オサーンの青春18きっぷ Part18

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448列島縦断名無しさん
【岐阜】
名鉄に広見線の維持求める 対策協の方針一致、住民も利用に努力
2009年2月24日
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20090224/CK2009022402000024.html

 名鉄広見線新可児−御嵩間の存続を求める対策協議会(会長・渡辺公夫御嵩町長)の第4回会合が23日、同町中公民館であった。
名鉄側に現状の形態での経営維持を求める方針で一致する一方、ライフスタイルを変え鉄道利用促進を目指す意見も出された。

 同町、可児市、八百津町の首長と関係者32人が出席、町民ら20人が傍聴した。冒頭で担当者が、存続と廃線にかかわる試算結果を発表。
1日約700人の潜在需要があることや、存続すれば自動車で移動した場合に比べ、移動費や環境改善費などの面で約3億−4億円の便益が得られるなどとした。

 存続の選択肢として第三セクター方式と名鉄による運行維持を挙げ、「第三セクターでは大幅な赤字が避けられない」とし、現状の経営維持を求める方針で一致。
その上で、経営を維持できるよう行政と住民が採るべき方策を議論した。

 工業団地従業員の利用促進のためにシャトルバスを運行する、電車内に自転車を持ち込めるようにする、利用者に地域通貨を付与する−などの案が出たが、
具体的な施策は示されなかった。

 出席者からは「利用者を増やすために、鉄道を中心としたライフスタイルに変えるべきだ」と住民の努力も必要とする意見が出された。
山田豊・可児市長は「固定資産税減免など行政が支援できる赤字縮小もある」と名鉄への税優遇を示唆した。

 次回は4月をめどに開催する。

 (志村彰太)