【栃木】県立岡本台病院の40歳代男性看護師が入院患者の預かり金の釣り銭計約39万円くすねる 全額返金したので刑事告発しない方針
栃木県立岡本台病院(宇都宮市下岡本町)の40歳代の男性看護師が、精神疾患の入院患者
4人からの預かり金計約39万円を10か月間にわたり私的流用していたことが26日、分かった。
県が発表した。患者の希望で看護師が購入した物品のお釣りを返していなかった。計算が困難な
重症者の弱みにつけ込む手口で、購入金額のチェックそのものがないなど病院の管理もずさんだった。
県によると、看護師は昨年3〜12月の計20回にわたり、40、50歳代の患者4人に衣類や生活用品、
家電製品の購入を頼まれるなどして預かった計約81万円の残金39万1570円を返金しなかった。
看護師は14万5800円を大学生の子供に仕送りするなど私的に使い、24万5770円は院内に保管していた。
病院職員が昨年12月、預かり金台帳を確認した際、残額が少ない患者がいることに気付いて発覚。
看護師は「ボーナスで返すつもりだった。患者の方々には申し訳ないことをした」と話しているという。
同病院は、外出や金銭管理が一人では困難な重症患者から10万円ほど預かり、銀行口座で一括管理。
患者に買い物を頼まれた看護師が事務職員に必要額と品名を書いた伝票を出し、事務職員が引き出した
現金で代理購入を行っている。
同病院の取り扱い要綱では、残金は事務職員に戻す規定だが、購入額の報告やレシート提出の
義務はなく、購入金額とお釣りをチェックする職員が誰もいなかった。同病院は台帳が残る2009年6月まで
収支を調べたが、「ほかに同様の不正はなかった」という。
中岡真事務局長は「チェック体制が甘かった」と話した。
看護師は今月13日までに全額返金し自宅謹慎中。同病院はレシート提出などを義務化する。
県は看護師が全額返金したことなどから刑事告発しない方針。
ソース
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120127-OYT1T00334.htm?from=main8 ガッハッハッハwwwwwwwwwwwww