オサーンの青春18きっぷ Part18

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67列島縦断名無しさん
旧市街地は今 オチ

>>柳ケ瀬アーケード 全面改修断念(朝日2008年)
 岐阜市の柳ケ瀬通3丁目商店街振興組合の資金が横領されたとされる事件で、18日に逮捕された元代表理事のM容疑者(58)は約1千万円の着服を認めているという。
資金不足に陥った組合は、計画していたアーケード全面改修事業を断念することを正式に決定した。
 組合によると、M容疑者は00年5月〜06年10月に代表理事を務め、06年6月まで会計係も兼務。
会計係を引き継いだ際、使途不明金があることが発覚した。
約1300万円を組合口座から不正に引き出すなどした形跡があり、このうち約300万円を既に返済したという。
 本来、印鑑を管理する代表理事と、通帳を管理する会計係は担当が別だが、容疑者は「会計を管理できるのは自分だけだ」と主張し、兼務を続けたという。
I現代表理事は「好ましい状態ではなかったが、当時は全面的に信頼していた」と話した。
 この問題であおりを受けたのが、1、2丁目の組合とともに計画を進めていたアーケード全面改修事業だ。
実現すれば、総事業費約1億2千万円の大部分を国などが補助。
3丁目組合は500万円を負担するだけで、老朽化した屋根の張り替えだけなく、防犯カメラの設置、ペンキの塗り替え、電線の補修など全面的な改修ができる算段だった。
 全面改修には、1、2、3丁目の組合員全員の合意が絶対条件だが、着服を見逃した責任をめぐって3丁目組合では亀裂が入り、全員の合意が取れない状況が続いた。

 一方、今年5月には屋根の落下が目立つようになった。
事故やイメージダウンを危惧した組合は金融機関から1千万円を借り入れ、8〜9月に600万円で屋根のみを急いで改修。
この結果、さらに資金が回らなくなり、3丁目組合は全員の合意を得ることを断念。全面改修をあきらめることを決めたという。
 アーケードでは、漏電などのトラブルも起こっている。
3丁目組合は「柳ケ瀬全体に与えた経済的損失は計り知れない」として被害金返済を求める民事訴訟も検討しているという。
市川代表理事は「アーケードは柳ケ瀬の象徴。老朽化したまま改修事業を断念するのは断腸の思いだ」と怒りをあらわにした。