>暴風が約70万円を持ち去った―。身寄りのない高齢者や障がい者の生活を支援するNPO法人「みのりの会」の
理事長・玉木勉さん(64)が5日、那覇市天久の利用者宅を訪ね1カ月分の生活費を届けようとしたところ、
強風にあおられて転倒。持っていた現金約95万円入りの袋が吹き飛ばされ、お札が大浜第一病院の上空へ舞い、
海側へ飛んでいったという。
玉木さんは「みな支給日を楽しみにしていて、どうしても5日に届けたかった。まさか、こんなことになるとは」
と頭を抱えた。
現金は、利用者の生活保護費から介護保険料や食費を差し引いた1人6万円の生活費5人分と事務所の人件費など。
生活費は銀行の封筒に入っており、表に利用者名が書かれているという。アパート周辺から約25万円を探し出し、
当面の生活費各2万円を配った。
玉木さんは「自分の年金をやりくりして続けている活動で、さらに持ち出しが増えると苦しい。見つけたら交番に届けてほしい」と訴えた。情報提供はみのりの会、電話098(868)5280。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-08-08_21789/ 内地では、これを貧困ビジネスと呼ぶのだが、沖縄では違うようだ...