平成5年度と平成11年度の関西5私鉄+JR酉の輸送データを比較してみよう。
(1)1日当り輸送人員(単位:千人)
H5年度 H11年度(H5年を100とした場合の%)
JR酉: 4,945 → 4,981(100.7)
近鉄: 2,185 → 1,903(87.1)
南海: 828 → 715(86.4)
阪急: 2,163 → 1,892(85.6)
阪神: 658 → 516(78.4)
京阪: 1,092 → 904(82.8)
(2)延べ人キロ(単位:百万人km)
H5年度 H11年度(H5年を100とした場合の%)
JR酉:54,647 →52,588(96.2)
近鉄:15,231 →13,453(88.3)
南海: 4,893 → 4,376(89.4)
阪急:10,767 → 9,408(87.4)
阪神: 2,250 → 1,835(81.6)
京阪: 6,356 → 4,663(82.8)
(3)客車走行キロ(単位:千km)
H5年度 H11年度(H5年を100とした場合の%)
JR酉:1,221,388 →1,258,168(103.0)
近鉄: 329,909 → 332,248(100.7)
南海: 84,110 → 100,473(119.5)
阪急: 164,070 → 168,356(102.6)
阪神: 40,918 → 36,096(88.2)
京阪: 93,595 → 98,769(105.5)
これらから、次の事がわかる。
JR酉:輸送人員が唯一増えている。関西1番。
近鉄:ローカル線が多い割には健闘。大手5私鉄の中で1番酉との競争が緩いせい?
南海:関空開業の為か、客車走行キロの伸びは一番。延べ人キロも健闘している。
阪急:JRとの競争が一番厳しい事を考えると、意外に踏ん張っている?
阪神:客車走行キロが減っているのはここだけ。一番ヤバイ?
京阪:延べ人キロの減少が一番激しい。特急客をJRに取られた?
これらの資料を見る限り、阪急は阪神よりも健闘しています。
妄想オタの皆さん、いいかげんな事を言うのはやめましょう!