春夏秋冬…京都へ その百八

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664カール・シュヴァルツシルト
運命は変えられるのか?
私は甚だ悲観的だ。

残念ながら私にはこのような生き方しか出来なかった・・・・。違う人生があり得たとは決して思えない。
京都を旅する多くの人たちもまた、色々な想いを噛みしめて人生を歩いてきたのだろう。

平安の昔から癒しや救いを求めて、人は京都を想い夢に見た。
現代に繋がる文化の発祥の地でもあった。

若かりし日も、今も、変わらず京都は特別な街であり続けた。
南禅寺の三門はるか高く聳え立つ赤松の大木たちに再会する度に、いつも私は、しばし目を閉じて去りし日々の回想に浸るのだ・・・・・。