で、リンク先も読んだんだけど、
>>198 あなた、もう一回、ちゃんと見なさい!(爆
んとに・・・ありゃ啓蒙臭がなくて非常にいいファンタジーなのに・・・。
無理に啓蒙臭を読み取っちゃだめだなぁ。
だから魔女宅だの紅豚なんかはあんまり面白くない。
綺麗な神話構造だと思うのになぁ。
神話にはこういう機能がある、なんてのは非常にまずい、と思うのだ。
1回目よりも、2回目に見た(昨日)のが面白かったのであります。
ついでだから彼女の日記を勝手に転載してしまおう。魚スレをみて思い出したのだ。
======================================
今日の課題をクリア
後ろの席にサクマのドロップ(もちろん缶)があったので、
「ほたるの墓」の節子の真似をして「色んな味がする・・・・」と切なそうに言ってみる。
周りはかなり面白かったらしい。中身が無くなったら水を入れて飲んでみようと思った
帰宅途中 いつもの居酒屋のマスターのお見舞いに行ってみる。
行くとそこには、私の苦手な自称「姫」がいた。
相変わらずの馬鹿ぶり・・・
しかも自分の事をアイドル(私も真に受けなければいいのだけど、
嫌いなものはとことん嫌なのです。)というその勘違いぶりが妙に腹が立つ。
>>202 私は一回目ビデオで見た時に
あー、あっ、あーっ!
とか叫びながらみてたのです。
二回目は、うんうん、いいねぇ、と言ってみました。
195の見方を一概に否定しはしないけれど、それじゃ、例えば、
195としては、どういう点がよかったのかをいくつか挙げてみて
もらいたいです。
魚好きさん、あなたにはかのブルース・リーの名言を捧げます。
“D'ont think! feel!!”
しまった、番号間違えた206は私です。
とりあえず腹が減る映画でしよ?あれ。
減りませんでしたか?
>>207 外の店にある
鶏の焼いたようなのが気になりますた。
>>209 でしょ?あれはウズラかなあと思います。
あのゼラチン質のブニョブニョしたのは何でしょうね?
お父さんが辛子をたっぷり皿に盛るシーンがなんともそそります。
※一口メモ
粉辛子は水で溶くと効きはスルドイですが、すぐに成分が揮発します。
お酢で溶くとマイルドになるぶん効きは長持ちします。
ですから店の卓上辛子は酢で溶いてある場合がほとんどです。
じつは昔ああいう店で昔バイトしてました。
>>210 酢で、、メモメモ。
お湯でとくと辛くなるのは知ってたけど、お酢は知らなかったぁ。
>>208 ビートたけしのオールナイトニッポンを髣髴とさせる書き込みですね。
テッチュー!ってのもありましたねぇ
>>206-207 あの料理の並び方とか色彩とか、いいねぇ、で、よさは後々詳述するんだけど(w
>>210-211 そういうワザがあるんですねぃ。粉辛子が余り食卓にのぼる機会が少なくなりました。
あのSBの小さい缶はどこの家庭にもあったのでしょうか?
緑色と赤色の缶はいつも台所にありました。あとはSBのカレー粉でしょうか。
例えば私が感じたのは、あのけばけばしくも楽しくて恐ろしそうな世界のなかを
ずーっと体験していたいなぁ、って感情がまずあって、どんな世界観なんだろう、
どのような生活でどのような社会なんだろうって興味がどんどん湧いてきて、
もっとあの世界の時間を過ごしたいなぁ、と思わせるような、そういう世界だった。
トータルリコールではそんな風に、その世界への憧れは全く起きないし、もののけにも
そんな感情は全く起こらなかった。気持ちのいい夢の世界だなぁ、と思ってました。
(つづく)
214 :
501 ◆No.501/CSg :03/01/25 17:44 ID:a5n+35NB
SBの粉缶は、いつも愛用してるよー。
菜の花のカラシ和えがおいしくて、よくやってます。
>>214 あ、からしあえかぁ、作ってみたいなぁ。後でレシピ探してみよう。
例えばあの映画を後解釈するなら、千尋がみたトンネルの中での『一炊の夢』
と考えたって全く構わない。映画の中であの世界はあの世界として完結してるのだし、
そこから作者への意図を無理やり読み取るのはどうかなぁ、と思ったまでで、
確かに、そういう批評の方法もありますが、そうすると、『はだしのゲン』は
原爆反対のメッセージしか読み取れなくなってしまう。
(つづく)
例えば、貴方のような解釈も
http://www.unzip.jp/review/0107/sen.htmlで、されていて、
(以下引用)
問題もいくつかあるにはある。「労働至上主義」な湯屋の設定(新人イジメの正当化や
旧態依然とした資本家=労働者観)は時に不快だが(ダメ連や大金持ち、ジジイなりの
潔い本音だろうから、まあヨシとしよう。ブータレてた千尋の、あまりに鮮やかな
環境への適応も不自然ではある(日本軍的効率&精神主義を導入した戦後の企業労働力
確保時の洗脳技術に準じた描写だと思う。バルバロイよりアテネ、アテネよりスパルタってワケかな?)
