【日本】波照間島【最南端と言わせろ】

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130名無しさん@天国に一番近い島
島唯一の、と言ってよい海水浴場がこのニシ浜です(最近では「西の浜」と
呼ばれているようですが、ここではあえて「ニシ浜」と呼ばせて頂きます)。
島の北西部、ちょうど港の西隣りとなります。港の隣りだからと言って、船
が着いて港からすぐ行けるのかと思うとそうではなくて、通常はいったん
一周道路まで登ってからニシ浜への道を降りていくことになります。歩いて
10分くらいかかるでしょうか。ショートカットしたい人には、漁港の堤防
を上って反対側の岩場に降りて浜に行く、という裏技が使えます。これだと
徒歩3分ほどですが、カニのたくさんいる岩場は足元が危ないですので、
十分に気をつけて下さい。このニシ浜ですが、1キロ近く続いている真っ白
な砂浜です。前方に西表島をのぞみ、天気の良い日は、太陽光線が反射して
まさに目が覚めるようなエメラルドグリーンの海となります。海岸は遠浅で、
沖の方まで浅い浜が続きます。よって、潮が引いてしまったときは、
泳げるようなある程度の深さのところまで行くのが結構大変です。
泳ぎに行くときは、その日の干潮・満潮の時刻を確認してから行くのが良い
でしょう。その遠浅の浜を沖に向かって泳いでいくと、だんだん熱帯魚が現れ
てきます。浜の中程に防波堤が2つあるのですが、その防波堤から外側に
珊瑚や魚が多いです。防波堤の外、とは言っても、そんなに深いところでは
ないし(足も着きます)、リーフの内側なので波もほとんどなく、私のよう
な泳ぎがそんなに得意でない人にとっても安心してシュノーケリングできます。
ある程度沖に進んでいくと、急にドーンと深くなっているところがあります。
そのあたりが、たくさん魚がいるところです。珊瑚も大きなものが多く、
魚もいろいろな種類がいます。大きなものでは1m近くもあるような魚も
あいにく、私は魚には詳しくないので(わかるのはクマノミとツノダシ
くらいここで説明できないのが大変心苦しいのですが、まあご自分の目で
ご確認下さい。また、たくさんの魚を見ると、「写真に撮りたい!」と思っ
てしまうのが人情ですが、波照間島では「写ルンです・水中」は売っていま
せんので、必要な方は必ず石垣で買っておくことをお勧めします。あ、それに
シュノーケリングの道具ですが、泊まった民宿でも貸してくれますが、
浜にはレンタルなどは当然無いので、出来れば持参するか、持っていなけれ
ば、そう高いものではないので、島に来る前に石垣のホームセンターで買っ
ておいた方がいいかもしれません。
シュノーケリングをするには、他の島の浜のように、岸のすぐ近くに魚が
いないのがやや残念ですね。そして、何分もかけて沖まで泳いで行く分、
魚のいる場所に着いたらなかなか岸に戻りたくなくなるので、ついつい長い
時間泳いでしまい、天気の良い日は背中だけ焼けてしまう、という結果に
なることもあります。背中の日焼け止めをいい加減に塗っておくと、夕方に
なって「椅子の背もたれによっかかれない」という状態に陥ってしまう
ことがあるので(実例多数)、くれぐれも日焼け対策は抜かり無いように。