447 :
石垣太郎 その1:
5日帰京予定(那覇経由)で、ANA(ANK)の超割を購入。
4日 ANAホテル・サンコースト館に泊。
欠航決定までキャンセル待ち番号は受けられない、と確認。
フロントに内線で、運行状況を教えてくれることを確認。
5日 6時起床。
欠航決定は、早朝に全便分か出発2時間前のいずれかとのこと。
早朝より、ANAホテルロビーには、運行状況表が掲出。
JAL(JTA)は、早朝に全便欠航を発表。
ANAは午前中分のみ欠航を発表し、午後分に関しては未定。
午後一の便だったので、午前中から石垣空港で待機。
空港ロビーは超満員。
出発予定1時間前に欠航発表。
即、カウンターでキャンセル待ち番号を受ける。
5日分 Sクラス200番前半。
前にAクラス数百人がいる。
サンコースト館に台風料金で泊。
ANA系に石垣-羽田の直行便は無く、那覇乗換えとなる。つまり、首尾よく石垣から乗れても、
再度那覇でキャンセル待ちをしなけばならない。
6,7日分の那覇のホテルを予約。レンタカーを借り出し延長。
つづく
448 :
石垣太郎 その2:02/09/09 20:07 ID:tvHOtlM4
6日 全社全便欠航。 ANAホテル・サンコースト館閉鎖で、タワー館へ移動。
始め、タワー館の台風料金適用で5000円アップの価格を提示される。
”一言”言った所、前日と同料金(サンコースト館のもの)で交渉成立。
ホテルのインドアプールに入りながら、窓の外の暴風を見る。
地獄の沙汰も金次第、を実感。
車で、美崎町に行き八重山そば・ソーキそばを食す。
7日 運行再開。JAL5便臨時増便。ホテル、チェックアウト。 レンタカー返却。
ANA、午後3時まで、「臨時便未定」と繰り返し、3時に「臨時便は、諸般検討しましたが
不可能と決定しました」 空港ロビー(ANA専用)超満員の一堂、
「へぇ〜・・・」と疲れきって、ブーイングすら起こらない。
一方、Aクラス(スーパーフライヤーズ会員等の上得意)は、4〜6日分の全員が搭乗できた模様。
カップル2組の4人で行ったが、手持ち金が底を付き、安ホテル(駐車場つき)へ都落ち。(一泊一人3500円)
8日那覇でのもう一泊の危険も考えた。
同じレンタカー屋に空港まで迎えに来て貰い、レンタカーを借りる。
レンタカーやのね-ねーは愛想がよい。 マエサトのマックスバリューで明朝分朝飯を買出し。
憂さ晴らしに、4日につづき2度目の「焼肉金城」へ。 ここでも、順番待ち。
連れを残し、午後7時空港に偵察。 あすAM0945に120人乗りの臨時便が出ると掲示あり。
搭乗予定番号が我々の後ろ数人で切られていた(恐。
石垣牛ステーキ、特撰カルビなどで一人5000円也。
因みに4日はコースを頼み、一人3000円弱。
つづく
449 :
石垣太郎 その3:02/09/09 20:07 ID:tvHOtlM4
8日 朝5時半起床。 空港に直行。 先客が既に10名ほど。
椅子取りゲームに何とか勝つ。 朝7時半カウンター業務開始。
那覇-羽田はキャンセルは出ていないが、キャンセル待ちは現時点で20人なので、
8日中に何とかなるのでは、曖昧なカウンター嬢の答え。
石垣での臨時便チェックイン時、席を搭乗口付近にしてもらう。
定刻に石垣発。 那覇到着後、ANAカウンターキャンセル窓口まで猛ダッシュ。
ほぼ、当便では一番位の番号をゲット(一日通し番号なので、100番くらい)。
その数字に衝撃を受け、那覇泊を覚悟する。 空港内でやっとまともな飯にありつく。
だが、念のためマメに定期便のキャンセルをウォッチ。
結果、奇跡か午後一の便に首尾よくチェックインできた。
出発予定まで15分。大慌てで、空港内を走る。
時刻を過ぎて機内に。
羽田に着くまで、生きた心地がしなかった。 しかし、終わってみればこれも経験、と思えた。
海外で、こんな目に遭う事を考えれば、ここで経験しておくのも悪くなかった、と慰めている。
今まで、飛行機は数十回は乗っているが、運良くというか「欠航数日」は初めてだったから。
石垣のレンタかー屋のねーね-は、「こんなひどい台風は10年は無かった」と言っていた。