伊豆を語ろう!!10

このエントリーをはてなブックマークに追加
466列島縦断名無しさん
しょっぱい温泉の多くは単純泉。
日本の法律、温泉法では温度21度以上の地下水は「温泉」と認定される。
昔は深く掘れなかったため、人間が掘れる深さで21度以上というのは
直接原泉にあたらなければでなかった。
が、技術は進歩し、今では数千メートルをも掘れることができるようになった。
水温は地下100m進むごとに約3度高温になっていく。
つまり地表で0度の水でも700m掘ればそれは21度。つまり温泉認可の受けられる
水に変わるわけです。
実際にはそこまで掘らなくても500m程度の深さに地下水があればいいわけです。
ポンプで汲み上げ沸かして浴槽に。それで天然温泉のできあがりです。
更には、温泉認定は永久有効&以後無調査。
つまり調査時にのみ21度以上の地下水がでればあとは水道水を沸かしても
温泉として通用するのです。
昨今、あちこちにオープンするほとんどがこの法律を活かした温泉です。
近い内に改正される予定があり、そのまえの駆け込みで急激にオープン
しているワケです。

日本は島国。かつ河川の多い国土。
深さに差こそあれ、ほとんどの地域で「温泉」が出るのです。

熱海なんかは年間の湯の湧出量よりも排出量のほうが数倍程度では
効かないほど多いし、伊東は公開していません。

本物かどうか、と聞かれれば「(法律的には)本物ですよ」という回答に
なるでしょう。

実際、ポンプを使わないで自然湧出かつ過熱ナシの新法による温泉など、
国内に数百軒程度になるのではないでしょうか?
逆に原泉が熱すぎて冷ますために加水している温泉や、雪で冷ましている
温泉、川原に原泉があり、原泉時点で河川と混じってしまっている温泉など
は可哀想ですが、ランクの落ちる温泉になってしまいます。