尾道を語ろう!パート5

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9列島縦断名無しさん
伝統品とは、そもそもお土産品とは違う。
伝統とは代々受け継がれるものである。

おそらく尾道からの若者の流出は尾道以外で「新しい光景」を夢見たからであろう。
その意味で現在尾道からの若者の流出の事実は衝撃的である。

その理由は、廃れた光景を眺め「可哀相」と同情する気持ちと似ている事に求められよう。
個人商店が「可哀相」という状況を上手く媚びて、
観光客相手に上手に商売を行なっているのも見受けられるが、
この構造は若者の尾道流出の理由に求められよう。

尾道商店街では、消費者購買意欲の変化により、以前は存続していた業種が立ち行かなくなり、
個人商店の軌道修正の一環として「伝統」という詠い文句の元、
お土産品屋として業種変更している店舗も存在する。

伝統とは、新しものとは対極である。
新しい事に抵抗する場面にも出くわすが、反対に老舗として個人商店で、
成功している商店も存続するが、その従業員は身内であることも少なくなく、
また業種も短純労働労働であるため激安の労働賃金である。

また尾道では多用な職種が存在せず、
単純労働&激安賃金でも職種変更出来ないノースキル労働者が存在する環境でもあり、
企業内の不祥事を内部告発出来ない構造となっている。
またこの事が食の安全の告発を困難にもしている。

その結果若者は尾道を捨てた。
尾道では伝統ではなく、新しい大胆な方向を政策面で求められている。

http://jp.youtube.com/watch?v=f4WFffecXeM