が、無理矢理にでも成長させないと話が始まらないし終わらないので、これも仕方ない。
食欲や金銭欲といった「罪深き欲望」というモチーフへのこだわりも、全否定するワケにもいかず、
さりとて肯定もし難い地点で踏みとどまり、適度にデフォルメを効かせた上で、
主人公の資格として千のみが「清い」ってのも考えさせられるところだ。
>>216みたいな、こういうのって、プロレタリア芸術論っていわなかったっけ?
と思いながら、私は魚好きとは相対的論敵関係でいたいので、こんな感じで
やめちゃうのです(w
輿論スレでも読書スレでもそうなのですが、ここが決定的に私と魚好きの違うところで、
こういうのは本当に面白いもんだなぁ、と感じるのです。
ついでにこんなのもあって
http://www.konan-wu.ac.jp/~yonemura/sub08.htm 少なくとも、これは大学生で、ま、学部生ということは差し引いても、
社会学まで専攻しておきながら、そして社会学講座でありながら、これはなんぞや?
と、呆れるばかりでありました。
(つづく)
以下、学生の論説引用
「千と千尋」第4回成長神話の転倒について
▲「挫折する物語」は児童文学として児童にどういう影響を与えるのかは分からないが、
挫折する物語は、ハイティーンや思春期の年代にはむしろプラスになると思うので
その世代にはウケるかもしれないと思った。寓話はやはり寓話であって、
そこに一さじの真実を入れることで成立すると思う。
現実のリアリティを追求した物語はそれはそれでいいが逆に
真実味には欠けてくるかもしれないと思った(日文2年掛井さん)
▲カオナシについてで、確かにカオナシのような人はどこにでもいると思う。
金や物を与えれば愛されると誤解している人。千尋の両親が「
カードも財布もあるから大丈夫」と言っていたところにどこか似ている(日文2年杉田さん)
▲湯婆婆の子供の坊が暴れるシーンがありましたが、あのシーンは千の両親とは逆に
過保護にし過ぎて家庭内暴力を振るうという現代の子供たちの象徴ではないでしょうか。
(略)それに坊はひきこもりであると思う。(日文松本さん)
221 :
501 ◆No.501/CSg :03/01/25 18:05 ID:a5n+35NB
▲油屋という言葉が水と油のような正反対のものということと、
かけているというのスゴイと思った。一つの言葉の中にも
深い意味があって作られているのだと感心した。
また高いものを統一もせず好きなだけ欲望を満たすために
買っていたりするお金持ちの日本人を少しバカにしている感じ。(行動社会村井さん)
(引用終り)
http://www.konan-wu.ac.jp/~yonemura/ 得手勝手な評価を学生がするのはまだいい、こんな陳腐な小学生の読書感想文のようなレポートを
出させるような講義をし、喜々としてホームページをつくっている『米村みゆき』
ってやつが、これでも教員かよ、恥知らずめ、と、昼過ぎまで怒ってた(彼女と一緒に)。
>>223 どうもありがとう。
なんで前述のようなことに私がこだわるかというと、
あれほど受けなかった映画であればそこまでこだわりはしないんだけれど、
あれだけおおぜいの人が見て、肯定的な評価をしているらしい
映画であるからこそなわけです。
作者の意図も問題だけれど、そこに描かれていることを
多くの人が肯定的に受け入れているっていうことでね。
あの映画だけの話ではなくなってしまうけれど、私は、
世の中の風潮というのは、メディアによって意図的に作られている
(メディアを支配している者にとって許容できないものは基本的に
肯定的には扱われない)のではないかと考えていて、そのひとつの
側面がああいう映画にも現れているのではないかと気になっているわけです。
(こういうのは、195の方が詳しいだろうと思う。)
ま、私もきちんとやっているわけではないので、今回のについては
個人的な感想の域を出ませんが。
>>224 基本的にはそこらへん、かなり楽観してるのが私の考え方なんだと思います。
その楽観さ加減の下敷きが、例えば、あれほどの皇国一辺倒だった中でも、
三木清だの、誰だっけ?『妾の半生涯』書いた人、その他、いろんな人間が
出てくるわけだし。
で、悲観してるのは言語の有効性で、そう簡単にそれぞれ人の考え方など
変えられないだろうね、ってことで、そこから考えると、今の単純に流れる大衆馬鹿は
そう簡単に善導する事は出来ないだろうし、もし、大衆の流れがそうだったとしたら、
人権思想・民主主義なんて否定しなきゃ先に進まんぞ、って感じです。
さて、仁義なき戦い五部作を全部見たわけだが。
ああいうの、本当に面白いんだけれど、水滸伝と三国志読んじゃったら、ぜーんぶ、
この2作品に収斂されちゃうんだなぁ。
ということは、人間の起こす派閥争いだとか戦闘だとか、そういうもんは、
ハードがかわってもソフトは数百年前と全くかわってない、ってことなんだなぁ。
昨日から愛用のZIPPOが見つからないので、かなり凹んで、別ZIPPOつかってるが、
そういうの、なんかあるよね。長い間つかってるのが見つからないと、また新しい歴史を
作んなきゃならないっていうのは、楽しくもあり、面倒でもあるんだよね。
>>225 >で、悲観してるのは言語の有効性で、そう簡単にそれぞれ人の考え方など
>変えられないだろうね、ってことで、そこから考えると、今の単純に流れる大衆馬鹿は
>そう簡単に善導する事は出来ないだろうし、もし、大衆の流れがそうだったとしたら、
そうであるかどうかは、傍観していてわかることではなくて、
実践的な問題なのではないでしょうか?
