突き放されてしまう。阿呆吉には電車が凄まじいスピードを
出しているように見えた。こんな能無し阿呆吉には割の悪い仕事ばかり回されるのは当然であった。そんな
阿呆吉も勤め始めて5ヶ月目、遂にAT破壊の弁償費に達し、次の月からは報酬が手に入る事に。B社側では
解雇したかった阿呆吉だが、割の悪い仕事をこなさせる要員としては使えるので解雇せず雇い続ける事に。
しかしこの判断が後の真性基地外を誕生させる引き金となるのであった。
235 :
処刑人物語7:2005/11/14(月) 20:28:54 ID:yvNljaux
6ヶ月目。阿呆吉の脳内には「俺は働きまくっている、だから高報酬が貰える」という頭しかなかった。
しかし能無し阿呆吉には相変わらず長距離・長待機の割の悪い仕事が来る。、これは全く持って自業自得である。
平均時速30q/h以下であるのだから。だが阿呆吉はもはや金の亡者であった。金、金、金…報酬が待ち遠しくて
仕方なかった。遂に来た報酬日。阿呆吉の皮算用では20万を裕に超えていた。「これでパソコンを手に入れて
2ちゃんねるに没頭できるぞ!」そして報酬明細を受け取った。しかし…阿呆吉は自分の目を疑った。いくら
老眼でも見間違えるはずがない。阿呆吉は憤慨した。「報酬8万」何回見ても8万。そんなバカな話があるか!
あんなに働いて、計算では25万は出る、少なくても20万を超えるはずだ。それがなぜ8万なのか、阿呆吉には
理解できなかった。そして、怒った。「これはどういう事だ!」事務員に詰め寄るも悪臭のために事務員は
顔を背けてしまう。「話にならん!社長だ、社長を出せ!」阿呆吉は完全にブチ切れていた。 つづく
236 :
最低人類0号:2005/11/14(月) 22:38:03 ID:UVfNOCyA
おもしろいね〜(´∀`)
実話?
237 :
処刑人物語8:2005/11/14(月) 22:58:22 ID:yvNljaux
「おい、どうなってんだコラ!」社長に詰め寄る阿呆吉。どうもこうもない。仕事効率が
著しく悪い阿呆吉が8万なのは当然なのだ。しかし阿呆吉には自分は一生懸命やった
という頭しかなく、社長にその事を説明されても火に油を注ぐようなものであった。
「ふざけんなコラ!俺が働いたぶんよこせ!」働いた分がきちんと出ている、さらに
阿呆吉が回送した車には阿呆吉の悪臭が染み付き、B社に脱臭代を請求するお客も
おり、差し引いたら8万だという説明を受けたが、怒り狂っている阿呆吉には通じない。
「そうか、おまえらデタラメを言って俺様が稼いだ金を踏み倒す気だな!」持ち前の
被害妄想が炸裂した。これには社長も呆れてしまい、こんな基地外は使えないと
解雇を通告された阿呆吉。阿呆吉、噴火。「俺様をこんな目に遭わせやがって、この恨み、
何年掛かっても必ず晴らしてやる!おまえら全員、路頭に迷わせてやるからな!」
一同、本物の基地外を目の当たりにして恐怖していた。そして阿呆吉はB社を去った。
238 :
処刑人物語9:2005/11/14(月) 22:59:25 ID:yvNljaux
阿呆吉は8万を持って中古パソコン屋へと足を運び、パソコンを購入した。そしてこの日から
阿呆吉は「処刑人」となった。そう、阿呆吉の恨みを晴らす方法とは、2ちゃんねるにスレッドを
立てて悪評を立ててやろうというチンケなものであった。初めは2ちゃんねるを楽しみたいために
パソコンを購入しようとしていた阿呆吉だが、処刑人となってからはB社で受けた屈辱を晴らす
ため、最後に吐いた捨て台詞を果たさんがために2ちゃんねるを使い始めた。B社に悪印象を
与えたいがためにデタラメ、妄想、誹謗中傷を書き込み続けた。だが処刑人の思惑とは裏腹に
2ちゃんねらーからは批難レスばかり。被害妄想から批難する2ちゃんねらーが工作員にしか
見えない。そしてさらに叩かれる処刑人、遂には住人に「ショケタン」と命名され、3年以上たった
現在でも運輸交通板住人の笑い者となっているのはご存知の通り。刑務所帰りというフレーズを
多用するのは自分の後ろめたい過去からである。刑務所志願者であった基地外処刑人が外へ
出たらどうなるか…2ちゃんねるが処刑人をニート化させ、外へ出て犯罪行為を行うのを
食い止めているのである。かくしてここに真性基地外ショケタンが誕生!この続きは運輸交通板の
本スレのショケタン激痛レスにてお楽しみ下さい。
糸冬