春夏秋冬…京都へ その百十五

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730列島縦断名無しさん
陶淵明 “飲酒”

飲酒
結盧在人境
而無車馬喧
問君何能爾
心遠地自偏
采菊東籬下
悠然見南山
山気日夕佳
飛鳥相与還
此中有真意
欲弁已忘言

酒を飲む
盧を結んで人境にあり
而も車馬の喧(かまびす)しき無し
君に問う何ぞ能く爾ると
心遠ければ地自ずから偏なり
菊を采る東籬の下
悠然として南山を見る
山気 日夕に佳く
飛鳥 相与(とも)に還る
此中に真意あり
弁ぜんと欲して已に言を忘る