>>227 うふふ、いままで実践して、そしてそういう急進的といわれるサークルになんらかの
形で参加して、そして出した結論なので、この結論は揺らぐ事がないのです(w
良心的な方々が運動から離れていったのに、私は少なからず不満を抱いておりましたが、
そういうことなら、やってもしょうがない、って感じ。
今は、私はごく親しい方以外にはそういうことを実践する考えをもっていないのです。
その親しい方々に対する私は非常にコミットしていきますが、ごく普通の方々には、
そういう希望もあまりもちません。ここらへんは非常にペシミスティックです。
そうですか。
>>229 あなたはその実践的な問題を、実践したことがありますか?
で、遅いレスですが
>>185 「パレード/東欧が見た赤い王朝」ってのは私、見たいんだけどまだ見たことがないのです。
資料映像みたいな感じでつぎはぎの奴はテレビで見たことがあるんですが。
確か毛沢東は息子を戦争で失ってますよね?金日成はどうだったかしら?
例えば
>>185の指摘は、ホントにそのとおりであって、いまさら北朝鮮を叩いてるやつらって、
なーんも考えてこなかったやつらなんだろうなぁ、と思ったりして、で、それは
いまさらながら自民党の金権体質に怒りを向けてたり、小泉には失望した、なんて、
臆面もなくテレビのインタビューで言ってるような馬鹿と同じなんだから(w)、
そんなやつら、いっぺんジェノサイドされちまえばいいのに、と、いや、私がジェノサイドされる
立場になっちまうのかどうかは不問にしても(w)、そんなやつらに、なんで選挙権なんぞ
与えてるのかねぇ、とか考えるんだけど、そうすると、私のことをファシストで軍国主義者だ、
なんていう奴がいたりして誠に面白い。
そんなことを考えながら、札幌をぐるぐる回ってたのだ。
ハーレーの革ジャンのめちゃ派手な奴が37000円だったので、めちゃ欲しかったが
買わなかった。明後日まで欲しかったら買いに行く。革ジャンを買わなかったことを
死ぬ時に後悔しないためにも買いに行くのである。
>>232 金日成は息子は二人だけです。
正日の他は現フィンランド大使である後妻の息子ですね。(名前失念)
で、このラインは正日に徹底的に冷や飯食わされてる。
もう一人ロシア国内で生まれた幼名ユーラがいましたが
この子は3歳ぐらいの時に正日と水遊びしてて水死してますな。
この辺り話しだすと長いから割愛しますが、
親孝行の子煩悩が国をダメにする典型ですね。(w
息子が加担した革命のおかげで無一文になったトロツキーの父が歩いて
ペトログラードのレオン(某固定にあらず!念の為)
の所までまで金の無心に来たなんて話と比べるとユルユルなわけです。
そう言えば、70年代に日本のマスコミ徹底的に叩かれた朴大統領は
そういう地縁・血縁を激烈に排除したと聞きます。
当時の朝鮮民族のメンタリティを推し量るに
実は彼の方がずっとラジカルだったワケで・・・
>>225 >人権思想・民主主義なんて否定しなきゃ先に進まんぞ、って感じです。
わたしゃ、フランシス・フクヤマの唱える「歴史の終り」
つまり、まあまあ平等でまあまあみんなが食えてって言う今のシステム
まだまだ制度疲労に行き着くまでは時間がかかるだろうなあと思います。
(彼は明言してませんが「時々戦争しながら」ってのが抜けてますね。ありゃw)
代替システムなかなか思いつかないです。
>>233 こういうのを教えてくれたり指摘されたりするのは非常に嬉しいのです。ありがとう御座います。
>朴大統領はそういう地縁・血縁を激烈に排除したと聞きます。
>当時の朝鮮民族のメンタリティを推し量るに実は彼の方がずっとラジカルだったワケで・・・
なんてところは、朴大統領をそういう感じで捉えた事はなかったので新鮮だったし
