東横イン-16 新大阪中央口本館

＜耐震強度偽装問題＞東横建設でも偽装　ホテル100件以上が対象か

　ビジネスホテル大手・東横イン（東京都大田区）は22日、関連企業の東
横イン開発（東京都大田区）が構造計算書の偽装を行っていたと発表した。
姉歯建築設計事務所（千葉県市川市）の書類偽造問題に関連し調査を
行ったところ、偽造が判明したという。
　東横インは全国でビジネスホテルを展開しているが、建物の改装により
営業している店舗以外のほとんどが東横イン開発の設計により建設され
ており、同ホテルチェーンの店舗全114店の大半が該当するものと見られ
る。なお、東横建設は東横インの店舗以外の設計は行っていないという。
　東横インによると、偽装は現在建築中の建物も含まれるものと思われ、
最大で100件以上の建物に偽装があるおそれがあるものと見られる。同
社では、各店舗の状態、強度の低下具合に関して正確な調査が完了し
次第、営業中止等の対応を検討するという。