血塗れた日曜に出会ってしまった。
どこかかなしいこのソング。明るく騒ぐピエロの素顔。
ピエロの休みは幕間までの10分間。
煙草を吸って、政治の話をする現場。
天に弧を描く身体を休め、空を見ていた。
−*−
中村は低い声でことさら陽気に歌うと、懐から靴下を出して鼻にあてた。
首をがくがく震わせ、優しく微笑む。
−*−
僕は知ってしまった。楽園なんかないことを。
あの舞台はまがいものだということを。
だからどうしたと、今なら思う。
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最初の1分で20だって...
10年前の今日
僕と君は東横線桜木町駅でデートの待ち合わせをした
僕にとっては初めてのデート
何から話そうか
どうしたら君を楽しませることができるのだろうか
いろいろな想いが頭の中を駆けめぐる
やがて君が現われる
初めて握った君の小さな白い手
緊張で足が少し震えた
僕たちはまっすぐランドマークタワーへと向かう
展望台から見える僕が住む町、君が住む町、僕たちの学校・・・・
永遠に続いていくと思われたこの瞬間・・・・
君のお葬式の帰り道、ふと駅のポスターを見る
「みなとみらい線開業。東横線桜木町駅廃止」
あれからしばらくして、それぞれ別の道を歩んだ僕と君
「あなた早く帰ってきて。赤ちゃんが出来たみたい」
妻からのメールが届く
さよなら東横線桜木町駅
さよなら、僕の青春
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
あ
東横線祭り?