>ペトログラードのレオン(某固定にあらず!念の為)の所までまで金の無心に来たなんて話
なんてのは面白さも入れてくださって本当に楽しい、ありがとう。
>>234 フクヤマ論文は浅羽通明が最初に自著で紹介してたのをみて、あー、すごいな、って思ったまま、
まだ未読だったのです。確か、大学の入試関係で(小論文の題材だったと思う)、
フクヤマ論文が取り上げられてたのを教えてくれた人がいて、それもあわせて、
ちょいと、検索して調べてみました。
>つまり、まあまあ平等でまあまあみんなが食えてって言う今のシステム
>まだまだ制度疲労に行き着くまでは時間がかかるだろうなあと思います。
うんうん、そうだとおもう。で、 イスラム圏や共産圏の『解放』(米国主催者側発表)
なんて事をやりながら、自国の破綻をどうにか先延ばしにしてたりなんかする
アメリカなんて、誠に面白いやつだなぁ、とおもったり、これは家庭内の不和を
隣の家の犬の泣き声問題で団結して戦う事によってなんとかつないでいる家のようで、
本当に困ったもんだなぁ、でも、面白いなぁ、隣の犬は実は狂犬病で、その家の息子は
極道からこっそり覚醒剤を仕入れていたり、マカロフを二丁胴巻きにいれてるかもよ、
なんて夢想をする事が今の私のトレンドだったりします。
>>235 結構大衆運動に楽観的なところがみえちゃうので私の想像では
・まだ、そんなことはやった事がない
・実践して、運良く、簡単に動いてくれる奴がいたので苦労は知らない。
そんな感じだと思う(爆
>>238 >結構大衆運動に楽観的なところがみえちゃう
それは自覚しています。
たぶん日本国内の報道と世界的にどんな動きになっているかの
ギャップを見ているからではないかと、自分では楽観的に理解しています。
いや、もちろん、日本だけ見てたら、「どうしようもないな」
と思えるのも無理ないと思っていますよ。
>>239 例えば、非常にリアリストで天皇大好きで、喧嘩っぱやい『小室直樹』が
『僕が嫌な日本になったら、僕は南洋に行く。』
『南洋の土人になってオマンコでチャッチャッチャってしてる』
なんてのは非常に面白くて、彼は大衆を信じてるようで全く信じておらず、
思想の方向は全く私とは違うのだが、そこらへんを突き詰めていくと、
結局、南洋でオマンコでチャッチャッチャになるのかもしれないな(爆
小室を読んだら面白いからね、読みなさいよね。
新左翼イデオロギーバリバリだった私は、最初『なんだ、この右翼オヤジは』とか
思ったけれど、読んでいくと右翼でもなんでもない。
ペシミスティックな天皇好きの学者だなぁ、って理解する事が出来ます。
橋爪大三郎っていう学者がいて、『構造主義』の紹介本も講談社新書で出してるんだけど、
そんな人間も不安ながらファンになっちまう、異端の学者だな、と思うのです。
>>240 えー、なんかやだなー。
と言ってみるテスト。
笑
>>241 でね、今気がついたんだけれど
『どじん』は一発変換されないのだ。恐ろしい事だよ、とおもう(w
でね、僕が神聖喜劇読んだんだから、あなたは小室直樹の
『天皇恐るべし』って本を読むといいと思うのだ。
これはすごい本だよ。天皇好きの学者が突き詰めていったら、天皇を否定せにゃならん
そんな結論になっちまうような本当に刺激的な本です。
保元の乱を白河天皇(1086年)から書き上げて、終戦までもっていくその手法、
実は、私の修士論文の基礎はこの本だったりする。
小室センセと言えば、20年ほど前、角栄に実刑判決が出た際に
ワイドショーに呼ばれて(呼ぶなよフジテレビ…)
「あの低能裁判官を死刑にしろ!」と暴れて
隣のアシスタントのお姉さんのストッキングを
伝線させちゃったのが有名ですな。
出演時間、正味5分ってとこだったかな?
あとはソ連が崩壊したときに著書の「ソビエト帝国の崩壊」
を引き合いに出してはしゃでいたのがなんともラブリーでした。
>>243 小沢遼子だったかな?あのメガネの評論家、田嶋が出ちゃって仕事なくなっちゃったけど、
あの人も小室にワイドショーで蹴られたらしいです(w
蹴った後にそのままスタジオから連れ出されて、もうテレビの画面には出なくなったけど、
その『ソビエト帝国の崩壊』のサイドの『瀕死の熊が世界であえぐ』ってのは
なんか出典があったらしいのですが、教えてもらったのに忘れてしまいました。
で、その姉妹篇の『ソビエト帝国の最期』って本は、ソビエトでもなんでもなく、
聖書の予定調和説を主題にしてたりなんかして、かなり面白いのです。
谷沢永一とか渡辺昇一とか、あそこらへんと同列に感じてる人もいますが、
そんな、レベルが違うよ、と思うのであります。
>聖書の予定調和説を主題にしてたりなんかして
そうそう、私も読後友人のクリスチャンに色々訊いて確かめましたわ。
聖書の「契約」とマルキシズムは底通するなんて話や、
弥勒菩薩は56億7000万年後再臨する!これこそが重要だ。
(なんで重要なのかは忘れました。ダメじゃん!)
なんて話はかなり興奮させられました。
弥勒菩薩の件、憶えてらしたらご教授ください。
んと、パウロの伝道とのからみで弥勒菩薩の話だしてましたね。
56億七千万年あとに再降臨なんだから、そんなに急いで悔い改めなくてもいいや、
なんていう仏教信奉者と、キリストの再臨は来年か再来年かも知れない、なんて考えて
パウロ伝道の切迫感との対比で出してましたね。
で、うろ覚えで書くのは申し訳無いので、私の部屋にいき、『援助交際白書』をはねのけ、
『禮記正義引書考』をはねのけ、『熱写ボーイ』をはねのけ、『JAZZ名盤名演奏』をはねのけ
で、件の『ソビエト帝国の最期』を手元に持ってきたんだけど、やっぱり
これは面白い本です。
こんな部分、任意に抜き出すと
『アメリカの軍事力を背景として強行された一連の軍事裁判によって、日本人は
否応なしに、『戦犯史観』を学習する事になった。いかにも、『正しき者は必ずかつ』
という神風史観の対偶(高校の「数1」の教科書「集合と論理」参照)をとれば、
「負けたのは正しくなかったからである」ということになるではないか。かくて
戦前の日本の更衣はすべて悪かった事として、十把ひとからげに否定される事になる』
その他河上肇の貧乏物語を好意的に持ってきたり川嶋博士の法学論議を引用したりと、
今でも先鋭的な話だよなぁ、と、今、再読して思ったです、はい。
あ、さっそくの返答、ありがとうございます。
いやあ、多彩なコレクションですなあ。(w
私の場合「行け!稲中卓球部」をはねのけ、「魁!クロマティ高校」をはねのけ
「おたんこナース」をはねのけても該当書籍が見つかりません。
どこ行っちゃったかな???
しかし引用してくださった箇所を読むだけでもラジカルな名著ですなあ。
ゴーマン関係者はまとめて落第だなこりゃ。
「どことはいわず、ひとたび共産党政権が成立するや否や、必ずカリスマの担い手が必要となってくる。
スターリン、毛沢東、カダフィ、カストロ、かかる指導者がいないことには、共産主義政権は
立役者のない田舎芝居のように興行が出来なくなってしまうのである。
一体全体、なんということだろう。こんな事はマルクシズムの原則上、あってはならない事である。
だから個人崇拝の撤廃が幾度となく叫ばれる、しかも、カリスマの担い手は復活する。
いくら廃止しようとしてもこれはどうにもならない。まるで日本におけるガン、入試『制度』
みたいなものではないか。何ゆえ似に、近代資本主義社会よりも進んだ社会であるはずの共産主義社会において
モーゼからはじまってヒトラーにいたるがごときカリスマの担い手が必要なのか。」
「かかる指導者がいないことにはマルクスの民は、ヨルダン川を渡って『望みの地』
に連れて行ってもらえないのか。(中略;この部分ではモーゼ・ヒトラーの必要性を述べる)
となると、これは、ずっと根本的な理由があるのではなかろうか。
共産主義は体質的に、カリスマの担い手を必要とするのではなかろうか。換言すれば、
それは共産主義の機能的要請ではなかろうか』
で、カリスマの担い手の必要性(ユダヤ・キリスト教とマルクシズムの共通性)をのべて、
M・ウェーバーまで持ってきたりしてて、面白いんだなぁ。
だから、やだなーなんていわずに魚好きは読むこと!
有事法制の本もいいけど、ここに二人の推薦者がいるんだから
魚好き君は、読んで報告するべきだと思いまーす
>>251 困った・・・・・
私はさ、ほんとの話、時間がないんだよね。
(これは、まあ、正確には説明不能です。)
あんまり困らせると、2ちゃんをやめちゃうよ。
と脅してみるテスト。
>>252 やめちゃうと、つまんなくなるのでやめなくていいです。
時間だって、私は来年度、どんな風に忙しくなるかわかんないし、
今も、冬だからといって、こんなにPCさわり放題できるのかといえば不安ですが。
神聖喜劇を私とか、他の人に奨めた理由は、この面白さを体験して欲しいよ、
ってことでしょ?いや、少なくとも、私はそう感じたんだけど、小室の面白さも
体験してみようよ、ってことなのです。根本的に思想のスタンスが違うのですが、
バイアス抜きで読めば、こりゃ非常に興味深い学者だし、言説だよってことです。
>>253 今手に入る本でお勧めはどれになりますか?
次元の違う話というのをわかりやすくまとめてくれたのには感心しました。
私には、あれがうまくできなかったもんで。
(だから結果的に放置したようになったんだけど、そのことを
あちらに書いても言い訳にしかなりません。)
195は、私のことを買い被っているんじゃないかとも思ってますけどね。
>>254 あ、お奨めってのは全著作なんだけど(w
カッパの新書で、ブックオフの100円棚には結構あるし、読もうと思ったら
数時間で読破できるから、何でもいいですよ。とりあえずアメリカに興味があったら
アメリカがタイトルに入ったやつ、韓国に興味があったら韓国がタイトルに入ったやつ、
私は『天皇恐るべし』がかなり出来のいい社会学の書物だと思います。
>>255 このスレッドにいらっしゃる方々ですが、すべて、私の目に狂いはないと思っております。
>>256 >ブックオフの100円棚には結構ある
ああ、そりゃ、お手軽でいいですね。
読んでみる・・・かもしれません。(笑
はい、百円棚なので、見つけたら買っておいてください。
ヤフーオークションなんかはしない、って聞いたけど、小室は絶版本も100円棚に
おかれることが多いのです。5000円越えるものもありますので。
あと、天山文庫から数冊、中公文庫から1冊、ハードカバーが十冊くらい。
そんな感じです
天皇の話がでたのでちょっと一言。
大日本帝国憲法の有名な条文「天皇は神聖にして犯すべからず」
これを私、「天ちゃんは神様なんだから汚しちゃダーメよ」と
解釈してたんですが、正しくは
「神様なんだからわしらが犯すことなんかできるわけねえぞ!」
って意味だと、大学時代友人に講釈されました。
D'ontじゃなくてC'antなわけですなあ・・・『天皇恐るべし』!
>259
アポストロフの打ち方滅茶苦茶。
Don'tじゃなくてCan't(鬱
>>259-260 そうそう、おかしてはいけないんじゃなくて、『そもそも』おかすことができない(爆
これはすごい憲法の条文だよな、ホントに、と思いましたね。
以前聞かれた
「イ尓 女馬 白勺」
について、メールにて
問い合わせ中です
返事が来るかどうかは判りません(www
なんだか読み返してみると誤解されそうな展開なので
いまさらですが、
>>227-228の展開で、私が「実践的な問題」と言っているのは、
195が言うような「サークル」などでする「運動」に限った話ではなく、
例えば、こういう2ちゃんのようなところでの他人との
コミュニケーションも含む、広い意味での実践的な問題ということです。
>>262 私もかなり楽しみなので、メールの返事を待つことにします。
期待通りの返事ならめちゃめちゃ嬉しかったりします。
>>263 で、そういうのも含めて、如何でしたか?私はそういうのを含めたら、
なおいっそうペシミスティックになりますよ(爆
>>264 >で、そういうのも含めて、如何でしたか?
2ちゃんでの経験で言うと、思ったほどの徒労ではなかった
(=やってみて無駄ではなかった)なぁと思ってますよ。
反戦スレや、ニュース世相スレでの経験からです。
>>265 ん・・・・・もしかして、「訳」が「×訳」になっているとかいう本ですか?
>「訳」が「×訳」になっているとかいう本ですか?
別スレにちゃんと書いてありましたね。
┏━━━━┓
┃CMN! ┃
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b30143999 ┃ ∧_∧
┗━━( ・∀・)< この本を見つけたら買っておくこと。
θ⊃≡⊂)
┏━∠━━━━━┓
┃古書にうす ┃♪ 最後の文庫広告がミスでとんでもない事になっている有名な文庫
┃ ┃
>>266 『川本三郎訳』が『川本三郎誤訳』っていう印刷ミスがあるのだ。
川本三郎だけに笑える誤植の文庫なのだ
で、私は徒労だと感じたのだぁ。
私と同じ方向性の思考をしている方を発見する事はできたが、その他はもう、
筆舌に尽くしがたい徒労だと思った、はっはっは。
で、選挙にいくのかいかないのか、いくとしたらその理由、
行かないとしたらその理由を書くスレッド、そんなモノは
今までありましたか?
>>268 私の先入観が間違っていたということかもしれませんが、
私は、もっと、テレビ漬けでレスするだけ無駄な人たちばかりが
ほとんどを占めているのではないかと思っていたのです。
例えば、反戦スレにしても、あそこに自分で書いたようなことを
思ってはいたけれど、自分でスレ立てしようとは思ってなかったし。
>>269 それは、見たことないですね。
しかし、そういうことを論じて何かいい結果が得られるとも思えないので、
自分じゃあまり近寄らない(滅多に開いてみない)スレになりそうな気がします。
「イ尓 女馬 白勺」の意味について
メールが来ないので直接聞いてみましたが
何だか説明に困りまくって気の毒なくらいでした
何とか聞き出した範囲で...
「イ尓 女馬 白勺」→最上級の罵り言葉、大喧嘩中に誹謗して使う
「去 イ尓 女馬 白勺」→キサマどっか行きやがれ!と罵る言葉
「イ也 女馬 白勺」→独り「何だあのヤロー!」と毒づく言葉
「去 イ也 女馬 白勺→」周辺の物体(机など)に当り散らす時に使うラスィ
でも「何で『お前の母ちゃんの』なの?」という問い掛けには
恥ずかしがって答えてくれませんでした
# ここが知りたかったんですよねえー(´д`;;;
やっぱ若くてシャイな男の子に聞いたのが間違ってたようですが
この反応から中国の小父様方には更に聞き辛そうだなあと
推測されます...
取り急ぎご連絡まで
>でも「何で『お前の母ちゃんの』なの?」という問い掛けには
>恥ずかしがって答えてくれませんでした
># ここが知りたかったんですよねえー(´д`;;;
そ、ここが知りたかったのです!私は台湾の留学生(女性)にも上海の留学生(女性)にも
しつこく聞いたのだけど、顔を赤くして、とうとう教えてもらえなかった。
>>272 あと一息なので頑張ってください。(他人に押し付ける悪い態度の195
最近、「名無番長」とか「ひげ番長」とか見かけるが俺じゃねーぞ。
元祖番長としては何か気にいらんヽ(`Д´)ノ
「NET番長@藤本」は認めてるが(w
あれ?30板で見かけたのだが、名無番長ってアウトロー板のデフォルト名無しか?
恥ずかしい(;´Д`)
>>275 名無し番長はアウトロー板のデフォルトなので、きっとそこの住人流れでしょう。
皿屋敷番長ってのも誰かつかってるのかもしれない。
化け猫のナベサダ騒動ってのも誰かにつかって欲しい。
ミルキーはママの味だが、パパしか本当のママの味を知らないのではないか。
ママンの味を知るには富士見ロマン文庫がお奨めだ。
で、とんでもないお宝古書店の話なわけだ。
ポプラ社の江戸川乱歩シリーズが100円なんだけど、本来ならこれは1000円でも
おかしくないのだ。プロットだけ小林少年で明智君なんだけど、別の作家が子供のために
書いたって事を、今日、彼女に『そりゃ、常識だぜよ』と説明されて、なんだ、有名な話だったのか
なんてがっかりしながらも、そんな本も、また、絶版の岩波新書、きだみのるの
『にっぽん部落』なんてのはもう書名からして再販は絶対されないんだけど、そんなのが
50円だったり、それはもう、私の脳味噌は沸騰寸前だったのだ。
魚好きが『私は本を集める趣味じゃない』っていっていたが、私は本を集めるのが
好きなんだと思う。買わなきゃ二度と手に入る機会はないぞ、なんて脅迫があるので
すぐ買ってしまうのだ。
memo
書名『十回十回クイズ違うね!』
最近DAT落ちが多いぞ。
雪村スレといいい最悪の野崎スレといい。。。。
さぼるなYO(`∀´)
>195
例の「徒労」の話を蒸し返してしまいますが、
何か目指すもの(状態)があったとして、それに対して
どうであるから、徒労とか徒労でないとかいうことがあるわけで、
その受け取り方の違いがあるのだろうと思うのですが、
私なんかは、はなっから、私の2ちゃんへの書き込みで世の中が
変わるとはさすがに思ってないし、そんな大目標に向かっている
わけでもないので、例えば、前のアナ番スレの最後のあたりで、
私にとってはあまり見覚えのないハンドルの人から
9・11関連の当時の書き込みについて
>魚好きさんのレスが光ってました
なんて書いてもらえると、もうそれだけで、
「あぁ、やっぱり無駄ではなかったなぁ」なんて単純に思ってしまうのです。
>>284 雪村いづみスレッド、上のほうにあったから大丈夫だと思ったのに、なくなっちゃった。
下のほうから押し出されるわけじゃないんだ。知らなかった。
>>280-283はヤフオク高価文庫一覧なわけだ。
>>285 例えば、講談社学術や岩波は、そりゃ、いつかは読みたいな、とか思って買うのだけれど、
読まないな、とは思いながらも、金子国義が挿絵を書いている富士見ロマン文庫とか、
『韓国からの通信』なんてのは読もうとは思わないけど絶版だから買ったし、
私にとっての本は、読むものであると同時に絵画みたいなもんだとも思う。
書棚にずらっと並んでるのは、なんか楽しい。
>>286 そりゃそうだ。でもそれは同意を得られたんだから、啓蒙とはちょっと違うんだと思うのだ。
旗幟鮮明なやつを何とかするのは本当に難しいもんだな、と思うのだ。
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e21190496 西勝造先生の極めて珍しい小冊子!「太上感応篇並びに解説」(研究用資料付き)
なんだけど、『道蔵』のたった1000文字ちょいのこの書物、言うほど重要典籍じゃない
ような記憶がある。一般的には『素問・霊柩』のほうがいいし、『傷寒論』とか
『九鍼十二源』の方がいいのにな、と思うのだ。私が返り点つけて、解釈して、
コピー出したら売れるのかな?なんか売れそうなので楽しいぞ。
東洋医学系の漢籍はあまり翻訳がないのだ。『道蔵』だって翻訳はほんの一部しか
されてないのだ。どうしよ、2ちゃんから引っ込んで、こんな事でもやるかな?
>>285 やはり乱歩自らが少年向けに書き下ろしたものと、代筆者が書いちゃったものが
混ざってるそうですよ。その代筆者の名前を、ボクは大学時代に横溝ファンで小栗ファンで
久生十蘭ファンで、乱歩ファンで、夢野久作ファンの人から聞いたのだ。
乱歩全集をくれたのは彼なのだ。ものくるる友だったのだ。
とりぷ獲得記念ぱぴこ。
スレの主たる流れとは別の傍流の話題でのレスですが、
>>289 >啓蒙とはちょっと違うんだと思うのだ。
うん、ですから、私は、元々啓蒙しようという意図はないのです。
(自分に啓蒙ができるとも思っていない。いや、啓蒙ができるか
どうかということを問題にしてもいない。)
というレスをしようと思って、念のため、「啓蒙」を新明解で確認してみました。
>情報の寡少な一般人に必要な知識を与え、知的水準を高めること。
というわけで、私がやっていること(やろうとしていること)は、
明らかに「啓蒙」ではないですね。
知的水準なんて、そう変わらないだろうと思っているのですよ。
(この話題、まだつづく かもしれない)
やぁ、続きを待ってたのだけど、『かもしれない』を読み飛ばしていたのだ。
じゃ、何のための意見開陳で議論の書きこみなんだろう、っていう質問をしてみたりする。
車がぶっ壊れたので、とうとう、明日から車無しだ。
明後日、前輪駆動の『ぼっこ車』がくるので、それで我慢するのだ。
『ぼっこ車』っていっても、伝わんないかもしれないなぁ(w
>>295 記念とは言わず、また、頻繁にきてください。
>>297 議論とはなにかという話になるのかな。
議論というのは、
「より正しい見解の持ち主がそうでない人を啓蒙するためのもの」
とは私は考えていないのです。(結果的にそうなることはありうるが。)
異なる意見の持ち主であっても、私が自分の見解に根拠を持っているように、
相手も異なる意見にその人なりの根拠を持っているわけです。
で、議論というのは、間違ったことを考えている人に正しいことを
教えてやるというものではなくて、異なる意見の持ち主が
それぞれの根拠を述べ合って、どちらの見解がより強い(説得力のある)
根拠を持っているかを明確にしていく過程だと思うのです。
(ここらへん参考文献:『論理的に考える方法』小野田博一
>195
「じったばっこ」(だったかな?)って、なに?(笑
『じったばっこ』
ジッターバグの日本での呼び名。『ジルバ』という呼称と争って
破れた。ドリフ入りを志村けんと争ったすわ親治のようなもんである。
そうかぁ、議論ってそんなもんかぁ。後半部分に異論があるのです。
300 :
アナ番●:03/01/31 16:16 ID:ocdQOwtG
300キタ━━━━(◕ฺ∀◕ฺ)━━━━!!!!!!